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北海道で算数検定に取り組んだ地域ボランティア「釧路鳥取てらこや」が内閣総理大臣表彰



「釧路鳥取てらこや」で児童が算数検定を受検している様子(釧路鳥取てらこやホームページから)


内閣総理大臣表彰に選ばれた「釧路鳥取てらこや」の大越 拓也代表

公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)が実施する実用数学技能検定(数学検定・算数検定)を地域で取り組んだボランティア団体「釧路鳥取てらこや」(所在地:北海道釧路市、代表:大越 拓也)が、内閣府が主催する平成30年度「子供と家族・若者応援団表彰」において内閣総理大臣表彰に選ばれました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/171690/LL_img_171690_1.jpg

「釧路鳥取てらこや」で児童が算数検定を受検している様子(釧路鳥取てらこやホームページから)



■内閣府が主催する「子供と家族・若者応援団表彰」とは

「子供と家族・若者応援団表彰」(旧名称:子ども若者育成・子育て支援功労者表彰)は、子ども・若者の健やかな成長に資することを目的として、子ども・若者を育成支援する活動及び子育てと子育てを担う家族を支援する活動において顕著な功績があった企業、団体または個人を表彰しています。



・内閣府ホームページ内「子供と家族・若者応援団表彰」

http://www8.cao.go.jp/youth/ikusei.htm#ikusei





■地域ボランティアが「算数検定」を実施して算数の学習を支援

北海道の釧路市にある「釧路鳥取てらこや」は、地育にあふれる社会づくりとして、「子どもたちと地域の交流の場」となることをめざして2012年に設立された団体です。2013年11月に市内の全児童に呼びかけ、算数検定を初めて実施しました。教職員に負担をかけぬようPTA主体で取り組み、地域の有志などからの協力を得て算数検定を実施し、現在も継続的に活動を続けています。当協会では算数検定の団体取り組み事例として、実施に至るまでの経緯や今後の取り組みについて2016年に同団体を取材し、現在も公式サイトで紹介しています(記事の内容は2016年当時のものです)。



・実用数学技能検定公式サイト内 団体活用事例

「PTAが地域の子どもたちの学習をサポート学力向上の取り組みとして算数検定を実施」

https://www.su-gaku.net/suken/voice/organization/detail/detail22.php



・釧路鳥取てらこやホームページ

https://kushirotottoriterakoya.jimdo.com/





■地域が一体となって数学力向上の支援に取り組む姿勢が評価

平成30年度「子供と家族・若者応援団表彰」で内閣総理大臣表彰に選ばれた「釧路鳥取てらこや」の代表である大越 拓也さんは「子どものために活動することがやがて地域のためになると考えて『子どもファースト』をモットーに継続して取り組んできた結果が認められて、今回の受賞につながったことはたいへん光栄です。協力してくださった関係者の方々には感謝しかありません。これまでの経験を生かして今後も継続して活動していきたいと思います」と受賞の喜びと今後の活動の意気込みについてコメントしています。



当協会は、今後も検定事業の普及を推進するとともに、地域ごとの学習支援の一助となるような算数・数学に関する活動を積極的かつ継続的に行ってまいります。





【実用数学技能検定について】

「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2015年以降は35万人を超え、また、2016年以降は実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は560万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。

日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は30,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。





【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)

「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。





【法人概要】

法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会

所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階

理事長 : 清水 静海(帝京大学教育学部教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)

会長 : 甘利 俊一(理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)

設立 : 1999年7月15日

事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行

(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施

(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供

(4)数学の普及啓発に関する事業

(5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業

URL : https://www.su-gaku.net/





※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。

※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。

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