グランプリ「五本木の集合住宅」撮影:鳥村鋼一
準グランプリ「観察と試み-標準的な木造一軒家を60代の一人暮らしである施主が開く-」撮影:鳥村鋼一
準グランプリ「稲村の森の家」c Nacasa & Partners Inc. FUTA Moriishi
ロゴマーク
第12回目となる今年度のコンペティションには、首都圏から83点の応募があり、審査員による厳正な審査を経て、グランプリをはじめとする13点の受賞作品が決定しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/175043/LL_img_175043_1.jpg
グランプリ「五本木の集合住宅」撮影:鳥村鋼一
■グランプリ:「五本木の集合住宅」
仲 俊治・宇野 悠里/仲建築設計スタジオ
本作品は都内の低層住居専用地域に建つ、木造地上2階の集合住宅です。最大の特徴は住居と仕事場の併設により、他者との交流が生まれる開かれた住環境にあります。庇や1階軒下空間のグリーンルーバー、天水桶を用いた打ち水効果等、一年を通して快適な室内環境を保つ性能を備えています。審査では温熱環境や光環境といった基本性能に加え、中間領域がもたらす地域との関わりや、住居で暮らす家族と仕事場で働く人とが双方向で築く関係性、家族の成長に伴う変化や住戸性能のアップデートを受け入れる余白ある空間等、本作品が生み出す人と環境との豊かな関わり合いが評価され、グランプリに選定されました。
受賞作品展では、全受賞作品13点をパネル展示にてご紹介します。グランプリ・準グランプリの3作品に関しては、模型も展示します。ひとと住まい、ひとと街が呼応して生まれる「これからの住まいの環境デザイン」を指し示す作品群を是非ご覧下さい。
■展示作品
・グランプリ「五本木の集合住宅」
仲 俊治・宇野 悠里/仲建築設計スタジオ
・準グランプリ「観察と試み-標準的な木造一軒家を60代の一人暮らしである施主が開く-」
西田 司+神永 侑子+鶴田 爽/株式会社オンデザインパートナーズ
・準グランプリ「稲村の森の家」
藤原 徹平/フジワラテッペイアーキテクツラボ
・優秀賞「FLUID X」
芦澤 竜一/芦澤 竜一建築設計事務所
・優秀賞「日光の家」
栃内 秋彦+佐藤 季代/一級建築士事務所TAKiBI
・ビルダー・工務店賞「MEP」
基本設計:南 雄三、実施設計:徐 裕晃/株式会社杉坂建築事務所
・審査員特別賞「路地の家」
関本 竜太/株式会社リオタデザイン
・審査員特別賞「白楽の住居」
島田 陽/タトアーキテクツ/島田 陽建築設計事務所
・審査員特別賞「パーゴラの家」
永山 明男/株式会社建築家合同事務所
・ビルダー・工務店特別賞「海の家」
かめ設計室+建築集団海賊
[特別部門]
・ベターリビング ブルー&グリーン賞「入母屋の離れ」
富永 大毅+藤間 弥恵/富永 大毅建築都市計画事務所
・東京ガス賞「MELDIA 横濱港南台」
桑原 寛子+荒川 圭樹/株式会社三栄建築設計
・日本ベルックス賞「ナガレノイエ」
比護 結子/一級建築士事務所 ikmo
■住まいの環境デザイン・アワード2019 受賞作品展
会期 :2019年1月24日(木)~2月26日(火)
※休館日 水曜日、2月17日(日)
会場 :リビングデザインセンターOZONE 6F パークサイドスクエア
・詳細はこちら
https://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/721
■コンペティション「住まいの環境デザイン・アワード」について
「人と環境と住空間デザインの真の融合」をテーマとし、下記のようなポイントを目安に、総合的にバランスのとれた住宅を選定。入賞作の選定にあたっては、現地審査による生活者の住み心地も重視して評価。
企画・運営:東京ガスコミュニケーションズ株式会社
[審査員]
・東 利恵 (建築家/東 環境・建築研究所 代表取締役)
・宿谷 昌則(建築環境学者/東京都市大学教授)
・末光 弘和(建築家/SUEP.代表取締役)
・千葉 学 (建築家/東京大学大学院教授)
・三浦 祐成(株式会社新建新聞社 代表取締役)
・住まいの環境デザイン・アワード ウェブサイトはこちら
http://www.gas-efhome.jp/