Makito X4 ビデオデコーダ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/218322/LL_img_218322_1.jpg
Makito X4 ビデオデコーダ
●現状の映像配信における課題
ライブ放送、映像による双方向コミュニケーション、リモート制作、スポーツ中継、リアルタイムモニタリングなど、ライブビデオの活用はますます進み、映像の高精細化も進むことで、データトラフィックは今後ますます増大すると見込まれます。そのなかで、画像圧縮によるデータ量削減は喫緊の課題となっています。また、医療、セキュリティ、防衛、ビデオ配信など映像の高度化が進んでいる産業においては、高効率で高い品質を確保する最新映像圧縮技術と、伝送路におけるロスの耐性を上げ高い秘匿性を確保し、コンテンツを保護し伝送することが必要とされています。
●Makito X4 ビデオデコーダの概要
Makito Xシリーズの4K対応製品であるMakito X4 ビデオエンコーダ/デコーダは、超低遅延で高品質のHEVCとH.264ビデオをリアルタイムで提供します。
Makito X4 ビデオデコーダは、放送におけるリモート制作ワークフローのために、複数のビデオソースとオーディオソースを簡単に時刻同期することのできるHaivision社のハードウェアベースのStream Syncテクノロジーが搭載されています。この技術により、放送局は自社制作センターから迅速かつ簡単にグローバルなイベントをカバーすることが可能になり、遠隔地のイベント会場にスタッフやリソースを配置する必要性を減らすことができます。
また、信頼性、超低遅延、フォームファクタのために防衛にも適しており、Makito X4 ビデオエンコーダおよびデコーダは、KLVメタデータをサポートし、STANAGおよびMISB規格に準拠しているため、試験場や訓練場などのISRアプリケーションにも最適です。
●Makito X4 ビデオデコーダの特長
・HEVC/H.265およびAVC/H.264ビデオデコード
最大4つの1080p60 HDストリームまたは単一の完全な
2160p60 4K UHDストリームをIP経由で受信
・高精細10ビット4:2:2
・SRT(Secure Reliable Transport)をサポート
・小型パッケージ:21mm(H)×129mm(W)×196mm(D) 1.14kg
●Makito X4 ビデオデコーダの詳細
以下のURLにて「Makito X4 ビデオデコーダ」の詳細をご確認いただくことが可能です。
https://www.paltek.co.jp/solution/video/products/makito/makitox4_decoder/index.html
■専門用語説明
※SRT(Secure Reliable Transport)プロトコル:
SRTプロトコルは、カナダHaivision社によって開発されたオープンソースのビデオ伝送技術で、不安定なネットワーク環境に強く、セキュリティの確保、容易なファイアウォール通過機能を持ち合わせながら、最高品質の画像伝送を可能にします。2017年4月にSRTアライアンスが発足し、現在普及活動を行っています。
●Haivision社について
Haivision社は2004年に設立されたプライベートカンパニーで、コミュニケーション、コラボレーションおよび教育の分野で世界をリードする組織に、メディア管理およびビデオストリーミングソリューションを提供し支援しています。Haivision社はストリーミングメディア誌で映像分野における最も影響力のある企業の一つとして、そしてDeloitteのTechnology Fast 500(TM)で最も成長が著しい企業の一つとしても評価されています。Haivision社はモントリオールに本社を置き、シカゴ、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、アジア、南米各地に支社を置いています。
Haivision社に関する詳細は、ウェブサイト https://www.haivision.com/ をご覧ください。
●株式会社PALTEKについて
PALTEKは、1982年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対して国内外の半導体製品の販売のほか、ハードウェアやソフトウェアなどの設計受託サービスも提供し、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討から試作開発、量産までサポートしています。
PALTEKは、「多様な存在との共生」という企業理念に基づき、お客様にとって最適なソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。
PALTEKに関する詳細は、 https://www.paltek.co.jp をご覧ください。