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ママ女流棋士が監修、遊び心あるデザインが、子どもたちの伝統文化への敷居を下げる?室町時代から続く技術で職人が丁寧に染め上げた風呂敷将棋盤を11/6より発売開始



京都の職人が染めた風呂敷将棋盤


どこたま制作過程


遊び心のある4種類のデザイン


風呂敷としてもお使いいただけます

将棋をはじめとする日本伝統文化の子どもたちへの普及を目的に活動をする株式会社いつつ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:中倉 彰子)は、11月6日(火)、布製の風呂敷将棋盤「どこたま」(どこでも将棋たまには風呂敷)の販売を開始いたします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/170000/LL_img_170000_1.jpg

京都の職人が染めた風呂敷将棋盤



京都の印染(しるしぞめ)職人が丹精を込め1枚1枚丁寧に染め上げた将棋盤を、生地が柔らかくなったり風合いが増す経年変化を楽しみながら末長く使ってもらうことで、大量生産・大量消費の現代(いま)の時代においても、子どもたちの道具に対する愛着・大切にする心を育むことを目指します。





<商品の特長>

【1】室町時代から受け継がれる染めの技術を用いて制作



新たに発売を開始する布製将棋盤「どこたま」(どこでも将棋たまには風呂敷)は、印染(しるしぞめ)で制作しています。

印染とは染めの技術で、お祭りののぼりやのれん、はんてん、手ぬぐいなど、いわゆる家紋や象徴、マークを染色することを指します。遠くから見ても一目で分かるようにくっきりと模様を出すことが特徴です。弟子が独立することを表す「のれん分け」という言葉に代表されるように、染め上げるものの多くが「代々受け継がれるもの」です。



今回は印染の中でも、染料と糊を混ぜて印捺する捺染で仕上げました。



どこたま制作過程

https://www.atpress.ne.jp/releases/170000/img_170000_2.jpg



■捺染のプロセス

(1)データ作成したデザインを製版した型枠を生地の上にセットし、その後、染料をとかした糊を流し込み、スキージというヘラで1色1色順に染めて行きます。



(2)捺染後の生地を乾燥させ、その生地を蒸し固着し、余分な染料を水洗してから、乾かします。



(3)乾いた生地を裁断し、1枚1枚丁寧に縫製します。



いつつの布製の風呂敷将棋盤「どこたま」(どこでも将棋たまに風呂敷)は、平安時代より続く「将棋」と室町時代から受け継がれる「印染」2つの歴史が一緒になった、新たな伝統文化です。





【2】ママ女流棋士が監修、伝統の中に遊び心のある4種類のデザイン



「どこたま」(どこでも将棋たまには風呂敷)における遊び心のあるデザインは、自身も3人の子育て中である女流棋士の中倉 彰子が、母親目線で監修したものです。日本の職人が染め上げる温かみのある布に施される模様は、将棋と縁起物を合わせた意匠で表現されており、そこには、子どもの成長を願う母親の優しさが込められています。



また、「どこたま」(どこでも将棋たまには風呂敷)は布1枚なので、自宅などにおいていてもかさばらないのが嬉しいポイント。お母さんが家事をしている間に、お父さんとお子さんが気軽にさっと将棋盤を取り出して一局、おじいちゃんの家に持っていって一局、と家族コミュニケーションとしても一役担います。



商品デザイン

(1)千鳥 (2)左馬 (3)カニ囲い (4)世界の将棋



遊び心のある4種類のデザイン

https://www.atpress.ne.jp/releases/170000/img_170000_3.jpg





【3】風呂敷としても使用可能



「どこたま」(どこでも将棋たまに風呂敷)では、その名の通り、将棋と同様に日本の奥ゆかしい文化である風呂敷の機能も備えています。大切な道具である将棋の駒を箱ごと風呂敷で包んで、おじいちゃんの家や旅行先などに持っていき、そのまま将棋を指すこともできます。「どこでも将棋、たまに風呂敷」そんな使い方をしながら、子どもたちに日本の伝統文化を味わってもらいたいと考えます。



サイズは弁当箱を包むのに最適とされるサイズである、一尺三寸幅(約50cm)を採用しています。



<商品詳細>

商品名: どこたま

価格 : 2,760円(税抜)

サイズ: 約50cm×約50cm

素材 : 綿100%(シャンタン)



■千鳥銀

将棋には「銀は千鳥に使え」という格言や「千鳥銀」と呼ばれることばがあります。酔っ払いの人の足元がふらふらなることを千鳥足と言いますが、「銀は千鳥に使え」や「千鳥銀」も、家を目指す酔っ払い人の足と同じように、銀を右斜め前、左斜め前・・・と左右斜め方向にふらふらと前進させることで敵陣を目指します。また、千鳥はもともと群れながら水辺を飛んでいることから「荒波も一緒に乗り越えましょう」という願いが込められ夫婦円満や家内安全を象徴するモチーフとされています。



ジグザグ前進で敵陣突破「千鳥銀」

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■左馬

将棋駒の馬の字が左右反転したものを左馬(ひだりうま)と呼びますます。左馬は将棋駒の生産量日本一を誇る山形県天童市独特のもので、逆から読むと舞う(まう)になったり、「馬」の字の下の部分が口の締まったきんちゃくに似ていることから、お金が逃げていかない富のシンボルとされており、昔から福を招く縁起物として、飾り駒(将棋棋駒を象った置物)や根付けのモチーフによく用いられます。



天童の縁起物「左馬」

https://www.atpress.ne.jp/releases/170000/img_170000_6.png





■カニ囲い

将棋にはおもしろい言葉がたくさんありますが、カニ囲いもその一つです。玉の上にある金がカニのはさみに見えるのと、玉がカニ歩きするような動きをするので、このような名前が付いたそうです。上からの攻めに強い特徴がありますが、横から攻撃されると意外にもろい弱点があるので、そういう場合はカニ歩きでスタコラサッサと逃げましょう。



将棋の面白い言葉「カニ囲い」

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■世界の将棋

将棋はもともとインドのチャトランガというボードゲームが伝播する過程で、日本で独自に進化して出来上がったものです。将棋の他にも、チャトランガを原点とするボードゲームは世界に多数存在し、西洋のチェスもその1つです。「世界の将棋」では、チャトランガ、チェスをはじめとする将棋の兄弟たちのを将棋盤に一堂に集めました。



いろんな駒が集まった「世界の将棋」

https://www.atpress.ne.jp/releases/170000/img_170000_8.png





【株式会社いつつ 会社概要】

設立 : 2015年10月20日

資本金 : 500万円

代表取締役 : 中倉 彰子

本社所在地 : 兵庫県神戸市中央区北長狭通4-4-18 富士信ビル5階F-1号

ウェブサイト: https://www.i-tsu-tsu.co.jp

主な事業内容: 将棋を始めとする日本伝統文化を子どもたちに対する普及する諸事業





<代表紹介>

中倉 彰子(代表取締役)



女流棋士。女流アマ名人戦連覇後、94年高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。プロとして公式戦を戦うだけでなく、穏やかな話ぶりや落ち着いた雰囲気が人気を集め、NHK杯将棋トーナメントなどテレビ番組の司会や聞き手、イベントなどでも活躍。妹の宏美も女流棋士で、姉妹をモデルとした映画、「とらばいゆ」(2001年、監督:大谷 健太郎 主演:瀬戸 朝香・市川 実日子)の監修も務めた。私生活では3児の母親でもあり、育児と仕事の両立にも奮起。東京新聞中日新聞にて「子育て日記」リレーエッセイを執筆中。

子ども向け木製おもちゃブランドWoodyPuddyと共同で、入門用盤駒「はじめてのしょうぎセット」を開発。「しょうぎのくにのだいぼうけん(講談社)」や「脳がぐんぐん成長する将棋パズル(総合法令出版)」を出版。

2015年現役を引退、同年10月株式会社いつつを設立。「はじめての将棋手引帖」をはじめとした子ども向け将棋グッズの開発のほか、2017年10月に東京府中市にて「いつつ将棋教室」を開講、第74期名人戦第3局で使用された将棋盤駒を使った親子向け将棋イベントの開催、各地での講演など幅広く活動する。女流二段。法政大学人間環境学部卒。

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