美祭 撰
長澤蘆雪「関羽図」
菱田春草「海上颶風図(習作)」
徳川家康「消息幅」
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/180630/LL_img_180630_1.jpg
美祭 撰
【2019年春の「美祭-BISAI-」4つの見どころ】
1.「美祭」がリニューアルしました。
2007年から開催してきた加島美術の美術品展示販売会「美祭-BISAI-」は、創業30周年を迎えた本年、「美祭 撰」へとリニューアルし、これまでよりも更に厳選した優品を取り扱う催事となります。「美祭 撰」は、美術商としての審美眼を培ってきた加島美術だからこそできる至高の日本美術の祭典です。美術品を「観る楽しみ」から「持つ喜び」へ。今回からリニューアルした美祭にご期待ください。
2.貴重な作品の数々をガラスケースなしに見ることができます。
加島美術は、美祭開催当初から作品に直接触れる体験を大切にしてきました。「美祭 撰」へのリニューアル後も、その思いは受け継いでいきます。ガラス越しではなかなか感じることのできない作品の佇まい、作品に対峙する作家の筆遣い、紙や墨が持つ独特の質感といった、美術品が持つ真の魅力を存分に堪能していただけます。
3.アートブックのような充実のオリジナルカタログ!
加島美術が美祭開催当初からこだわり続けてきたオリジナルカタログ。リニューアル後、第一回となる今回からカタログの装丁も一新。ご好評いただいているカタログ内のコラムページも更に充実した内容となりました。元BARBEE BOYSで現在はソロミュージシャンとして活動している杏子さんが、日本美術の世界を体験する新コラムがスタート。毎回ゲストをお招きして対談を行う「今昔美術対談」では、東京藝術大学大学美術館准教授・古田亮先生と当社代表との対談を収録。日本画黎明期から現代までの日本画の意味や、その今後のあり方などについて貴重なお話をいただきました。毎回日本文化の伝統や継承に携わる方にお話をお伺いするコラム「日本美術を支える人々」では今回、茶人・木村宗慎先生にお話をお伺いしました。
茶道と美術品の密接な関係についてお話いただいております。その他にも大東文化大学教授・高橋利郎先生によるコラム「数寄がたり」など、単なる販売催事カタログではなく、美術ファンの皆さまに読み物としても楽しんでいただけるアートブックのような一冊です。新規でお申し込みいただいた方には、無料でカタログを進呈いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
4.2019年春の「美祭 撰」注目作品
「美祭 撰」では、江戸時代から現代まで、多くの日本美術の作品をご紹介しております。出品される作品はどれも加島美術が自信を持ってお送りする優品ですが、中でも今回の注目の作品は甲斐庄楠音の「春」、菱田春草「海上颶風図(習作)」、長澤蘆雪「関羽図」、横山大観「林間遅日」など。その他にも蹄斎北馬や富岡鉄斎らによる近世絵画、良寛や棟方志功らによる墨跡、加山又造や片岡球子らによる近代絵画など、珠玉の作品が集まっております。
■開催概要
日時: 2019年4月20日(土)から5月6日(月・祝)10:00~18:00※ 会期中無休
会場: 加島美術(東京都中央区京橋3-3-2)
地下鉄銀座線「京橋駅」出口3 徒歩1分 他
URL : https://www.kashima-arts.co.jp/events/index.html