クライアント証明書機能で不正アクセスを防止
昨今、多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)対応やニューノーマル時代に合わせた働き方の変革に迫られています。スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスの普及で、クラウドサービスの利用や、インターネット経由で社内ネットワークにアクセスして仕事をするなどの働き方が一般的となってきております。サービスを利用できる端末を特定する「クライアント認証機能」はセキュリティの観点からニーズがありながらも、高額かつ手続きや設定が煩雑なことから導入は一部に限られています。
マガタマサービスは、ID/パスワードが盗まれた際の第三者によるなりすましログインの防止にFIDO認証を採用し、本人確認の強化を図っておりますが、これに加え、システムやサービスを利用するユーザーのデバイスにインストールするクライアント証明書機能を追加しました。
本機能は、クライアント証明書をインストールしたユーザーのデバイス(端末)にのみ「マガタマサービス」へのアクセスを許可する機能で、これにより利用する端末単位でのセキュリティ向上を図ることが可能となります。
なお、当発表においてDDSの2021年12月期の連結業績に与える影響は軽微であります。
≪「マガタマサービス」のクライアント証明書機能の特長≫
クライアント証明書がインストールされている場合は、許可済みのクライアント証明書がインストールされた端末でなければ「マガタマサービス」にアクセスできないため、不正なアクセスを防ぐことができます。
・ Windows、macOS、Android、iOS、Chrome OSに対応
・ 社内ネットワーク接続端末のみインストールが可能(専用インストーラー利用)
・ 管理者による一括発行、配布が可能
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/258334/LL_img_258334_1.png
クライアント証明書機能で不正アクセスを防止
≪製品概要≫
■クラウド本人認証「マガタマサービス」について
「マガタマサービス」は、業務で利用する複数のウェブサービスへのログイン情報をひとつにまとめてパスワードレスを実現します。パスワードの使い回しをなくして利便性・効率性を向上するとともに、認証には次世代オンライン認証規格「FIDO」に準拠した生体認証やワンタイムパスワード認証を利用することで安全性を強化するクラウドサービスです。
(ホームページ: https://www.dds.co.jp/product/3415/ )
≪株式会社ディー・ディー・エスについて≫
DDSは、指紋認証ソリューションのリーディングカンパニーとして創業以来、産学連携による技術開発に積極的に取り組んでおります。多様化する情報セキュリティ・ソリューション・ニーズに対応可能な「万能認証基盤 Themis」、「多要素認証基盤 EVE MA」および「二要素認証基盤 EVE FA」を始めとする情報セキュリティ製品の開発・販売を行っております。
2014年4月、オンライン認証の標準化団体であるFIDO(Fast IDentity Online)アライアンスに、国内企業として初めて加入。2015年10月に、FIDO認定製品である指紋認証デバイス“magatama(R)”を発表、2017年5月より、生体認証を活用した認証システムの構築を実現する「マガタマプラットフォーム」を提供、本人認証の世界を広げる新しい認証サービスの普及に努めております。また、ブロックチェーン技術の認証系市場での活用研究も進めております。
(ホームページ: https://www.dds.co.jp/ja/ )
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社ディー・ディー・エス
営業本部 販売促進部 販売促進課
Email: sales@dds.co.jp
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