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オーティコン補聴器、脳で聞く仕組み、難聴の影響と補聴について学べる特別講座をオンラインにて配信



脳から聞こえを考える


特別講座_第1回目

110余年の歴史を持ち、デンマークに本社を置く補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡、以下 オーティコン)は、脳が聞こえに重要な役割を果たしていることに着目し、脳から聞こえを考える「BrainHearing(TM)(ブレインヒアリング)」に基づき製品開発を行っています。オーティコンでは脳と聞こえに関し、一般の方にも分かりやすく解説した、オーティコン特別講座(全3回)を制作、第1回目を本日、10月16日よりオンラインにて配信いたします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/230725/LL_img_230725_1.png

脳から聞こえを考える





画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/230725/LL_img_230725_2.png

特別講座_第1回目



■脳と聞こえの仕組みについて、誰にでも分かりやすく

聴覚は、人間が持つ五感の中で視覚に次ぐ情報収集能力を持っていると言われるにも関わらず、人々の注目を浴びることが少ない領域です。しかしながら、難聴を適切に対処せず放置していると、健聴者に比べ認知症の発症リスクが軽度難聴の場合が約2倍、中等度難聴では約3倍、高度難聴では最大5倍*1高くなることが報告されているなど、特に聞こえと脳の関係、また聞こえのプロセスのなかで脳の果たす役割の重要性については多くのことが明らかになってきました。

更に、聴覚分野における最新の研究*2により、人が音を聞くプロセスには脳内の2つのサブシステムが存在していること、脳本来の“聞くチカラ”を最大限に発揮させるためには、「周囲の様々な音の全体像」を届ける必要があることが明らかになり、自然な聞こえの重要性も科学的に証明されています。一方で、補聴器ユーザーや補聴器の購入を検討する際には、脳と聞こえの関係が検討要素として挙げられることはほとんどありません。

こうした状況下で、難聴者やその家族、周囲の人が聞こえや補聴器について考える際の重要な知識について、これまで以上に分かりやすく伝える必要性を感じ、一般向け特別講座のオンライン配信を決定しました。当講座は最新の知見をもとに、脳が本来持つ聞こえの仕組み、脳と聞こえの関係についてわかりやすく解説しており、本日より、12月30日まで3回に渡り配信予定です。同時に、各回抽選で50名様に1,000円分のAmazonギフト券を進呈する、ブレインヒアリングキャンペーンも実施します。



オーティコン補聴器 アドバンスト・オーディオロジー・センター、センター長、田中 智英巳は次のように述べています。

「このたびこのオンライン配信を通じ、脳で聞く仕組み、難聴の影響と補聴についてわかりやすく解説し、情報を発信いたします。たくさんの方に聞こえについて関心を持っていただくきっかけとなれば幸いです。また、ご自身や身近な方の聴覚ケアの大切さについても関心を高めていただけたら嬉しいです」





オーティコン特別講座(オンライン配信)各回の主な内容

第1回:10月16日(金)~11月11日(水)

聞こえの仕組みと難聴~人は脳で聞いている~

第2回:11月13日(金)~12月2日(水)

難聴の影響~聞きたい音に注意をむける脳の2つのサブシステム~

第3回:12月4日(金)~12月30日(水)

脳が必要とする情報を提供する補聴器~ブレインヒアリング~





ブレインヒアリングキャンペーン概要

対象 :動画をご視聴された方。

応募方法:動画内で発表されたキーワードを、必要項目と共に入力し、

当社特設サイトよりご応募いただけます。

内容 :ご応募いただいた方の中から、毎回抽選で50名様、合計150名様に

1,000円分のAmazonギフト券を進呈。

お一人さま何回でもご応募いただけますが、

当キャンペーン全期間中での重複当選は無効とし、

1当選分のみに賞品発送とさせていただきます。

お問合せ:ブレインヒアリングキャンペーン事務局

(メールアドレス: jp.marketing@oticon.co.jp )



*その他、詳細は下記、ブレインヒアリングキャンペーン特設サイトをご覧ください。

https://www.oticon.co.jp/event/bhcp



出演:田中 智英巳

オーティコン補聴器 アドバンスト・オーディオロジー・センター、センター長

米国言語聴覚士協会(ASHA)認定オーディオロジスト、

ハワイ大学マノア校 Adjunct Assistant Professor、静岡県立総合病院客員研究員。



進行:川田 夏希

オーティコン補聴器 アドバンスト・オーディオロジー・センター、補聴器トレーナー

言語聴覚士、認定補聴器技能者。





*1 Lin FR, Metter EJ.O'Brien RJ,et al:Hearing loss and incident dementia.Arch Neurol 68:214-220,2011

*2 同社が有する聴覚の独立研究機関、エリクスホルム研究センターが行った脳波検査(EEG)を用いた研究(EEG, Alickovic et al, 2020 - Effects of Hearing Aid Noise Reduction on Early and Late Cortical Representations of Competing Talkers in Noise)並びに、独立した第三者機関による、脳滋図検査(MEG, Puuvada & Simon, 2017 - Cortical Representations of Speech in a Multitalker Auditory Scene)及び深部電極(Deep Electrodes, O’Sullivan et al, 2019 - Hierarchical Encoding of Attended Auditory Objects in Multi-talker Speech Perception)を使った研究。





■ブレインヒアリングについて

聴覚の独立研究機関、エリクスホルム研究センター(デンマーク)での長期にわたる聴覚認知や脳研究の結果、誕生した考え方。難聴を補うことを主とした従来の考え方が「イヤ(耳)ヒアリング」であれば、脳を最優先に考えるのが「ブレインヒアリング」です。脳から聞こえを考える製品開発のコンセプトであり、オーティコンの補聴器開発の原点です。



<ブレインヒアリングのメリット>

・選択的注意を向上

・脳に、より多くのスピーチキュー(言葉の手がかり)を届ける

・記憶想起の向上

・聞く労力の軽減

・会話の理解の向上



<ブレインヒアリングテクノロジー開発の歴史>

2010年:ノイズの多い環境でも音声の詳細を保持する優れた適応型圧縮技術であるスピーチガードを発表



2016年:オーティコン オープンにより、従来の指向性に異論を唱え、360°からの音声を難聴者に届ける聴覚ケアのパラダイムシフトをもたらす。バランスよく360°の音の情景を届け、言葉と言葉の間にあるノイズでさえも素早く抑制するオープンサウンドナビゲーターを発表



2019年:ハウリングが発生する前に検知して予防し、一日を通して最適な音量を届けるオープンサウンドオプティマイザーを発表





▼本リリース掲載サイト

https://www.oticon.co.jp/about/press/center/press-releases/2020/20201016



▼オーティコン 特設サイト、動画配信ページ

https://www.oticon.co.jp/event/bhcp



▼オーティコン 特設サイト 聞こえの仕組み(一般の方向け)

https://www.oticon.co.jp/hearing-aid-users/hearing-loss/understand-hearing-loss/how-hearing-works



▼オーティコン 特設サイト 脳を第一に考える(専門家向け)

https://www.oticon.co.jp/professionals/audiology-and-technology/our-approach/we-think-brain-first



▼オーティコン補聴器ホームページ

https://www.oticon.co.jp/





■オーティコン補聴器(Oticon)について

補聴器業界におけるパイオニアであるオーティコン社(Oticon A/S)は、デンマークを本社とする世界的な企業で、15,000人以上の従業員を有するデマントグループの傘下にあります。日本市場においては1973年より製品の製造・販売を行っています( https://www.oticon.co.jp )。オーティコンの新しい企業理念「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」とは、「難聴による制限のない世界、補聴器が難聴者の生活に溶け込み、難聴により引き起こされる健康リスクを抑えながら、その人らしく充実した人生を送る手助けとなれるよう、常に最も革新的な補聴器開発をおこなっていくこと」です。オーティコンは先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、革新的な技術を開拓してきました。

また、脳から聞こえを考える、「BrainHearing(TM)(ブレインヒアリング)」を補聴器開発の原点に置いています。先進技術とオージオロジー(聴覚学)を研究するエリクスホルム研究センター(デンマーク)において、約13,000人以上のテストユーザーと世界中から参集した様々な分野の科学者と共に、軽度から高重度、子供用から大人用まで、あらゆる難聴に対応できるよう、常に最先端で革新的な補聴器の開発・製造を行っております。





■デマント(Demant)グループについて

デマントは世界をリードする聴覚ヘルスケアグループであり、聞こえに悩む人々が周りの世界とつながることをサポートするソリューションやサービスを提供しています。1世紀以上前から、先進的なテクノロジーの開発、人々の聴覚と健康の改善において重要な役割を果たしてきました。補聴器、人工内耳、聴覚検査装置、オーディオソリューション、および聴覚ケアのあらゆる面において世界約130ヵ国以上で製品やサービスを提供し、これらの活動に積極的に取り組んでいます。また、昨今成長している、ゲームやオフィスコミュニケーション用のインテリジェントオーディオソリューション事業もグループ内で重要な位置を占めています。

2019年には、ロイヤル フィリップス社とブランド使用におけるライセンス契約を締結し、フィリップスブランドの補聴器を製造・販売しています。全デマントグループ約15,000人の従業員と共に人々の聞こえと健康の改善に努め、人生に変化をもたらす革新的なテクノロジーとノウハウの開発をおこなっています。

*詳細はこちらをご覧ください。

https://www.demant.com/

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