AI診断サポートソリューション「Join AI Connect」
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/234177/LL_img_234177_1.png
AI診断サポートソリューション「Join AI Connect」
Join AI Connectは、「最先端のAI技術を活用しやすくすることで医療の質を高め、医療機関を支援したい」という思いをもとに、世界の最先端を走る医療AI企業がJoinを中心としてスタートする新しいソリューションです。医療機関へのJoinの導入に伴って構築されたインフラとJoin Cloudの活用により、幅広い医療AIサービスを施設毎の必要性に応じて、簡単かつ低コストで提供します。
通常、診断補助AIを導入するには、医療情報を収集・解析するためのサーバーやセキュリティ機器を施設内に設置する必要があります。担当部署との調整に時間を要し、医療AIサービスごとに高額な個別契約が必要となるため、費用対効果についての検討が長引くなど、導入へのハードルは低くありませんでした。Join AI Connectは、Join導入の際に構築されたセキュアなインフラを利用するため、新たな設備設置などは不要です。Joinのコミュニケーション機能を活用し、専門的な医学サポートを提供する様々な医療AIサービスをすぐにご利用いただけます。
この度アルムは、Join AI Connectにおいて利用できる第1弾目の製品として、エルピクセルが提供する「EIRL」の中でも、脳MRI画像から脳動脈瘤の検出をサポートする「EIRL Brain Aneurysm」(*1)と、胸部X線画像から肺結節の検出をサポートする「EIRL Chest Nodule」(*2)を採用いたしました。Joinが広く活用されている領域である脳神経外科系の疾患や、肺がんなどの呼吸器系疾患における読影時の見落とし防止に寄与することを期待しています。
アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、世界各国の最先端医療AIサービスプロバイダーや研究者と協力し合うことで「新しい医療の形」を提案し、さらなる医療の質向上を目指します。
▼「Join AI Connect」紹介サイト
https://www.allm.net/join-ai-connect/
*1 販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL aneurysm、承認番号:30100BZX00142000
*2 販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL X-Ray Lung nodule、承認番号:30200BZX00269000
■Joinについて
株式会社アルムが開発・提供する、医療関係者がセキュアな環境でコミュニケーションをとることができるアプリです。標準搭載されたDICOMビューワーで医用画像を閲覧、チャットに共有することで、夜間休日などに院外にいる医師へのコンサルテーションツールとしての活用や、救急患者の転院の際の病院間連携・情報共有などに利用されています。日本ではじめて保険収載されたプログラム医療機器です。
(販売名:汎用画像診断装置用プログラム Join)
https://www.allm.net/join/
■EIRL(エイル)について
「EIRL(エイル)」とは、エルピクセル株式会社が研究・開発するAI画像診断支援技術です。高度化するモダリティとともに、医療画像診断の作業が膨大化する中、「医師に寄り添う、AI」として、脳MRI、胸部X線などの医療画像情報を解析し、効率的で、正確な診断が出来る環境の提供を目指します。
「EIRL」の特徴
(1) 医師のダブル/トリプルチェックによって品質が担保された教師データだけを使用
(2) 少量の教師データだけで効率的・高精度に学習する独自技術を活用
(3) 主要な画像診断装置および撮影プロトコールで得られる医用画像に対応
(4) PACSシステムと連携可能
▼EIRLプロダクトサイト(医療従事者向け)
https://eirl.ai/ja/
■会社概要
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、医療・福祉分野におけるモバイルICTソリューションの提供をしています。また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として21カ国へのソリューション提供を行っています。
○社名 株式会社アルム
○本社 東京都渋谷区渋谷3丁目27番11号 祐真ビル新館2F
○代表 坂野 哲平
○設立 2001年4月18日
○資本金 15億6,813万円
○ホームページ https://www.allm.net/