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東京国立博物館「博物館でお花見を」 2020年3月10日(火)~4月5日(日)開催!



1_観桜図屏風


2_瓢形酒入


3_色絵桜樹図透鉢


4_色絵桜樹図皿

東京国立博物館は、春の恒例企画「博物館でお花見を」を今年も開催します。本館の各展示室では、桜をモチーフにしたさまざまな日本美術の名品が咲き誇ります。また、本館北側にある庭園では約10種類の桜をお楽しみいただけます。さらに、ギャラリートークやクイズラリーなど関連イベントも行います。トーハクならではの、特別なお花見をどうぞご堪能ください。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/LL_img_205579_10.jpg

10_チラシイメージ



■本館桜めぐり

本館では、「観桜図屏風」など桜を描いた絵画や、桜をモチーフにした工芸品、陶磁器など、桜に関連したさまざまな作品を展示します。該当作品のキャプションには桜マークを付けていますので、展示室にてお気に入りの桜を見つけてください。





◆主な展示作品 ※作品はすべて東京国立博物館蔵

本館7室

観桜図屏風(かんおうずびょうぶ)

住吉具慶筆 江戸時代・17世紀

西脇健治氏寄贈

展示期間:3月24日(火)~4月19日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_1.jpg

『伊勢物語』より、桜を讃え歌を詠む惟喬(これたか)親王と在原業平(ありわらのなりひら)らを描きます。



本館8室

瓢形酒入(ひさごがたさけいれ)

船田一琴作 江戸時代・天保14年(1843)

展示期間:1月28日(火)~4月19日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_2.jpg

銀、銅、銀と銅の合金など多彩な金属でつくった酒入。桜の花は、銅を立体的に彫り、鍍金(ときん)したものを象嵌しています。



本館8室

色絵桜樹図透鉢(いろえおうじゅずすかしばち)

仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀

展示期間:1月28日(火)~4月19日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_3.jpg

少し斜め上から鉢の内外を同時に眺めると、より満開の桜を感じられます。



本館8室

色絵桜樹図皿(いろえおうじゅずさら)

鍋島 江戸時代・18世紀

展示期間:1月28日(火)~4月19日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_4.jpg

円形に沿って枝が巡る構図で、桜が器面いっぱいに爛漫と咲いています。



本館10室

隅田川の花見船図(すみだがわのはなみぶねず)

歌川国政筆 江戸時代・19世紀

展示期間:3月17日(火)~4月12日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_5.jpg

舟を浮かべて遊ぶ女性たちと吉原へ向かう遊客。遠くには桜の名所の三囲神社も描かれます。



本館10室

小袖 白綸子地若松桜幕模様

(こそで しろりんずじわかまつさくらまくもよう)

江戸時代・18世紀

展示期間:2月26日(水)~4月19日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_6.jpg

満開の桜に幔幕(まんまく)がかかる模様は、『源氏物語』「花宴(はなのえん)」巻を想起させます。



本館13室

桜花鳳凰図鐔(おうかほうおうずつば)

塚田秀鏡作 明治3年(1870)

展示期間:3月10日(火)~6月14日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_7.jpg

鐔の中で咲き誇る桜と舞い飛ぶ鳳凰が、華やいだ春を感じさせます。





■春の庭園開放

本館北側の庭園を、桜の時期にあわせて開放します(茶室内には入れません)。

また、期間中には臨時でカフェも出店します。展示室で桜の作品を見たあとは、庭園でゆったりとお花見をお楽しみください。



3月10日(火)~4月19日(日) 10:00~16:00

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_8.jpg

※悪天候により中止する場合があります。

※庭園の一部工事を行うため、立入りエリアに制限が生じる場合がございます。



◆桜ライトアップ

春の庭園開放期間中の金曜・土曜日は、19:30まで庭園のライトアップを行います。





■桜イベント

※事前申込制の記載がないものは事前申込み不要、参加無料です。(ただし、当日の入館料が必要となります)



◆桜ギャラリートーク

器に咲く桜

陶磁器に表された桜について解説します。

日時:3月17日(火) 14:00~14:30

講師:今井敦(博物館情報課長)

場所:本館地下 みどりのライオン(教育普及スペース)



仏教絵画に描かれた桜

風景描写を伴う仏教絵画には桜も描かれます。

蓮華だけではない、仏教絵画の中の花についてお話しします。

日時:3月24日(火) 14:00~14:30

講師:沖松健次郎(絵画・彫刻室長)

場所:本館地下 みどりのライオン(教育普及スペース)



◆桜鑑賞ガイド

桜作品の見どころをダイジェストでご紹介します。

日時:3月31日(火) 14:00~14:30

講師:阿部楓子(教育講座室アソシエイトフェロー)

場所:本館地下 みどりのライオン(教育普及スペース)



◆桜セミナー

金銀螺鈿の花づくし

漆と金が生み出す季節の楽しみ方をご紹介します。

日時:4月4日(土) 13:30~15:00(13:00開場予定)

講師:福島修(工芸室研究員)

会場:平成館大講堂 定員380名(先着順)



◆ボランティアによるガイドツアー

桜にちなんだ作品や構内の桜など、さまざまなテーマで「トーハクの桜」をご案内します。

※日時とテーマは、当館ウェブサイトなどでご確認ください。



◆東博句会「花見で一句」

桜咲く庭園や桜をモチーフにした作品をテーマに俳句を募集します。

ご応募は当館敷地内4か所に設置されたポストに投函してご応募ください。

入選作品は、東京国立博物館ニュース9-11月号と当館ウェブサイトで発表し記念品を贈呈します。

※「博物館でお花見を」期間中毎日受付。



◆桜ワークショップ 春らんまん 桜ぬりえ

桜をモチーフにした作品のぬりえに、思い思いに色をつけ、自分だけの春らしい作品をつくるワークショップです。

日時:3月27日(金)~3月31日(火)

各日11:00~16:00 ※ぬりえシートがなくなり次第終了

会場:本館2階ラウンジ



◆桜クイズラリー

展示室をめぐって、5つのクイズを解いてください。全て正解した方にオリジナルバッジをプレゼントします。

「博物館でお花見を」期間中、毎日開催。バッジは全部で2種類ご用意しています。

※台紙の配布・バッジの引換え場所:本館エントランス

(バッジの引換えは10:00~閉館まで)



オリジナル缶バッジ(2020年限定デザイン)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_9.jpg



◆アートスタジオ 事前申込制

桜の根付作り

本館10室と高円宮コレクション室の根付を見学したあと、粘土を加工して桜をテーマにオリジナルの根付を制作します。完成作品はお持ち帰りいただけます。

日時 :3月28日(土)13:30~15:30

会場 :本館地下 みどりのライオン(教育普及スペース)

対象 :高校生以上

定員 :20名程度(応募者多数の場合は抽選)

参加費 :無料(ただし、高校生を除く18歳以上70歳未満の方は当日の入館料が必要)

申込締切:2月25日(火)必着



◆庭園茶室ツアー 事前申込制

草庵(そうあん)茶室に入ってみよう!

庭園内にある茶室の見どころについて解説します。通常のガイドツアーでは入らない「六窓庵(ろくそうあん)」「転合庵(てんごうあん)」の内部までご案内します。

*悪天候の場合は中止することがあります

日時 :3月19日(木) 11:00~12:00

定員 :16名(応募者多数の場合は抽選)

参加費 :無料(ただし、高校生を除く18歳以上70歳未満の方は当日の入館料が必要)

申込締切:2月17日(月)必着(申込みは締め切りました)



◆応挙館での茶会 事前申込制

応挙館(おうきょかん)桜茶会

庭園の応挙館でのお茶会です。桜と円山応挙の障壁画(複製画)をご覧いただきながら、季節のお菓子とともにお茶をお楽しみいただきます。

*悪天候の場合は中止することがあります

日時 :3月29日(日) (1)11:00~12:00 (2)13:00~14:00(各回とも同じ内容)

定員 :各回15名(応募者多数の場合は抽選)

参加費 :500円(ただし、高校生を除く18歳以上70歳未満の方は、別途当日の入館料が必要)

申込締切:2月19日(水)必着



※事前申込制のイベントについて、申込方法は当館ウェブサイトでご確認ください。



◆コンサート

桜の街の音楽会

「東京・春・音楽祭」参加アーティストによる無料のミニコンサートを開催します。

(ただし当日の入館料が必要です)

▼4月2日(木)

10:30~10:50 正門前

Vive! サクソフォーン・クヮルテット(サックス四重奏)

13:00~13:20 法隆寺宝物館エントランスホール

石井希衣(フルート)&岡本和也(ギター)

▼4月7日(火)

13:00~13:20 本館エントランス

大江馨(ヴァイオリン)



主催・お問合せ: 東京・春・音楽祭実行委員会(TEL:03-5205-6497)

ウェブサイト : http://www.tokyo-harusai.com/





【来館案内】

開館時間:9時30分~17時(金曜、土曜日は21時まで開館。入館は閉館の30分前まで)

休館日 :3月16日(月)、3月23日(月)

観覧料 :2020年4月1日(水)より観覧料を改定します



●2020年3月31日(火)まで

<一般>

620円(520円)

<大学生>

410円(310円)



●2020年4月1日(水)より

<一般>

1,000円

<大学生>

500円





※( )内は20名以上の団体料金。4月1日(水)より廃止

※高校生以下および18歳未満、満70歳以上の方は無料(入館の際に年齢がわかるものをご提示ください)

※障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳等をご提示ください)

※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した方(子ども1名につき同伴者2名まで)は団体料金で観覧できます。4月1日(水)より廃止

※特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」(3月13日(金)~5月10日(日))は別料金



交通 : JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分

東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分

お問合せ : 03-5777-8600(ハローダイヤル)

ウェブサイト: https://www.tnm.jp/

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