【300人の外国人に調査】外国人が日本の飲食店で飲みたいお酒TOP4 1位は日本の生ビール、2位は日本酒、国産ワインの認知度の低さ露呈
街頭インタビューの写真
内木(カジノホテルでのウエイトレス写真)
(※)当社調べ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/180929/LL_img_180929_1.png
【300人の外国人に調査】外国人が日本の飲食店で飲みたいお酒TOP4 1位は日本の生ビール、2位は日本酒、国産ワインの認知度の低さ露呈
既に日本を訪れたことのある外国人には「飲食店でお金を払ってまで飲む価値のあったお酒は?(複数回答)」、まだ訪れたことのない方には「飲食店で何のお酒を飲んでみたいか?(複数回答)」と質問したところ、一番人気だったのが日本の生ビール(151人)でした。これらのビールは10年以上前から海外の日本食レストランやアジアンスーパーでも販売されている為、そもそも認知度が高いが故と推測できます。
1位に僅差で人気だったのが日本酒(138人)でした。“Sake(サキー)”の人気は海外では特に凄まじく、食品産業新聞社によると、2017年の清酒の輸出は金額・数量共に過去最高で、8年連続で過去最高を更新しているとの事です。
そして、3位にランクインしたのが日本の地ビール(98人)です。地ビールはアメリカやヨーロッパでは特に人気が高く、地ビール専用のアプリを使いながら、各々が好きな地ビールを探し求めたり、口コミを投稿する程です。特に、日本の地ビールは世界ではまだそれほど知名度が高くない為、日本にせっかく来たのであれば、各地域の地ビールを楽しみたいと考えている人も多い印象です。
次いで人気が高かったのが海外のワイン(87人)です。ここまで上位3つは日本のものなのに、ここで海外のワインが入ったのは、「日本のワインを全く知らないから」という事が大きな要因と推測できます。実際に街頭インタビューでお話を伺った方々は、「日本もワインを作っているの?」「いくつかの日本のワインを少量で良いから手軽に試飲できるチャンスがあればいいのにね」と回答していました。
今回の調査で日本のワインは全体の8位ですが、まだ訪れたことのない人の内、18人が「飲んでみたい」と回答したことに対し、既に日本に来たことのある人の内、4人しか「お金を払ってまで飲む価値がある」と答えていないことが非常に興味深いです。これは決して日本のワインの満足度が低いという訳ではなく、認知されていないため飲む機会がなかったからだと考えられます。同様に、ハイボール、梅酒、焼酎は日本に来たことのある方には若干認識されていますが、日本を経験したことのない方には殆ど知られていないことも、この結果から見えてきました。
当社が2018年に行った別の街頭インタビューでは、「外国人客に日本の飲食店でもっと注文してもらうためには、店員からの積極的なアプローチが最も求められている」ということがわかりました。しかし、今回の調査では、より様々なお酒を楽しんでいただくためには、これまで認知されていないドリンクを知ってもらう機会を作る必要があることが分かりました。例えば、米、麦、芋、黒糖の4種類の焼酎を少しずつ1度に楽しめる「焼酎セット」を用意し、ネーミングを“SAMURAI”や“SAKURA”など、海外の方が好きな日本の単語名にし、“TRY OUR SAMURAI!”などのように打ち出せば、より多くの方に興味を持ってもらえるはずです。
■会社概要
社名 : 株式会社華ひらく
所在地 : 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-24-7 ルネ御苑プラザ408
設立 : 2010年11月
代表 : 代表取締役 内木 美樹
業務内容: 飲食店向け接客英会話レッスン
URL : https://hana-hiraku.com/
当社は随時、海外の方に日本の飲食店に関する調査を行っております。ここでは紹介しきれなかったデータ、詳細もございます。ご入用の際はお気軽にお声がけください。