結婚相談所マリーミー代表:植草 美幸
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結婚相談所マリーミー代表:植草 美幸
厚生労働省が12月24日に発表した2019年の人口動態統計では、日本人の国内出生数は86万4千人となり、1899年の統計開始以来初めて90万人を下回りました。また、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計では、今後も人口は減り続けると推測されています。もちろんこれには未婚化が大きく関わっており、2019年6月に内閣府から発表された「少子化社会対策白書」を基にした推定値では、生涯未婚率は男性約23.4%、女性は14.1%です。
一方で、内閣府の平成25年度「少子化社会対策大綱の見直しに向けた意識調査」報告書では、結婚していない人を対象に将来結婚する意志があるか聞いたところ、39歳以下の未婚の男女で「いずれは結婚したい」が45.1%、「2~3年以内に結婚したい」が16.8%、「すぐにでも結婚したい」が14.6%となっています。これはつまり、「結婚したいと思っている人は多いけれども、出来ていない」ということになります。
■未婚化の原因
未婚化の原因には、様々な要素があります。例えばよく言われることは、
・「異性と知り合う機会がないこと」(職種の多様性)
・「女性の社会進出による、結婚をしないという選択肢の出現」
・「男性の非正規職員増大による、経済不安」
・「男性の草食化」
・「男性が、独身の自由さや気楽さを失ってまで結婚する必要性を感じなくなったこと」
などですが、どれか特定の1つと言うことは出来ず、色々な要素が複合的に影響していると言えます。
ただこれら以上に、多大な影響があったと推測できることがあります。それは、「家と家を結びつけるお見合い」や「世話を焼いてくれる近い関係性の人の存在」が激減したことです。
■婚活は、部活や就活よりハード
知人や職場の人が、世話を焼いて結婚相手を探してくれることは、今ではほとんどなくなりました。そもそも妙齢の男女が結婚していなくても、個人の自由だと考え、特に気にする人もいないからです。
そういう中でも、「結婚したい」と考えるのであれば、まずは「自分が婚活している」ということを広く周知させる必要があります。「恥ずかしい」なんて隠している場合ではありません。「私は本当に困っています!」ということを伝えなければ、誰も助けてくれません。ですから、友達にも、職場にも、そしてよく行くレストランやバーでも、婚活していることを広く話して、「助けてください」と頼んでください。
さらに、自分の携帯に入っている連絡先を片っ端から再点検して、独身だと思われる男性に電話をかけまくってください。2年ぶりでも3年ぶりでも構いません。「久しぶりに連絡してみました。ご飯でも食べない?」と言って誘いまくるのです。
「仕事も忙しいのに、そんなこと出来ない、、、」と思いましたか?それなら、結婚を望んでいても、あなたは結婚できません。これだけ未婚率が高くなっている中で、結婚が出来るのはほんのひと握りの人だけです。今の時代の婚活は部活よりも就活よりもハードだと肝に銘じて、全力で必死に頑張る必要があります。
■自分には無理だと言う人は、、、
「周囲に婚活をしていることを伝えたり、自分の携帯に入っている連絡先を片っ端から再点検して自分から誘うことなんて無理」という方は、やはり一度、きちんとしたアドバイザーがいる結婚相談所に相談されることをお勧めします。
ただ、本当に親身になってあれこれ細かくアドバイスをしたり、手取り足取りできちんと結婚まで導いてくれるかどうかは、よく見極めてください。そのためには、視察に行ったり、お試しのカウンセリングなどを受けられてみるのがいいと思います。
結婚相談所マリーミーは、結婚したい方々を、今年も全力で応援致します。
◆結婚相談所マリーミー代表:植草 美幸(うえくさ・みゆき) 経歴
婚活アドバイザー、株式会社エムエスピー代表取締役。
1995年に、アパレル業界に特化した人材派遣会社・株式会社エムエスピーを創業。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。
以後10年以上にわたり年間約1,000組の恋愛アドバイスを行い、業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇る。著書も『なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ(青春出版社)』など多数。
(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。
●結婚相談所 マリーミー http://marrymeweb.com/
●植草 美幸オフィシャルブログ http://ameblo.jp/miyureia/