新病棟
緩和ケア病棟 個室一例(1)
緩和ケア病棟 個室一例(2)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/163796/LL_img_163796_1.jpg
新病棟
【名称変更の経緯】
当センターは国内でも数少ない呼吸器疾患に特化した高度専門施設ですが、その旨をよりわかりやすく伝えるために、病院名称を「近畿中央呼吸器センター」に変更することといたしました。
以前より地域住民の方々に親しまれてきた「近畿中央」という名称は、全国的、世界的にもネームバリューとなっているため残しつつ、これまでの歴史を引継ぎながら、今まで利用されていた患者様、また新たに利用される患者様にも受け入れられる名称にいたしました。
【新病棟について】
建設中でした新病棟が竣工いたしましたので、2018年9月15日(土)より稼働いたします。
■新病棟概要
フロア数:地上7階建て
病床数 :311床
一般病棟 …250床
結核病棟 …40床
緩和ケア病棟…21床(全個室)
【緩和ケア病棟を開設】
当センターでは肺がん、縦隔腫瘍、悪性胸膜中皮腫などの胸部悪性疾患(がん)を対象に診療を行っていますが、新病棟内にて緩和ケアを専門とする病棟を新設いたします。呼吸器疾患分野の高度専門医療施設としての診療経験を生かし、患者様・ご家族の“からだ”や“こころ”のつらさを和らげ、自分らしさを大切にして過ごせるようチームで支えてまいります。
緩和ケア病棟は、がんの進行に伴うからだの苦痛や気持ちのつらさがあり、手術、抗がん剤治療などの積極的治療が困難であったり、希望されない方を対象とした入院施設になります。病床数は21床(有料個室…10床、無料個室…11床)で、まずは当院で治療を受けられている患者さんを対象としますが、胸部悪性疾患と診断され、他院で治療を受けられている地域の患者様にも対象を徐々に広げていく予定です。
患者様・ご家族の希望にそうよう、地域のかかりつけ医や訪問看護師、ケアマネージャーと連携し、病状が落ち着いている場合は、退院して自宅療養していただくことも可能です。
■緩和ケア病棟概要
配置フロア:新病棟7階
設備 :リフト浴設備あり
季節の行事や音楽を楽しんだり、面会の方とくつろぐことが
できるデイルームあり
【国立病院機構について】
全国143の医療施設(病床数約52,000床)を展開する日本最大の医療機関です。
看護学校・臨床研究センター等の施設を有し、医療業務のほか、医療に関する調査・研究、並びに医療技術者の育成などを目的とし運営しています。
【近畿中央胸部疾患センターについて】
旧国立療養所として堺市の現在地に移転して60年を迎える当センターは、国立病院機構 政策医療ネットワークの呼吸器疾患分野の高度専門医療施設として位置づけられています。肺がん、結核、難治性呼吸器疾患等の診療において中心的な役割をもち、併設されている臨床研究センターでは、難治性稀少肺疾患、抗酸菌症研究、肺がん研究などで高い評価を受けています。
当センターは肺腫瘍の内科・外科診療、抗酸菌症を含む呼吸器感染症、呼吸不全に対する集中治療、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、じん肺、稀少肺疾患、呼吸器疾患に合併した循環器疾患など、呼吸器のあらゆる領域に対応可能な人員と器材を備えています。
現況では、入院患者すべてが呼吸器疾患患者(合併症を含む)であり、毎年の初診患者受付数は4,500名を超え、新入院患者数も5,672名(平成29年度実績)に達しています。
特に、放射線診断機器や内視鏡機器の充実、および専門医師スタッフが放射線科医師・病理医を含めて充実しているため、呼吸器疾患診療の基本である正確かつ迅速な診断が、稀な疾患を含めて自施設内で完結できる病院です。
■施設概要
名称 : 独立行政法人 国立病院機構 近畿中央胸部疾患センター
※2018年9月1日に近畿中央呼吸器センターへ名称変更
代表者 : 院長 林 清二
所在地 : 〒591-8555 大阪府堺市北区長曽根町1180番地
アクセス: JR阪和線堺市駅下車、徒歩15分
地下鉄御堂筋線新金岡駅下車、バスで12分
南海電鉄高野線・JR阪和線三国ケ丘駅下車、バスで6分
URL : http://www.hosp.go.jp/~kch/
環境 : 大阪市に隣接する堺市(人口83.2万人(平成30年6月1日現在))の
北部に位置し、金岡団地・泉北ニュータウンを有する地域に
あります。
堺市金岡公園・大阪管区警察学校・堺市立長尾中学校等の
公園文教施設に囲まれ、東方には金剛生駒連山を望み、
西方約4Kmには堺・泉北臨海工業地帯が広がっています。
また、南方1Kmには世界一と言われる前方後円墳の仁徳天皇陵が
あります。