ファンド選択の様子
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/176030/LL_img_176030_1.png
ファンド選択の様子
■調査結果概要
・性別・年代を問わず、無担保・無保証型の高利回りファンドよりも、不動産担保付きの安全重視型ファンドを選ぶ傾向がある。
・性別・年代を問わず、為替リスクを負いながら高利回りを狙う外貨建てファンドよりも、低利回りながら為替リスクをヘッジできる、円建てファンドを選ぶ傾向がある。
・ファンドの運用期間の長短については、ファンド選考にさしたる影響を及ぼさない模様。
■今回のソーシャルレンディング意識調査の内容
調査の目的 :ソーシャルレンディング投資に関する
一般的な意識調査を行うために、アンケート調査を実施。
調査の実施日 :開始日 2019年1月25日 19:23/終了日 2019年1月27日 1:24
アンケート対象:アンケート・モニター調査サービサーのサービスを利用し、
1,200名のユーザー様から、有効回答を取得。
<回答者様の具体的な内訳>
20歳~29歳 男性 55名 女性193名
30歳~39歳 男性 94名 女性175名
40歳~49歳 男性129名 女性138名
50歳~59歳 男性122名 女性 97名
60歳以上 男性135名 女性 62名
合計 男性535名 女性665名(男性+女性=1,200名)
■アンケートの質問内容
(1)「利回りと担保について、お伺い致します。下記の2種類のファンドがある場合、どちらのファンドに出資を行いたいですか?」
回答は下記の選択形式としました。
1.利回りはやや低い(3%~5%前後)が、不動産担保がついており、元本棄損の可能性が少ないファンド。
2.利回りは高い(8%~10%前後)が、不動産担保等がついておらず、元本棄損の可能性があるファンド。
3.どちらも出資したくない。
(2)「ファンドの運用期間についてお伺い致します。下記の2つのファンドがある場合、どちらのファンドに出資を行いたいですか?」
回答は下記の選択形式としました。
1.総利益は大きいが、満期償還までの期間が長く、資金がファンドに長期にわたり(1年間~2年間程度)拘束されるファンド。
2.総利益は小さいが、満期償還までの期間が短く(1カ月~3カ月程度)、資金が比較的早く戻ってくるファンド。
3.どちらも出資したくない。
(3)「ファンドと為替リスクについてお伺い致します。下記の2つのファンドがある場合、どちらのファンドに出資を行いたいですか?」
回答は下記の選択形式としました。
1.為替リスクがあるが、高い利回り(10%~15%程度)が出る可能性のあるファンド
2.利回りは一定(5%~10%程度)だが、為替リスクをヘッジできる、円建てファンド
3.どちらも出資したくない。
■今回のソーシャルレンディング意識調査の結果
<質問1:ファンドの利回りと、不動産担保設定に関して>
→「いずれも投資しない」と回答した方以外の回答者の内訳を見ると、男性は74.49%、女性は89.68%の方が、不動産担保付きの、安全重視型ファンドを選択しました。なお、安全重視型ファンドを選択する傾向は、性別のみならず、年代についても、問わず、幅広く観察されました。
<質問2:ファンドの運用期間の長短に関して>
→「いずれも投資しない」と回答した方以外の回答者の内訳を見ると、男性・女性双方、長期型タイプのファンドを選ぶ方と、短期型タイプのファンドを選ぶ方が、ほぼ、半々、という結果となりました。この傾向は、年代別で確認した場合も、ほぼ同様となりました。
<質問3:ファンドの為替リスクに関して>
→「いずれも投資しない」と回答した方以外の回答者の内訳を見ると、大多数の方々(男性の場合、78.06%、女性の場合で、83.33%)の方々が、為替の変動リスクをヘッジできる、円建てファンドを選ぶ、と回答しました。為替リスクを避け、円建てファンドを選ぶ傾向は、年代別でみても、ほぼ同様の結果が見られました。
■今回のソーシャルレンディング意識調査の総括
総括致しますと、下記のような結果となりました。
・利回り重視の無担保ファンドよりも、安全性重視の不動産担保付ファンドのほうが、高い人気を得る可能性が高い。
・ファンドの運用期間の長短については、人気をさほど左右しない傾向がある。
・外貨建てファンドよりも、為替リスクのない円建てファンドのほうが、人気を集める可能性が高い。
上記のような調査結果を得ることが出来ました。
調査結果の詳細については、下記より御確認頂けます。
https://social-lending.online/research/201901/