ダイヤモンドリリー Nerine sarniensis
農機具小屋のダイヤモンドリリー
画像 : https://newscast.jp/attachments/tGfpt64mbYIp170NIiF4.jpg
ダイヤモンドリリー Nerine sarniensis
ダイヤモンドリリーは、ヒガンバナの仲間で南アフリカ原産の球根植物です。
学名はネリネ(Nerine sarniensis)といいますが、花弁が光に当たるとキラキラ輝くことから、一般的に「ダイヤモンドリリー」と呼ばれ、近年は切り花や鉢植えなどで人気が高まっています。
加茂荘で誕生したオリジナル品種
加茂荘花鳥園では、このダイヤモンドリリーを1986年に導入して以来品種改良を重ね、少しずつ花のグレードが上がるよう努めてきました。
現在は、手まりのように高密度で、一般的なものよりもはるかに大きなダイヤモンドリリーをはじめ、色・かたち様々なオリジナル品種が公開されており、そのほぼすべてが当園で種から育てられたオリジナルのものです。ダイヤモンドリリーは、入れ替えをしながら全部で約1万株ほどが展示される予定です。
画像 : https://newscast.jp/attachments/BQ697A7rmFFlswLrj5wO.jpg
園内2か所で違った楽しみ方ができるダイヤモンドリリー
同園では、ダイヤモンドリリーを2か所で展示しており、それぞれの場所で違った楽しみ方ができます。
受付から直結している展示温室では、一番多い時で3,000株ほどが展示され、ガラス張りの天井から明るい陽の光が差し込むと、花弁がキラキラと輝く様子がご覧になれます。
一方、外の花菖蒲園の東側に位置する築250年の庄屋屋敷では、土間や農機具小屋に置かれた古道具など使ってダイヤモンドリリー展示。和と洋が融合した美しいアレンジメントを見ることができます。
画像 : https://newscast.jp/attachments/wW6Xb8z7SBimTD3Tyhav.jpg
農機具小屋のダイヤモンドリリー
球根植物で育てやすいといわれるダイヤモンドリリーですが、実生苗だと開花までに早くても4~5年かかります。 加茂荘花鳥園では育種で種から育てているため、長年の試行錯誤の末に、今年ようやく咲くものもあります。
画像 : https://newscast.jp/attachments/eigL74QtlCFEau9p4agD.jpg
ダイヤモンドリリーの見ごろ
同園のダイヤモンドリリーの見ごろは例年11月上旬~中旬。花の生育状態で前後する場合がありますので、詳しくはHPまたはSNSをご確認いただくか、加茂荘花鳥園までお問い合わせください。
画像 : https://newscast.jp/attachments/uZ91ARoTfG7tQ5EJgcSJ.jpg
長屋門
画像 : https://newscast.jp/attachments/R6IBcw4QcLgtGuRlyn3c.jpg
奥座敷から土間を見る
加茂荘花鳥園
〒436-0105 静岡県掛川市原里110
電話番号:0537-26-1211
HP:http://kamoltd.co.jp/
営業時間:10:00〜16:00(季節により変動)
定休日: 木曜(花菖蒲開花時期は無休)
入園料: 大人1,000円 シニア800円 小学生以下無料
駐車場:約200台無料 大型バス駐車可
アクセス: 新東名高速 森掛川I.Cから 約5分(3km) 掛川ICから約20分、天竜浜名湖鉄道「原田駅」より徒歩20分
画像 : https://newscast.jp/attachments/hNbx5DrQlKqkTcscWBpA.png