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普段あまり焦点が当てられることがない若き日のセザンヌに注目!小企画展「若きセザンヌの挑戦」9/19~



9/19開幕!小企画展「若きセザンヌの挑戦」


ポール・セザンヌ《林間の空地》1867年 諸橋近代美術館蔵


ポール・セザンヌ《オーヴェール=シュル=オワーズの藁葺きの家》1872-73年 ポーラ美術館蔵


ポール・セザンヌ《宗教的な場面》1860-62年 ポーラ美術館蔵

本展では、ポール・セザンヌ(1839-1906)の初期作品の1つである当館所蔵の《林間の空地》を中心に、1860年~1870年代におけるセザンヌ初期の画業をフォーカス。20世紀の前衛芸術に多大なる影響を与えた「近代絵画の父」とも称されるセザンヌの若かりし日の挫折と挑戦、親交を結んだ芸術家たちの作品、古典主題から戸外制作への関心に渡る自然への眼差しの変遷を紹介します。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/223465/LL_img_223465_1.jpg

9/19開幕!小企画展「若きセザンヌの挑戦」



■ ポイント1!

セザンヌといえば「林檎の静物画を制作した画家」とイメージする人が多いのではないでしょうか。これらのイメージは、セザンヌの絵画様式が確立された後年の作品からくるものです。本展では、セザンヌの初期に注目し、画家の人柄や挑戦と挫折を繰り返した画業を紹介します。



■ ポイント2!

22歳でパリへ上京したセザンヌは絵画制作の修練に励み、多くの芸術家たちと親交を結びました。印象派の先駆者モンティセリ、印象派を代表するピサロなど、人付き合いがあまり得意ではなかったセザンヌを導いた画家たちにも注目します。



■ ポイント3!

当時の若い画家たちは外光の元に照らされた草木や水の反映といった自然に魅了されていました。初期の《林間の空地》はセザンヌの戸外への関心が見て取れます。他の画家たちとは一線を画した独自の自然への眼差しをご確認ください。



古典的な主題、暗い色調や厚塗りの筆触での描写など、普段私たちがイメージするセザンヌとは異なる若かりし日のセザンヌの画業をご覧いただきます。サルバドール・ダリの作品をメインで所蔵する当館では、セザンヌをはじめとした西洋近代の絵画も所蔵しております。ぜひ、この機会にお楽しみ下さい。





【 開催概要 】

展覧会 :小企画展「若きセザンヌの挑戦」(出展作品15点)

主 催 :公益財団法人諸橋近代美術館

特別協力:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館

常設展 :ダリの名品を紹介するコレクション展同時開催(下記に常設展観覧料含む)

会 期 :2020年9月19日(土)~11月29日(日) (72日間)‖会期中無休‖

会 場 :諸橋近代美術館(福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093番23)

時 間 :9時30分~17時30分 ※11月は17時閉館 ※入館は閉館時刻の30分前まで

観覧料 :一般 1,300円(1,000円)/高校・大学生 500円(300円)‖中学生以下無料‖

※()は20名以上の団体料金。他、教育施設対象の観覧料免除制度あり(要事前申込)

※感染症対策に伴い団体受入れを見合せている場合がございます。事前にお問合せ下さい。

※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳のご提示で所有者と付添い者1名は無料

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