『女の子が知っておきたい卵子のハナシ。』
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『女の子が知っておきたい卵子のハナシ。』
ヒトのからだの血液や骨、内臓などの細胞は日々少しずつ入れ替わっています。たとえば腸は数日、肌は1か月、骨は5か月という期間で古くなった細胞を新しい細胞に交換し、からだを維持していると言われています。
しかし、本書でお話しする「卵子」はほかにない特別な細胞。卵子は赤ちゃんがお母さんのおなかにいるときに一生分が作られ、その後、他の細胞のように新陳代謝で新しい細胞に置き換わることなく、10年、20年、30年、40年とからだの中で保存され続けています。
また成長とともに細胞の数は増えるイメージがありますが、卵子は1日に30~40個、1回の月経周期の間に約1,000個も失っています。卵子は他とは違う特別な細胞である一方で、年齢とともに古くなり、数が減っていくという側面があります。
からだを構成する臓器や細胞とは全く違う「卵子」。妊娠のキーとなる卵子の、成り立ちから命の誕生までを、生殖医療の第一人者である著者が、10代でもわかりやすいイラストとテキストで解説します。
不妊治療経験者の多くが「卵子が他の細胞と違うなんて、学生の時に教えてほしかった」「知っていたら人生設計を変えていた」と語ります。10代のうちに一度は読んでおきたい一冊!
【書誌情報】
書名 :女の子が知っておきたい卵子のハナシ。
著者 :浅田 義正
出版社名 :主婦の友社
価格 :本体 1,300円+税
発売日 :2020年3月6日
ISBNコード:978-4-07-440160-4
【著者略歴】
浅田 義正(あさだ・よしまさ)
医学博士、医療法人浅田レディースクリニック理事長。
1954年愛知県生まれ。名古屋大学医学部卒。同大医学部産婦人科助手などを経て米国で顕微授精の研究に携わり、1995年、名古屋大学医学部附属病院分院にて精巣精子を用いたICSI(卵細胞質内精子注入法)による日本初の妊娠例を報告する。2004年に浅田レディース勝川クリニック、2010年には浅田レディース名古屋駅前クリニックを開院。2018年5月には東京・品川に3つ目のクリニックとなる浅田レディース品川クリニックを開院。
日本生殖医学会認定生殖医療専門医。