生産者:菊地康智さん (撮影:イトウタカムネ)
立命館災害復興支援室(※)と、株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋博之)が運営する東北の農家・漁師の姿を伝え続ける「東北食べる通信」は、立命館関係者をはじめ一般の方を対象に、第4回「0泊2時間 東北食べるツアー ~生産者と語ろう~」(以下、東北食べるツアー)を、10月16日にオンラインで開催いたします。
東北食べるツアーは、東北自慢の食材を自宅に届け、また現地の生産者とオンラインでつなぎ、東日本大震災から10年が経った東北の「今」を、知って・学んで・味わう全6回のオンラインイベントです。第1回から第3回では、のべ60人の学生や校友、一般の方にご参加いただきました。
今回は、寒冷な東北では非常に珍しい「新生姜」をテーマに、岩手県陸前高田市の生産者・菊地康智さんをゲストとして迎えます。現地の「人」と「食」を通じて、その地ならではの魅力を体験し、復興を目指すまちや人々をより身近に感じ、気づきを得ていただきたいと考えています。
■第4回「0泊2時間 東北食べるツアー ~生産者と語ろう~」 <岩手県陸前高田市・新生姜> 概要
日 時: 2021年10月16日(土)13:00~15:00
開催方法: オンライン(Zoom)
対 象 者: どなたでもご参加いただけます
参 加 費: 2,680円(1,700+送料980円)
<以下3点を含みます>
・東北食べる通信(A4サイズ、全23ページ)
・採れたての「新生姜」250グラム
・生産者からの手紙
画像 : https://newscast.jp/attachments/JkHUuIehfuUdNf4kz6Yd.jpg
生産者:菊地康智さん (撮影:イトウタカムネ)
内 容:
(1)「奇跡の一本松」がある高田松原津波復興祈念公園から中継
(2)農園ツアー<こだわり新生姜の収穫、意外と知らない豆知識や効能を伝授!>
(3)“生産者と語ろう”トークセッション <生産者とじっくり交流を深める時間>
※雨天時は一部内容を変更する可能性があります。
申込方法: 東北食べる通信サイトよりお申し込みください。https://secure.taberu.me/refill/tohoku_185 ※アカウント登録が必要です(無料)【締切:10月10日(日)12:00】
※立命館災害復興支援室について
立命館災害復興支援室は、東日本大震災発生直後の2011年4月に設置以降、学生・教職員のボランティア派遣や、企業・自治体と連携した復興支援プロジェクトなどを実施し、多くの学生・教職員が学び、活動を続けてきました。本イベントは、コロナ禍で遠方へ気軽に足を運べない状況が続くなか、現地に行かずとも東北の魅力を体験し、かつ復興を目指す人々を応援する“新たな復興支援”として取り組んでいます。
■前回(第3回 福島県桑折町・桃)の参加者の声 ※一部紹介
「震災後、一度も福島を訪問したことがないため、オンラインの機会を活かして福島の方や復興の様子を知りたいと思いました。また、農業・桃というテーマが身近で参加しやすかったです」
「今まで食べていたものは、誰かが丹精込めて作ってくれていたのだと実感しました」
「生産者さんの魅力がぎっしり詰まった素敵なイベントでした。より福島が好きになりました」
「なかなか出かけられない昨今の状況で、生産者のお二人との桃園散策は自然豊かでとても癒されました」
■第4回の生産者について
岩手県陸前高田市の農家・菊地康智(やすとも)さん(37)。
千葉県で生まれ育ち、東日本大震災をきっかけに岩手県陸前高田市に孫ターン。陸前高田市は最も津波の被害が大きかった地域の一つ。市街地は壊滅的となり、7万本の松林が1本を残して流出した映像は記憶に新しい。目標もなく都会で働いていた菊地さんだが、震災で家族や祖先とのつながりを感じ、高田のために働きたいと一念発起。震災直後、避難所で人々の身体を温めていた「生姜」の栽培を始める。
※当日は農家としての生き方・考え方、菊地さんを変えた東日本大震災の経験もお話いただきます。
■東北食べる通信について https://tohokutaberu.me/
(株)ポケットマルシェが運営する食べもの付き定期購読誌。2013年創刊。毎月、東北各地で独自の哲学やこだわりを持って食材をつくる東北各地の農家・漁師の姿をクローズアップした特集記事とともに、彼らが収穫した食べものをセットでお届けしています。「食の向こうに人がいる」という、当たり前なのに忘れがちな食の原点を伝えています。
【会社概要】
会社名: 株式会社ポケットマルシェ
代表者名: 高橋博之
所在地: 岩手県花巻市藤沢町446-2
東京オフィス:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F
事業内容:
●生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の企画・開発・運営
●食べもの付き情報誌「食べる通信(R)」の普及・多地域展開の促進、「東北食べる通信」の企画・運営
●生産者の販路拡大・地産品の認知向上・関係人口創出を目的とした自治体支援施策の企画・実施
●産直食材を活用したキャンペーンや福利厚生プラン等の企業向けプログラムの企画・実施
■「0泊2時間 東北食べるツアー ~生産者と語ろう~」年間スケジュール(予定含む)
第1回 2021年 4月18日(日) 岩手県山田町「赤皿貝」 佐々木 友彦 氏(開催済)
第2回 2021年 6月19日(土) 岩手県釜石市「ドンコ」 佐々木 洋裕 氏(開催済)
第3回 2021年 8月21日(土) 福島県桑折町「桃」 羽根田 幸将 氏 (開催済)
第4回 2021年10月16日(土) 岩手県陸前高田市「生姜」 菊地 康智 氏(申込受付中)
第5回 2021年12月 岩手県大槌町「鹿肉」 兼澤 幸男 氏(予定)
第6回 2022年 2月 岩手県大船渡市「わかめ」 千葉 豪 氏(予定)
※生産地の気候や作物の生育状況により、生産者が変更になる可能性がございます。