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働く女性の「ワーケーション」に関する意識調査



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日本全国でテレワークを実践する、自分らしい働き方を希望する女性向けのコミュニティサイトを運営している株式会社キャリア・マム(本社:東京都多摩市、代表取締役:堤 香苗)は、キャリア・マム会員213名を対象に「『ワーケーション』に関する意識調査」をWEBアンケートにて実施いたしました。


【調査サマリ】
■ワーケーションへの興味関心の高まり
働いている人を対象に「ワーケーションをしてみたいですか?」と聞いたところ、「とても興味がある」から「興味がある」までを合計して84.4%が「はい」と回答。8割以上が「興味がある」という結果になりました。

■ワーケーションする際に選ぶポイントは、第1位が「通信接続環境(フリーWi-Fiなど)」
次いで、第2位が宿泊先(ホテルにテレワークの環境が整っている)、第3位が「食事」。

■ワーケーションは滞在型が人気
「4泊以上1週間程度」を希望する声が22.2%と最も多く、次いで、「週末を活用した2泊3日」が19.8%という結果になりました。「2週間以上」を希望する層も33.3%と比較的多く、「週末のリフレッシュ」よりも「滞在型」の傾向が見られました。

■行ってみたいワーケーション先、第1位は「沖縄県」(50.0%)
第2位「北海道」(34.9%)、第3位「長野県」(18.5%)という結果となり、ワーケーションだけではなく、観光地としても有名である都道府県が上位になりました。


【調査背景】
リゾート地や温泉地で、休暇気分を味わいながら仕事ができるスタイルを指す「ワーケーション」は、働き方改革促進を進めるにあたって作られた造語です(work[ワーク=働く]+vacation[バケーション=休暇])。国土交通省観光局でも、新たな旅のスタイルとして特設ページを設けて紹介しています。2019年発足の「ワーケーション自治体協議会」には、22の道県をはじめ150以上の市町村が参加しており、日本テレワーク協会も運営に携わっています。また国土交通省では、テレワーク関係府省(内閣官房、内閣府、総務省、厚生労働省、経済産業省)と連携して、テレワークの普及促進に取り組んでいます。
令和3年度「テレワーク人口実態調査」におけるテレワーク実施者の割合は、緊急事態宣言中に増加し、昨年度比倍増の「19.7%」となりました。
そこで株式会社キャリア・マムでは、テレワーク急増中の現在において、ワーケーションへの意識も高まっているのではないかとの仮説に基づき、在宅ワークに取り組むキャリア・マム会員213名に「ワーケーションに関する意識調査」を実施しました。


【調査概要】
調査の方法:WEBアンケート(2021年1月7日~23日 17日間)
調査の対象:20代~60代以上の女性 213名
調査主体 :株式会社キャリア・マム
(※本リリース内容を掲載いただく際は、
出典「キャリア・マム調べ」と明記をお願します)


■回答者の約50%に「テレワーク」経験あり。
「仕事をしている」回答者の80%以上が「ワーケーションに興味がある」

・「テレワーク(在宅勤務、在宅ワーク)でお仕事をしていますか?」との質問に対し、「テレワークをしている」との回答が「50.2%」、「働いているが、テレワークをしていない」という回答が「31.0%」でした。

・「働いている」と答えた173人に対して「ワーケーションをしてみたいですか?」との質問に、「とても気になる」が「23.1%」、「都合がつけばやってみたい」が「23.7%」、「興味がある」が「37.6%」となり、合わせて「84.4%」が興味を持っていることがわかります。

・反面、「いいえ、興味がない」「いいえ、全く興味がない」「仕事の都合上できない」と回答した15.6%に対して、その理由を聞いたところ、「仕事と余暇は別にしたい」という回答が53.6%と最も多く見受けられました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/302061/LL_img_302061_1.jpg
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(その他の回答)
・リラックスし過ぎて仕事ができるか心配
・車椅子なので、旅行をするのが大変
・乗り物が苦手で、特に長時間の移動ができないから


■「ワーケーションをする際に選ぶポイント」は「通信接続環境(フリーWi-Fiなど)」が1位、続いて2位「宿泊先(ホテルにテレワークの環境が整っている)」、3位「食事が美味しそう」

・「ワーケーションで重視するポイント」は1~2位と4位に「ワーク」要因、3位と5位以下に「バケーション」要因がバランスよくランクインしており、ワークとバケーションの両方をしっかりこなし、楽しみたいという意識が現れています。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/302061/LL_img_302061_4.jpg
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その他の回答
・(海など)自然が多くてリラックスできる
・適度に静かな環境
・部屋にPC用の机と椅子がある
・地元の人と交流できる
・物価が安い
・仕事の報酬と宿泊代などが見合っている
・治安のよいところ


■期間は、1位が「4泊以上1週間程度」、2位が「週末を利用した2泊3日」
「週末のリフレッシュ」よりも「滞在型」の傾向

・ワーケーション高関心度層(「とても気になる」「都合がつけばやってみたい」と答えた層)に対する質問「一回のワーケーションで行きたい期間は?」には、「4泊以上1週間程度」を希望する声が「22.2」%と最も多く現れました。
次いで、「週末を活用した2泊3日」が「19.8%」という結果になりました。

・「2週間以上」(「2週間程度」「3週間~1か月未満」「1か月以上」の合計)を希望する層も「33.3%」と比較的多く、「週末のリフレッシュ」よりも「滞在型」の傾向が見られました。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/302061/LL_img_302061_5.jpg
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■回答数の多い順
ワーケーション高関心度層
4泊以上1週間:18/22.2%
2泊3日 :16/19.8%
2週間 :13/16.0%
3泊4日 :13/16.0%
1カ月以上 :12/14.8%
1泊2日 :5/6.2%
3週間~1か月:2/2.5%
日帰り :2/2.5%
合計 :81/100%


■「日本国内でワーケーションするなら?」の回答は「1位:沖縄県」「2位:北海道」「3位:長野県」

・「沖縄県」(50.0%)、「北海道」(34.9%)、「長野県」(18.5%)で、観光地としても有名な道県が上位です。

■日本国内でワーケーションするならどの都道府県が良いですか?

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/302061/LL_img_302061_6.jpg
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■「なぜその都道府県でワーケーションをしたいのか」の理由は、「きれいな海」「自然が豊か」「リゾート地・避暑地がある」など、バケーション要因が上位に

・ワーケーション高関心度層に「ワーケーションをしたい都道府県」を選んだ理由を尋ねたところ、
〈沖縄県〉 :「きれいな海がある」「(冬は)暖かい陽気がよい」「ゆったりと過ごしたい」
〈北海道〉 :「自然が豊か」「食べ物が美味しい」「行ってみたい」「観光地がある」
〈長野県〉 :「リゾート地・避暑地がある」「自然が豊か」「スキー場がある」
〈京都府〉 :「落ち着いた雰囲気」「食べ物が美味しい」「観光地がある」
〈神奈川県〉:「海が近い」「近場だから」「温泉がある」「自然がある」
といった理由が上位に入りました。
場所選びの理由からは、「ワーケーション中にもしっかり観光やレジャーを楽しみたい」という意識がうかがえます。


■「ワーケーションをしたい都道府県」ベスト5の「なぜその道府県でワーケーションをしたいのか」

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■想像すると楽しそうで社会に浸透してほしいものの、仕事以外の現実的な課題も(家族、コロナ禍など)
最後の設問ではワーケーションについてのフリーコメントを集めました。(以下抜粋)

・温暖で風光明媚なところで、仕事の合間に海や山を楽しみたいです。
・パソコンとスマホと資格があれば、ワーケーションはいつでも可能だと思います。
・地方は物価が安くて、空気や水もきれい、感染もしにくそうだから、そこで仕事ができたら理想的だ。
・憧れですが、今のご時世ではなかなか実現が難しいです。
・どこででも働くことができる在宅ワークという仕事だからこそ、好きな場所で暮らせるというメリットがあると思います。
ただし、子供がいると難しいのが現実。老後の楽しみとして、各地を点々としながら働くことができたらうれしいです。
・今回ワーケーションについて具体的に考えてみたけれど、いざ出掛けてみたものの、仕事とプライベートが区別つかなくなるのでは?と感じた。どちらにしても、チャンスがあれば、どういうものなのか体験してみたい。


■フリーコメントをカテゴリーに分類し集計

画像13: https://www.atpress.ne.jp/releases/302061/LL_img_302061_13.jpg
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【株式会社キャリア・マム 代表取締役 堤 香苗の見解】
当社の会員の方々に調査した今回の結果を見て、あらためて、自営型テレワークという働き方の自由度の高さがわかりました。働く時間の捉え方が、仕事と休暇と生活で明確に切り分けられてはおらず、上手にブレンドされているとわかりました。
つまり休暇と仕事を一緒におこなうことも選択できる働き方であり、ライフステージの変化にも対応できると捉えられます。

また、滞在期間を少し長く希望する方が多いことも特徴の一つです。ちょっとしたリフレッシュよりも、「働くからには少し腰を据えて過ごしたい」と仕事に取り組む姿勢が感じ取れました。自営型テレワークとは、インターネットに接続できる通信環境で、整備されていれば、どこでも仕事ができます。コロナ禍で一気にテレワークという働き方が浸透しましたが、より一層働き方の柔軟度が高くなり、自分らしい働き方を楽しめる方々が増えていくことを期待しています。

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【株式会社キャリア・マムについて】
「また働きたい」という女性の希望を多様な働き方でかなえる「キャリア・マム」。在宅ワークや起業など自分らしい働き方を希望する女性向けのコミュニティサイトを運営( http://www.c-mam.co.jp/ )。会員数は現在11万人。育児や介護といったライフステージの変化に関わらず、キャリアを継続できるよう時間や場所に柔軟な働き方を推進しています。大量のタスク業務(入力やコール等)の代行を行うBPO事業や、ライティングやデザインといったクリエイティブ業務などで、女性たちの活躍する機会を創出。現在では自治体や官公庁より在宅ワーク就業支援や教育訓練に関する事業や創業支援事業などを受託運営。多くの女性たちの再就業を支援しています。


■【属性】 ※性別は全員女性

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