小林研一郎指揮によるコンサートの様子
小林研一郎
日本フィルハーモニー交響楽団
上原彩子(ピアノ7月13日出演)
令和2年度(第77回)日本芸術院賞での恩賜賞・日本芸術院賞を受賞した指揮者の小林研一郎が、80歳を超えて挑む、チャイコフスキー交響曲全曲チクルスの演奏となります。最も得意とするチャイコフスキー交響曲全曲演奏は、昨年2020年4月からの延期公演となり、これまで多くの音楽ファンが待ち望む一大イヴェントであり、小澤征爾さんと並び称され、巨匠として確固たる地位を刻み続ける“炎の指揮者”コバケンの集大成でもあります。
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小林研一郎指揮によるコンサートの様子
今回、会場にお越しになれない皆様にむけて、テレビマンユニオンチャンネルにて、全公演無料でのライブ配信と見逃し配信を実施することを決定いたしましたので、お知らせいたします。マエストロ小林研一郎が指揮する日本フルハーモニー交響楽団と壮大なチャイコフスキー交響曲全曲の響き、コンサートの臨場感を映像配信でこの機会に是非お楽しみください。
■映像配信に関する実施概要
配信プラットホーム:テレビマンユニオンチャンネル
視聴料金 :無料
出演(予定) :指揮 :小林研一郎
管弦楽 :日本フィルハーモニー交響楽団
ソリスト:ピアノ 上原彩子<2021年7月13日公演>
ヴァイオリン 神尾真由子<2021年8月30日公演>
※本公演は、複数日にわたる公演となります。視聴サイトは、各公演日により異なります。各公演開演よりライブ配信を行い、その後各公演開催日より1年間見逃し配信を行います。視聴サイトのURLは、下記をご参照ください。
●2021年4月7日(水) 公演 19:00開演
演奏曲目 : 交響曲第1番『冬の日の幻想』、交響曲第4番
視聴サイトURL: https://members.tvuch.com/experience/bxe9rn3h49sz/
ライブ配信 : 2021年4月7日(水)開演から終演まで
見逃し配信 : 2021年4月7日(水)終演後から2022年4月7日(木)23:59まで
●2021年4月13日(火) 公演 19:00開演
演奏曲目 : 交響曲第2番『小ロシア』、交響曲第5番
視聴サイトURL: https://members.tvuch.com/experience/bx0k6fxszstq/
ライブ配信 : 2021年4月13日(火)開演から終演まで
見逃し配信 : 2021年4月13日(火)終演後から2022年4月13日(水)23:59まで
●2021年4月27日(火)公演 19:00開演
演奏曲目 : 交響曲第3番『ポーランド』、交響曲第6番『悲愴』
視聴サイトURL: https://members.tvuch.com/experience/by0m876r8wbq/
ライブ配信 : 2021年4月27日(火)開演から終演まで
見逃し配信 : 2021年4月27日(火)終演後から2022年4月27日(水)23:59まで
●2021年7月13日(火)公演 19:00開演
演奏曲目 : ピアノ協奏曲第1番、マンフレッド交響曲
視聴サイトURL: https://members.tvuch.com/experience/by5ktu79khbs/
ライブ配信 : 2021年7月13日(火)開演から終演まで
見逃し配信 : 2021年7月13日(火)終演後から2022年7月13日(水)23:59まで
●2021年8月30日(月)公演 19:00開演
演奏曲目 : オペラ『エフゲニー・オネーギン』から「ポロネーズ」、
弦楽セレナーデ、ヴァイオリン協奏曲、序曲「1812」
視聴サイトURL: https://members.tvuch.com/experience/by876bgr5b2g/
ライブ配信 : 2021年8月30日(月)開演から終演まで
見逃し配信 : 2021年8月30日(月)終演後から2022年8月30日(火)23:59まで
公式サイト : https://kobaken80thmusicfes.com
主催 : マエストロ小林研一郎80th祝祭演奏会実行委員会
特別協賛 : ローム株式会社/株式会社オービック
協賛 : 株式会社千代田テクノル/株式会社重松製作所/
富士テレコム株式会社/相互整美株式会社
協力 : ジャパン・アーツ/日本フィルハーモニー交響楽団/
サントリーホール
■出演者プロフィール
●小林研一郎(指揮) Kenichiro Kobayashi
東京藝術大学音楽学部作曲科および指揮科を卒業。第1回ブダペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞受賞。これまでに世界有数の音楽祭に出演するほか、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、アーネム・フィルハーモニー管弦楽団などの日本公演の舵をとり、日本フィルハーモニー交響楽団の海外公演を成功へと導いた。文化を通じた長年にわたる国際交流や社会貢献により、2011年に文化庁長官表彰、2013年には旭日中綬章を授与、また、ハンガリー政府よりリスト記念勲章、ハンガリー文化勲章、星付中十字勲章、ハンガリー文化大使の称号を授与された。
作曲家としても数多くの作品を書き、1999年には日本・オランダ交流400年記念の委嘱作品、管弦楽曲『パッサカリア』を作曲、ネーデルランド・フィルで初演されると、聴衆から熱狂的な喝采を以て迎えられた。同作品はそれ以降も様々な機会に再演されている。
2005年からは社会貢献を目的とした「コバケンとその仲間たちオーケストラ」で活動趣旨に賛同するプロ、アマチュア、学生などのボランティアメンバーと共に全国でチャリティ公演も行っている。音楽に対する真摯な姿勢と情熱的な指揮ぶりは「炎のコバケン」の愛称で親しまれ、国内外オーケストラへの客演も多く、名実ともに日本を代表する指揮者である。
CD、DVDはオクタヴィア・レコードより多数リリース。著書に『指揮者のひとりごと』(騎虎書房)などがある。
現在、日本フィルハーモニー交響楽団桂冠名誉指揮者、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者、読売日本交響楽団特別客演指揮者、群馬交響楽団ミュージック・アドバイザー、九州交響楽団名誉客演指揮者、東京藝術大学、及びリスト音楽院名誉教授、東京文化会館音楽監督、長野県芸術監督団音楽監督、ロームミュージックファンデーション評議員などを務める。
オフィシャルHP: http://www.it-japan.co.jp/kobaken/
令和2年度(第77回)日本芸術院賞受賞者が発表され、指揮者の小林研一郎が恩賜賞・日本芸術院賞を受賞しました。長年にわたる音楽芸術文化全体におよぶ、幅広く卓越した活動が評価されての受賞です。
日本芸術院サイト: https://www.geijutuin.go.jp/index.php?action_Info_Detail=1&ni=99
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/254568/LL_img_254568_2.jpg
小林研一郎
●日本フィルハーモニー交響楽団(管弦楽) Japan Philharmonic Orchestra
1956年6月創立。楽団創設の中心となった渡邉曉雄が初代常任指揮者を務める。2020年現在、日本フィルはその歴史と伝統を守りつつ、さらなる発展を目指し、「オーケストラ・コンサート」「リージョナル・アクティビティ」「エデュケーション・プログラム」という三つの柱で活動を行っている。
首席指揮者ピエタリ・インキネン、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、桂冠名誉指揮者小林研一郎、正指揮者山田和樹という充実した指揮者陣を中心に演奏会を行い、“音楽を通して文化を発信”している。
2011年4月よりボランティア活動「被災地に音楽を」を開始。2019年12月末までに293回を数え、現在も継続中。40年を超えて続く親子コンサート(夏休みコンサート)、九州全県をめぐる九州公演など、「人に寄り添う」「温かさ」の土壌を大切にしながら、あらゆる人々へ、世代へ、地域へ、音楽の持つ様々な力を社会に活かしていくことを目指している。
毎週水曜日22時54分~23時、BS朝日『Welcomeクラシック』出演中。
オフィシャル・ウェブサイト: https://www.japanphil.or.jp
公式Twitter : @Japanphil
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日本フィルハーモニー交響楽団
●上原彩子(ピアノ)Ayako Uehara *2021年7月13日公演出演
第12回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門において、女性としてまた、日本人として史上初めての第一位を獲得。第18回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。
これまでにヤノフスキ、ノセダ、ルイジ、ラザレフ、ブラビンス、ペトレンコ、小澤征爾、小林研一郎、飯森範親、各氏等の指揮のもと、国内外のオーケストラとの共演も多い。2004年12月にはデュトワ指揮NHK交響楽団と共演し、2004年度ベスト・ソリストに選ばれた。2006年1月10日には「日本におけるロシア文化フェスティバル2006」オープニング・ガラコンサートでゲルギエフ指揮マリンスキー管弦楽団と共演、また、2008年9-10月にはクリスチャン・ヤルヴィ指揮ウィーントーンキュンストラー管弦楽団とのオーストリア及び日本ツアーを行なった。また、2017年3月には、ベルリン及び日本国内4都市において、エリアフ・インバル指揮ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団と共演、高い評価を受けた。
CDはEMIクラシックスから3枚がワールドワイドで発売された他、2014年にはキングレコードに移籍し、「上原彩子のくるみ割り人形」「ラフマニノフ13の前奏曲」がリリースされている。
東京藝術大学音楽学部早期教育リサーチセンター准教授。
オフィシャルHP: https://www.japanarts.co.jp/artist/AyakoUEHARA
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/254568/LL_img_254568_4.jpg
上原彩子(ピアノ7月13日出演)
●神尾真由子(ヴァイオリン) Mayuko Kamio *2021年8月30日公演出演
4歳よりヴァイオリンをはじめる。2007年に第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝し、世界中の注目を浴びた。ニューヨーク・タイムズ紙でも「聴く者を魅了する若手演奏家」「輝くばかりの才能」と絶賛される。国内の主要オーケストラはもとより、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、バイエルン州立歌劇場管弦楽団、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団、BBC交響楽団などと共演。近年では、ズービン・メータ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団と南米ツアー、ルドヴィク・モルロー指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団とイスラエルツアーを行った。
サン・モリッツ、コルマール、ヴェルビエなどの著名フェスティバル、ニューヨーク、ワシントン、サンクトペテルブルグ、モスクワ、フランクフルト、ミラノなどでリサイタルを行っている。これまで里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博、原田幸一郎、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、ザハール・ブロンの各氏に師事。楽器は宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス1731年製作「Rubinoff」を使用している。大阪府知事賞、京都府知事賞、第13回出光音楽賞、文化庁長官表彰、ホテルオークラ音楽賞はじめ数々の賞を受賞。
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神尾真由子(ヴァイオリン8月30日出演)