WBS Gantt-Chart for Jiraについて
1. 概要
リックソフトは、チームの協働を支援するソフトウェアを提供しているアトラシアン社のプラチナソリューションパートナーとして、同社製品のライセンス販売や導入支援サービスを展開しています。また、自社開発アプリの研究開発にも力を入れており、プロジェクト管理ツール「WBS Gantt-Chart for Jira」は主力製品の一つです。
近年、グローバルではデジタルトランスフォーメーションの影響も受け、よりスピーディーにイテレーションを繰り返すことで開発サイクルを回していくアジャイルという考え方が主流になりつつあります。しかしこのようなトレンドに反し、従来のウォーターフォール型での管理が適しているプロジェクトや業務もあるのが事実です。そこで、アジャイルなソフトウェア開発チームで最も支持されているプロジェクト管理ツール「Jira Software」にウォーターフォール型でのプロジェクト管理を可能にするアプリ「WBS Gantt-Chart for Jira」を提供し、アジャイルとウォーターフォールの両方を実現するハイブリッドな開発メゾットを可能にします。
ユーザーはプロジェクトや業務の種類によって適切な手法を柔軟に選択、または組み合わせ、開発プロセスの効率を向上させることができます。
紹介ページ
https://marketplace.atlassian.com/apps/1211768/wbs-gantt-chart-for-jira?hosting=cloud&tab=overview
2. WBS Gantt-Chart for Jira Cloudについて
今回発表する『WBS Gantt-Chart for Jira Cloud』とは、アトラシアン社が提供するアジャイル型開発のためのクラウドサービス『Jira Software Cloud』にウォーターフォール型のプロジェクト管理機能を追加するアプリです。
『WBS Gantt-Chart for Jira Cloud』のベータ版では現時点で、課題の階層表示、依存関係の可視化、リソース管理など『WBS Gantt-Chart for Jira(サーバー版)』で人気の機能を兼ね揃えています。
(ベータ版制約事項として、対応言語は英語のみ、サポートは提供しておらず、WBS Gantt-Chart for Jira(サーバー版)とは機能が異なります。)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/188592/LL_img_188592_1.png
WBS Gantt-Chart for Jiraについて
3. 今後の展開
リックソフトでは、世界中のユーザーから要望が多かった『WBS Gantt-Chart for Jira』のJira Software Cloud対応を正式リリースさせ、日本発のアプリによって世界中のユーザーがプロジェクト管理の効率化を実現できることを期待しています。
また、急激に利用ユーザー数が増加している『Jira Software Cloud』を強化するというアトラシアン社の方針に沿い、リックソフトもグローバルなクラウド需要と『Jira Software Cloud』への対応を本格化していきます。今後も「メイドインジャパンのツール」を世界中のお客様に使っていただき、お客様の価値向上に貢献していきます。
【リックソフト株式会社について】
効率的な情報共有と管理によって素早い目的達成を支援する「Confluence」や、アジャイルなソフトウェア開発チームで最も支持されているプロジェクト管理ツール「Jira Software」などのアトラシアン製品ではアジアパシフィックで多くの販売実績がある企業です。
多くの専任技術者によりアトラシアン製品の導入支援だけでなく、アドオン開発やクラウドサービスも行っており、アトラシアン社のAtlassian Platinum Solution Partnerとしても認定されています。
実績として製造/金融・保険/インターネットサービス/通信・公共などのお客様にアトラシアン製品の導入やプラグイン開発など幅広いサービス&サポートを提供しています。
ホームページ: https://www.ricksoft.jp/
<登録商標について>
記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
<用語集>
アジャイル型開発:アジャイル開発とは、変化の激しいビジネス環境において、変化に素早く対応するための開発技法として注目されるようになりました。反復(イテレーション)と呼ばれる短い開発期間単位を採用することで、リスクを最小化しようとする開発手法の一つです。
ウォーターフォール型開発:ウォーターフォール開発は、企画/設計/実装/テストなどの工程に分割して開発を進める手法です。
各工程ごとに成果物や内容をチェックしてから進めることができるため、責任や役割、成果物を明確に定義することができます。その反面、急激な変化に対応しずらく開発期間も長くなってしまう傾向があります。
アトラシアンマーケットプレイス:
アトラシアン社が運営するアトラシアン製品に機能追加する公式なアプリを世界中に販売するための電子商取引を行うサイトです。類似サイトには、Apple社が運営するApp Store、Googleが運営するGoogle Playストア、Amazon Web Servicesが運営するAWS Marketplaceなどがあります。
イテレーション:アジャイル型開発における、短い間隔で反復しながら行われる開発サイクルのこと。設計・試験・調査・改善という一連の工程で構成され、内在するリスクや問題点を短いサイクルで発見・改善しながら開発を進められるという利点がある。
デジタルトランスフォーメーション:デジタルテクノロジーを駆使して、経営の在り方やビジネスプロセスを再構築すること。