保冷バッグについて
保冷バッグの性能(1)
保冷バッグの性能(2)
令和3年3月12日に厚生労働省健康局健康課予防接種室が行った自治体説明会において、基本型接種施設からサテライト型接種施設/連携型接種施設までのコロナワクチンの小分け移送時間は、従来の冷蔵温度帯(2~8℃)で3時間以内に加え、冷凍温度帯(-15~-25℃)を前提に24時間以内まで拡大されました。
特に地方では、移送時間が3時間以上掛かることが見込まれるため、長時間の冷凍温度帯を維持できる保冷バッグの開発が急務でした。
本製品は、保冷剤を変えるだけで冷蔵移送と冷凍移送の兼用が可能で、外気温35℃環境下で冷蔵(2~8℃)の場合に24時間、冷凍(-15~-25℃)では15時間維持できる性能を持ちます。この製品を使って冷凍移送し、そのまま接種施設で冷凍保管すれば、従来5日間しかなかったワクチンの使用期限を最大で14日間まで延ばすことができるので、貴重なワクチンの廃棄リスクを低減させることができます。
50本のバイアルを収納することができる専用のホルダーと内部の輸送振動を抑える緩衝材、専用の保冷材が付属。外装は防水性のあるプラスチックパネルを採用しています。
販売価格は冷蔵、冷凍兼用セット13,500円(消費税・送料別途)。
3月25日現在、注文を受け付け中、順次出荷可能です。
【保冷バッグについて】
外気温35℃で冷蔵(8℃以下)を24時間、冷凍(-15℃以下)を15時間維持できます。
・保冷バッグ(発泡EPS容器+プラスチック(外装)):1個(内容量は約6L)
・バイアルホルダー(バイアル50本収納):1個
・保冷剤:5枚(事前凍結必要、冷蔵用は青色、冷凍用は白色)
・緩衝材:1枚(バイアルホルダーの輸送振動を抑える)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/253036/LL_img_253036_1.jpg
保冷バッグについて
【保冷バッグの性能(1)】外気温35℃環境下での冷蔵移送試験結果
8℃以下を24時間キープ可能です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/253036/LL_img_253036_2.jpg
保冷バッグの性能(1)
【保冷バッグの性能(2)】外気温35℃環境下での冷凍移送試験結果
-15℃以下を15時間キープ可能です。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/253036/LL_img_253036_3.jpg
保冷バッグの性能(2)
【ワコン株式会社について】
他の誰もしていないこと、できないことを、チームワークと創意と情熱で成し遂げ、お客様の物流をより効率的なものにするための製品とサービスとシステムを提案、提供する。
・本社所在地 :和歌山県紀の川市中井阪361
・創業 :昭和26年(1951年)
・設立 :昭和47年(1972年)
・業種 :定温輸送ツールを含む物流機器の開発製造販売
・スタッフ数 :約120名
・拠点 :全国6工場、3営業拠点
・医薬業界の採用実績:製薬メーカー様、検査会社様、試薬会社様、
医薬品卸様、物流会社様多数
コーポレートサイト : http://www.wa-con.co.jp/
保冷箱専門サイト「サーモボックス」: http://www.thermobox.jp/