東野圭吾コメント
本作品カバー
中国語繁体字版カバー
韓国語版カバー
今回、東野圭吾作品では初の試みとして、日本での新刊発売と同時期に、中国語簡体字版、中国語繁体字版、韓国語版を海外の現地出版社から刊行するのに加え、日本の書店でも多言語翻訳版を発売する運びとなりましたので、併せてご案内させていただきます。
URL: https://www.j-n.co.jp/kusunokinobannin/
【作品について】
★新たな代表作、誕生。
『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く感動作
その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。その番人の役目を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす不思議な物語。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/207992/LL_img_207992_1.jpg
東野圭吾コメント
書名 :クスノキの番人(ばんにん)
著者 :東野圭吾(ひがしの・けいご)
発売日:2020年3月17日発売(一部地域では発売日が異なります)
仕様 :四六判並製・456ページ
CODE :ISBN978-4-408-53756-6
定価 :本体1,800円+税
【多言語翻訳版 世界同時期発売について】
★アジア圏で絶大な人気を誇る東野圭吾作品。中国出版社1社で累計4,500万部を突破する勢い
東野圭吾氏と実業之日本社は、過去においても「いきなり文庫」(連載小説『白銀ジャック』を単行本化せず、いきなり文庫として出版)など、出版界の慣行を打ち破るプロジェクトを行ってきました。本作品では、新たなチャレンジとして、中国語簡体字版、中国語繁体字版、韓国語版と多言語の翻訳も同時進行させ、アジア圏を中心に世界同時期発売を実施いたします。
※コロナウイルス問題の影響で、中国語簡体字版のみ本年5月以降頃に発売が延期となりました。
本書の中国語簡体字版を出版する「新経典文化股フン有限公司(フンはにんべんに分)」(本社:北京市)は、2019年12月までに東野圭吾作品を61作品翻訳・出版し、その累計発行部数は4,500万部を超える実績を持っています。中国語繁体字版を出版する「春天出版國際文化有限公司」(本社:台北市)、韓国語版を出版する「素美メディア」(本社:ソウル市)も、東野作品の翻訳・出版を数多く手がけており、2020年1月には3社の編集者・営業担当者を東京に招いて「世界販売会議」を行いました。また、日本の一部の書店でも多言語翻訳版を3月下旬から発売いたします(発売元:実業之日本社)。
アジア圏での東野圭吾作品に対する人気は日本人作家の中でもトップクラスであり、それゆえに成しえたプロジェクトでした。今回のように多言語翻訳版を同時期に発売するのは、2020年に作家生活35周年を迎えた東野氏にとっても初の試みとなります。
コロナウイルス問題でアジア各国の交流が途絶える中、東野作品を各地の言語でいち早くお届けすることで、日本の出版社から世界の読者にエールを送りたいと考えております。
【多言語翻訳版 概要】
言語 :中国語簡体字版、中国語繁体字版、韓国語版
出版社 :新経典文化股フン有限公司(フンはにんべんに分)(中国語簡体字版)、
春天出版國際文化有限公司(中国語繁体字版)、
素美メディア(韓国語版)
発売地域:中国、韓国、台湾・香港エリア、シンガポール、マレーシアなど
発売時期:中国語繁体字版・韓国語版2020年3月17日(日本語版と同時)
中国語簡体字版は2020年5月以降
【日本における多言語翻訳版の発売について】
発売元:実業之日本社
発売日:2020年3月25日(予定)
言語 :中国語繁体字版、韓国語版(中国語簡体字版についても5月以降発売予定)
価格 :それぞれ本体2,400円+税
CODE :クスノキの番人 中国語繁体字版 ISBN978-4-408-53761-0
クスノキの番人 韓国語版 ISBN978-4-408-53759-7
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/207992/LL_img_207992_2.jpg
本作品カバー
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/207992/LL_img_207992_3.jpg
中国語繁体字版カバー
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/207992/LL_img_207992_4.jpg
韓国語版カバー
[著者略歴]東野圭吾(ひがしの・けいご)
1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。近著に『魔力の胎動』『沈黙のパレード』『希望の糸』など。スノーボードをこよなく愛し、ゲレンデを舞台とした作品に『白銀ジャック』『疾風ロンド』『恋のゴンドラ』『雪煙チェイス』がある。