視神経にダメージを与え、視野狭窄や、最悪の場合、失明を引き起こす緑内障。眼圧が高まることが原因の一つと言われていますが、白内障の手術をすることにより、一部の緑内障のリスクを低下させることができます。
緑内障はこんな病気
緑内障は、目から入ってくる情報を網膜から中継して脳に伝達する「視神経」という組織に障害が起こることにより、徐々に視野が欠損していく病気です。
従来、緑内障は、目の中を満たしている「房水」と呼ばれる水が増えすぎて眼圧が高くなったために視神経を圧迫することが最大の原因、と考えられてきました。
ところが近年の研究により、眼圧が正常であっても緑内障を発症する人が多くいることが確認されました。これは正常眼圧緑内障と呼ばれるもので、初期には自覚症状が現れないため発症しても気づかない人が多かったのですが、実は緑内障のうち過半数がこの正常眼圧緑内障であることが分かりました。
視神経は、細い神経線維100万本が束になったものです。何らかの理由で視神経が他の人よりも弱くなっている場合、眼圧の数値が正常の範囲内であっても、視神経が阻害される事態が発生し、緑内障を発症すると考えられています。
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白内障の方こそ注意すべき緑内障のリスク | 白内障治療専門サイト アイケアクリニック : https://cataract.eye-care-clinic.jp/cataracts/complications/298