プログラム・ロゴマーク
プログラムキャラクター「ゲンサイせんせい」
プログラムキャラクター「ボウサイくん」
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/163928/LL_img_163928_1.jpg
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【大災害の経験と教訓を全国の学校防災につなげ、減災教育を支援します】
いつどこで発生するか分からない自然災害。日本ユネスコ協会連盟は、アクサ生命保険株式会社の協力を得て、災害時に地域の重要な防災拠点となる学校の防災・減災教育をサポートする「アクサ ユネスコ協会 減災教育プログラム」を実施しています。
今こそ防災・減災教育を強化・改善したいと考える小・中・高校を対象に、持続可能な社会づくりを担う子どもたちの防災力を高め、学校と地域が連携しておこなう防災・減災教育を推進しています。とりわけ、避難訓練を中心とした従来型の防災教育にとどまらず、災害に対して総合的な視点を持ち、地域の特性に合ったより実行性の高い防災・減災教育の普及を目指しています。
この度、全国公募を経て、下記の通り、2018年度の参加校20校を選考・決定しました。
地域の特性に合った児童・生徒主体の減災教育が日本各地の参加校で取り組まれます。
【2018年度の参加校20校一覧】
■北海道
<北海道標津高等学校>
高校生が広める減災・地域防災への取り組み(生徒会の連携から地域への貢献活動)
<北海道函館水産高等学校>
3.11当日の見直しから本校の津波減災教育の在り方を模索する
■岩手県
<陸前高田市立高田第一中学校>
大テーマ :郷土を愛し、郷土を支える人材の育成
活動のテーマ:わが町陸前高田の誇りと未来 ~「つなぐプロジェクト」を通して
■宮城県
<仙台市立七郷小学校>
未来の七郷 ~荒浜からの学びを生かして~
<気仙沼市立階上中学校>
「私たちは未来の防災戦士」~『自助・共助』の学びと『つながり』の大切さを通じて~
<宮城県多賀城高等学校>
自他のいのちを守り、震災の経験を語り継ぐ ~地域に貢献する防災教育~
■茨城県
<坂東市立岩井第二小学校>
地域と学校が連携した防災・減災教育の充実について
■山梨県
<南アルプス市立白根源小学校>
自分の命や安全を、自分で守ろう そして 周りに気配りできる人になろう
■滋賀県
<滋賀県立守山中学・高等学校>
多文化社会に対応する減災への取り組み
■大阪府
<箕面こどもの森学園>
『自分の命を守ることができる力』を育む防災協力
■兵庫県
<神戸大学附属中等教育学校>
震災(Disaster)・復興(Reconstruction)・減災(Reduction)・レジリエンス(Resilience)をテーマとした体験プログラム(DR3プロジェクト)
<兵庫県立飾磨工業高等学校>
大規模災害による避難所としての学校と地域との協働の模索
ー工業高校のものづくりを生かした、災害時に強い地域づくりー
■三重県
<紀北町立船津小学校>
地域と共に防災・減災文化を構築し、次世代に継承しよう
■和歌山県
<橋本市立信太小学校>
自らの命を守り抜くために主体的に考え、行動することのできる児童を育成する
■鳥取県
<鳥取県立鳥取西高等学校>
災害に強い街づくりを考える
■徳島県
<阿南市立津乃峰小学校>
地域の未来を救え!~津乃峰子ども防災リーダーをめざして~
■福岡県
<大牟田市立大正小学校>
少子高齢化の地域防災 ~地域を知り、地域を守る子どもを育てる防災教育~
■大分県
<佐伯市立彦陽中学校>
「ふるさと」と共に未来を拓く生徒の育成
~減災・防災意識を高め、実践力を高める小・中一貫した取り組み~
■沖縄県
<竹富町立上原小学校>
上原っ子の防災学習 ~自分のため!みんなのため!島の未来のため!~
<沖縄県立泡瀬特別支援学校>
火災・地震・津波時の避難体制づくり ~保護者や地域と連携を通して~
【助成校への3つのサポート】
本プログラムでは、学校の限られた防災予算を補填するため、10万円の「助成金」を支援します。さらに、参加校の先生を無料で被災地に招聘する「教員研修会」と、助成校が東京で一堂に会する「活動報告会」を開催します。これら3つのサポートを活用して、子どもたち自身が自然災害について主体的に学び、考え、行動する新しい防災教育が日本各地で展開されます。
【アクサ ユネスコ協会 減災教育プログラムについて】
●より実効性の高い減災教育を目指して意欲的に取り組む学校をサポートします。
●“大災害の経験を全国で役立ててほしい”という被災地の声を受け、日本ユネスコ協会連盟がアクサ生命の協力を得て2014年に立ち上げ、5年目を迎えました。
●2017年度までに、審査で選ばれた84校が参加。教員研修会に参加した先生は127人。参加校の防災教育に取り組んだ児童・生徒は19,134人。活動に携わった教員・保護者・地域住民を含め、計32,218人が本プログラムの参加校の取り組みに参画しました。
※過去の参加校リストはホームページに掲載しています。
http://www.unesco.or.jp/gensai/pdf/201807/list_2014-2018.pdf
<サポート(1)>
防災・減災教育に取り組む小・中・高校を4月に全国公募しました。審査の上、年間約20校に助成金10万円を支援し、防災力向上をサポートしています。
<サポート(2)>東日本大震災の被災地・学校等を訪問し、大災害の経験や教訓をもとにした
防災・減災教育の実践を学びます。(2018年9月17日~19日 気仙沼市、石巻市など)
<サポート(3)>
全助成校の教員による活動発表やワークショップを実施し、地域や校種を超えて各地の実践を学び合い、意見交換を行います。(2019年2月22日~23日 都内)
【被災地・気仙沼、石巻をフィールドにした「教員研修会」を9月17日~19日に開催!】
助成校の先生が全国各地から気仙沼に参集し、大災害の経験や教訓をもとにした防災教育の新たな視点や実践を学びます。現地学校での防災授業視察やワークショップ、壊滅的な被害を受けた被災校舎の部視察なども予定しています。
これからの学校現場に求められる新たな防災・減災教育とは何かについて先生方自身が真剣に考え、防災教育のカリキュラム構築につなげます。
主催 :公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
協力 :アクサ生命保険株式会社
後援 :文部科学省
コーディネーター:及川 幸彦先生
東京大学 海洋アライアンス海洋教育促進研究センター主幹研究員
政府「持続可能な開発のための教育」円卓会議 議長