スクリーニング用サーモカメラInfReCFSシリーズ
新ラインアップ製品仕様
従来機のラインアップ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/217473/LL_img_217473_1.png
スクリーニング用サーモカメラInfReCFSシリーズ
新製品は、移動する人をモニタリングしながら計測することが可能なドーム型【D20A-FS】と、可搬して自由に計測することが可能なハンディ型【G20A-FS】の2機種となります。各製品の測定時間は1秒以内で、温度精度は±0.5℃(【D20A-FS】はオプションの黒体炉使用時±0.3℃)です。体表温度と設置場所の環境温度から体温を推定するAI機能を標準搭載しており、体温計に近くわかりやすい温度表示*が可能です。【D20A-FS】はサーモカメラに加えて可視カメラも搭載しており、マスク着用の有無にかかわらず複数人の顔を自動検出して温度測定する機能がございます。これにより、蛍光灯など背景の高温物による誤検知を減らします。また、【G20A-FS】は非常に小型・軽量で操作しやすく、8時間のバッテリ駆動が可能となっております。
いずれの機種も三脚に設置しての運用が可能です。
当社製品は、日本の電気用品安全法や計量法をクリアしており、安心してご使用いただけます。また、設置に必要な構成品をパッケージ化し、分かりやすい日本語の取り扱い説明書を添付して販売いたします。さらに、カメラとセットアップ済みのPCをオプション販売し、到着後すぐにご使用いただくことができます。新製品の納期は最短で1週間となっております。
高解像度で信頼性が高く、空港検疫所などで実績がある従来機種(R550Pro、R450SS、F50)とあわせて、様々なシーンに最適な機種をご提案いたします。
【当社の発熱者スクリーニングに関する取り組み】
今年4月に創立60周年を迎えた当社は、サーモカメラの国内トップメーカとして半世紀にわたり、研究開発や製品検査、防災監視など様々なシーンに製品やシステムを納入し、「安心・安全な社会づくり」に貢献してまいりました。
2002年から2003年にかけてのSARS(重症急性呼吸器症候群)流行時には、その高い信頼性から当社製サーモカメラが全国の国際空港・港湾に配備され、水際対策として発熱者の検知(スクリーニング)に貢献しました。その後、2009年の新型インフルエンザ、2014年のアフリカでのエボラ出血熱、2015年の韓国でのMERSの流行におきましても、世界の水際対策に当社製品が多く採用されました。
2019年12月以降は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急拡大に伴い、空港以外にも企業の受付や工場、公共施設、病院、交通機関、イベント会場、テーマパークなど人の往来が多い場所を筆頭に、スクリーニング用途でサーモカメラが採用され、集団感染のリスク低減対策として活躍しております。本年6月に入り国内の感染者数は一時よりは減少しておりますが、感染症対策としてサーモカメラを含めた体温測定器の配備が補正予算や助成金に組み込まれ、引き続き需要継続が見込まれることから、当社はスクリーニング用途に特化したサーモカメラをあらたにラインアップするとともに、既存製品についても安定供給に向けた生産体制整備を図っています。
現在、発熱者スクリーニング用サーモグラフィの普及とともに、運用方法や誤報などに関するご相談が多く寄せられるようになりました。当社は、約半世紀にわたるノウハウを持つ日本のサーモカメラメーカーとして、JIS規格の「JIS Z 2305赤外線サーモグラフィ技術者」の有資格者が営業、技術ともに多数在籍しており、最適機種のご提案から設置、運用方法に至るまでのサポートを実施しております。また、製品に精通した全国の販売店と連携しており、国内にサポートセンターを有することから、速やかな製品サポートが可能です。
当社および当社の製品には次のメリットがございます。
(1)製品の信頼性が高く、検疫所など水際対策での実績が豊富
(2)最適機種から設置までのご提案が可能
(3)運用方法やアフターサービスのフォロー体制
(4)全国に販売網があり、流通も安心
当社は今後も国内トップブランドとしてサーモカメラをさらに進化させ、社会の「安心・安全」に貢献するとともに、引き続き製品の提供とサポートをしてまいります。
*サーモカメラは医療機器ではありません。
【サーモカメラの利点】
◆感染拡大のリスクを低減(お客様や従業員、生徒の安全を確保)
◆発熱者の来訪、出勤を抑制(健康管理意識の向上)
・非接触で体表温度を測定(衛生的)
・瞬時に複数人を同時測定(効率的)
・アラームで警告(直感的)
・簡単設置、簡単設定(汎用的)
・システムとの連動が容易(利便的)
【発熱者スクリーニング用サーモグラフィ FSシリーズ 製品仕様】
1.ドーム型 D20A-FS
・解像度 160×120画素
・推奨測定距離 1.5~2.5m
・測定時間 1秒以内
・温度精度 ±0.5℃ ※オプションの黒体炉使用時±0.3℃
・顔を自動検出して温度測定(背景の高温物による誤検知を減少)
・顔検出はmax.30人まで
・AIで体表温度を体温に自動換算し判定および表示
・アラートは警告音、発光で告知
・PC画面に熱画像を表示するソフトを標準添付(動画記録が可能)
・三脚に取り付け可能で、移設が容易
<推奨シーン>
行列や人の往来が多い場所
空港、イベント会場、テーマパーク、商業施設、学校、病院など
2.ハンディ型 G20A-FS
・解像度 120×160画素
・推奨測定距離 1~1.5m
・測定時間 1秒以内
・温度精度 ±0.5℃
・AIで体表温度を体温に自動換算し判定および表示
・アラーム表示機能
・350gの軽量。片手で簡単操作
・充電式(最大8時間駆動)で測定時に電源ケーブルの接続不要
・三脚に取り付けての測定も可能
・ACアダプタ、SDカード標準添付
<推奨シーン>
施設入口での対面測定や、測定者が移動してのスクリーニングに
病院(クリニック)、幼稚園、保育園、学習塾など
◆オプション品
・高精度化用黒体炉(D20A-FSのみ)
・カメラセットアップ済みPC(D20A-FSのみ)
◆スクリーニング用サーモグラフィ 新ラインアップ製品仕様
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新ラインアップ製品仕様
◆高解像度で実績が豊富な従来機のラインアップ
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従来機のラインアップ
【本製品に関するお問合せ先】
電子機器営業本部 赤外線サーモグラフィ営業部
〒224-0053 横浜市都筑区池辺町4475番地
TEL : 045-287-0303
mail : product-irc@ml.avio.co.jp
URL : http://www.avio.co.jp/
スクリーニング専用ページ: http://www.avio.co.jp/products/infrared/pandemic-solution/