エコ・ファースト ロゴマーク
中川環境大臣、雜賀社長
エコ・ファーストの約束
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/163355/LL_img_163355_1.jpg
エコ・ファースト ロゴマーク
「エコ・ファースト制度」は業界トップランナー企業による環境保全活動をさらに推進していくために、環境省が2008年に創設した制度です。具体的には、企業が環境大臣に対し、地球温暖化対策、廃棄物・リサイクル対策など、自らの環境保全に関する取り組みにおいて更なる推進を約束し、環境大臣はそれらの取り組みが同制度の条件に合致していると認めた場合、その企業を環境先進企業、即ち業界では最も先進的な「エコ・ファースト企業」として認定するものです。
今回、当社が環境大臣に提出した「エコ・ファーストの約束」は、大きく分けて3つあり、いずれもBG無洗米(注1)だけが実現出来る内容であります(詳細は別紙をご参照下さい)。
別紙: https://www.atpress.ne.jp/releases/163355/img_163355_3.jpg
1. BG無洗米の普及を通じて、環境負荷の低減に貢献します。
2. 無洗米製造時の副産物をリサイクル利用し、より良い作物づくりに利用します。
3. 自然環境の保護や生物多様性の保全のための環境教育を推進します。
ちなみに、これまでの認定企業のほとんどが大手企業で、しかも上場企業ばかりですが、今回の場合も、当社を除く4社は東証一部上場企業でありました。
「エコ・ファースト制度」の基本理念である「エコ・ファースト制度実施規約」には、(1)先進性:トップランナー足り得る高い目標であること、(2)独自性:業界の特色を生かしたオリジナルな目標であること、(3)波及効果:業界にインパクトを与え、当該業界における取組の向上を促すようなものであること、とあり、この3つの要件を総合的に判断されるものです。そのような各産業界の中の環境先進企業であり、その認定を受けた上場企業と肩を並べて当社のような中小企業がエコ・ファースト企業に認定されたのは、当社が行ってきた取り組みが上記条件に合致しており、社会に対する影響力が大きかったこと、さらに今後もその効果の拡大が期待できることが評価されたのだと考えております。
もっともこのことは、ひとえにBG無洗米機を設置いただき、長年に亘りBG無洗米と、その副産物である「米の精」を製造・供給し続け、水質汚染及び大気汚染の浄化に取り組んでこられた全国各地の米穀企業並びに外食企業各位、土壌改善や良食味の農畜産物の生産に貢献し続けてこられた関係各位のお蔭であります。
また、当社の取り組みは、そのような地球温暖化対策、廃棄物・リサイクル対策のみにとどまるものではなく、消費者や外食企業など多くの需要家がBG無洗米を使えば使うほど環境への貢献の輪が広がるということも特徴であります。
一般的には知られていませんが、「無洗米」には国が定めた基準がありません。従って、コメ商品を製造・販売する企業などが、「この商品は無洗米です」と云えば、どのようなコメでも無洗米として通ってしまいます。それが本来の無洗米として相応しいものであれば問題ないのですが、そうでないものが数多く出回っているのが現状です。今回の認定によって、「BG無洗米こそが本当の無洗米」として消費者にとっても無洗米選択の際の一つの判断基準になれば、環境への貢献がより一層進むものと大きな期待をしております。
(注1)BG無洗米は、製造時のエネルギーを普通米使用時の上水・下水処理時のエネルギーとで比較すると、CO2排出量が約5分の1となることから、普及を通じて、CO2削減に貢献しています。また、BG無洗米を製造する際に回収されるヌカ(水に流すとヘドロになる)は、「米の精」という商品となり、全量がすばらしい有機質肥料や飼料として、引っ張りだこ状態で、循環型農業に有効利用されています。さらに「米の精」を撒くことで土中の微生物が爆発的に増えるため、多くの小動物が繁殖する田んぼや畑を活用し、地方行政機関・NPO・生産者・大学などと共に環境教育プロジェクト「いきものみっけファーム」を推進しているところであります。
【東洋ライス株式会社の概要】
・設立 = 1961年(昭和36年)
・資本金 = 1億円
・事業内容 = 金芽米、金芽ロウカット玄米、
BG無洗米の加工・製造・販売、
精米機器の開発・製造販売その他
・銀座本社所在地= 東京都中央区銀座5-10-13
・電話番号 = 03-3572-7550
・ファックス = 03-3572-7551
・URL = http://www.toyo-rice.jp/