書籍
著者:佐々木 淳
授業風景(航空学生)
講演風景
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/222754/LL_img_222754_1.jpg
書籍
現在の日本では理系離れ、特に数学離れは深刻な問題となっています。この現状では、まもなくやってくるAI(人工知能)時代に対応できません。そこで著書の佐々木 淳は、数学を苦手とする方々の苦手意識を取り除き、自信をもって数学に接してもらいたいと思い、本書を執筆しました。
本書は、たし算・ひき算・かけ算・わり算のイメージから、AI(人工知能)の学習につながる微分積分を解説しています。また、微分積分のイメージを活用する具体例として新型コロナウイルス感染症の拡大・収束動向を知る新指標として話題のK値などを取り挙げています。
■目次の一部
・実生活でよく見る「微分積分」
・微分積分の本質に迫る たし算・ひき算・かけ算・わり算
・1リットル牛乳パックの謎
・コロナウイルスの新たな指標「K値」
・AI・機械学習・ディープラーニングの紹介
・創造的休暇がもたらすサイエンスの未来
■出版に至る経緯 ~佐々木 淳からのコメント~
私の実家は宮城県仙台市若林区荒浜地区にありましたが、東日本大震災時の津波で流されました。友人・知人の多くを亡くし「私たちが生きている時間は、誰かが生きたかった時間」だと実感しました。
この経験から使命について深く考えるようになりましたが、このとき震災現場で汗を流しながら活躍していたのは自衛隊の仲間であり、パイロットになった教え子でした。
東日本大震災を機に、私は数学のみならず自衛隊の活動を伝えていくことも使命と捉えるようになり、現在の講演や航空学生の募集・広報の活動に至ります。
この活動の過程で、本書と『身近なアレを数学で説明してみる』(SBクリエイティブ株式会社)を出版する機会をいただきました。
■著者プロフィール
1980年4月29日、宮城県生まれ。
東京理科大学理学部第一部数学科卒業後、東北大学大学院理学研究科数学専攻修了。
防衛省 海上自衛隊 数学教官。
実用数学技能検定(数検)1級、算数・数学思考力検定1級、G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL 2020 #2)取得。
大学在学時から早稲田アカデミーで指導経験を積む。担当した中学生の最下位クラスでは、できる問題から「やってみせ」、反復演習「させてみて」、「ほめて」伸ばす山本五十六式メソッドで、自信をつけさせることに成功。
その後、代々木ゼミナールの最年少講師(当時)を経て現職。
海上自衛隊では、数学教官としてパイロット候補生に対する入口教育の充実、発展に大きく尽力した功績が認められ、事務官職では異例の3級賞詞を受賞。
その後、海上幕僚監部人事教育部長から数学を通した取り組みが評価され、事務官職のみならず海上自衛隊内では異例のメダルと感謝状が授与される。
2019年1月16日に出版された著書『身近なアレを数学で説明してみる』(SBクリエイティブ株式会社)は、同年3月22日に重版した。
読売中高生新聞の理数コーナー「リスる」を担当している。
過去、雑誌『プレジデント』(プレジデント社)の「数字の学校」も担当。
ホームページ: https://sasakijun.net/
■書籍概要
タイトル:図解 かけ算とわり算で面白いほどわかる微分積分
著者 :佐々木 淳(ささき じゅん)
頁数 :172ページ
定価 :1,480円(税別)
出版社 :株式会社ソーテック社( http://www.sotechsha.co.jp/bs/html/2083.htm )
出版日 :2020年8月12日
ISBN :978-4-8007-2083-2
参考:海上自衛隊 航空学生募集ホームページ:令和2年7月1日(水)~9月10日(木)
https://www.mod.go.jp/msdf/oz-atg/butai/ozats/recruit/recruit.html