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エイビットの危機管理型水位計が静岡県の管理河川で運用を開始



エイビット製危機管理型水位計(2018年7月26日)


欄干に取り付けられたエイビット製危機管理型水位計の様子(2018年7月26日)

株式会社M2Bコミュニケーションズ(本社:東京都八王子市、代表取締役:田中 雅人、以下「M2B」)は、株式会社エイビット(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:檜山 竹生、以下「エイビット」)が開発した危機管理型水位計「MW-001」が、静岡県焼津市の二級河川黒石川に設置され、運用を開始した事を発表しました。

近年の豪雨災害による中小河川での氾濫を受け、国土交通省が危機管理型水位計(洪水時のみの水位観測に特化した低コストな水位計)を都道府県や市町村が管理する中小河川等へ設置する取組みが全国的に進められており、危機管理型水位計の設置としては静岡県の管理河川として初となります。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/163380/LL_img_163380_1.jpg

エイビット製危機管理型水位計(2018年7月26日)



■低コストで取り付けが容易

危機管理型水位計「MW-001」は低価格で配線工事が不要。幅125mm x 高さ 229 mmx 奥行124mm、総重量が2kg以下と小型・軽量で、橋梁などに容易に設置することができ、設置コストも安価に抑えることができます。このことから、早期に数多くの河川での洪水時の水位情報提供が可能となり、迅速な住民避難の支援につなげることが期待されます。





■低消費電力技術「eDRX」を採用

水位の測定には超音波センサーを使用し、最短2分間隔で水位を測定しデータ送信を行います。通信方式にはLPWAのひとつであるLTE Cat.1(LTEカテゴリー1)を採用。エイビットが長年ガスメーター自動検針で培ってきた高度な省電力技術を活かした低消費電力技術「eDRX(extended Discontinuous Reception)」に対応、本体内の1次電池により、無給電で最低5年間(※)の動作が可能です。また、高感度アンテナを本体内に内蔵。突起を極力無くし、耐久性を強化しました。

※危機管理型水位計の観測基準に従った場合





今後、静岡県をはじめ、全国の市町村291の河川にエイビット製危機管理型水位計の設置が予定されています。





■製品情報

http://www.abit.co.jp/products/mw001/

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