生分解性粘着剤の仕組み
海洋プラスチックごみ問題に注目が集まり、プラスチック廃棄物削減の取り組みは自治体、企業のみならず消費者の間にも広がりをみせています。例えば土木・林業・農業などで使用するテープなど、使用後に回収できない用途においては、自然に分解し環境汚染を防止する製品が求められますが、基材となる紙やフィルムに生分解性材料を使用するだけでは、従来の粘着剤は分解されず土中に残存してしまいます。
トーヨーケムがこの度開発したサイアバイン(R)シリーズ(ウレタン樹脂ベース粘着剤)の生分解性粘着剤は、廃棄後に土中の微生物の働きによって最終的にCO2、水、窒素、メタンガスに分解されます。さらに、植物由来原料を使用することでバイオマス度45%を同時に達成し、CO2排出量削減、石油資源の使用量削減に貢献することができます。生分解性粘着剤と生分解性フィルム基材を組み合わせて使用することで製品トータルでの生分解・環境対応の実現に寄与します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/215232/LL_img_215232_1.jpg
生分解性粘着剤の仕組み
トーヨーケムの粘着剤は、生分解、バイオマス、ハイソリッド、水性など様々なアプローチによる環境対応製品をラインナップしております。トーヨーケムはポリマー・テクノロジーから生まれた要素技術を、お客様のニーズとマッチングさせ、イノベーション製品を開発することで環境負荷を低減し、循環型社会の実現へ向けて貢献していきます。
※TOYOCHEM、TOYOCHEMロゴ、およびサイアバインは、東洋インキSCホールディングス株式会社の商標もしくは登録商標です。
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