香川大学の筧善行学長(左)と村上雅人学長(右)
これは、先般、内閣府「地方と東京圏の大学生対流促進事業」に香川大学と共に採択されたことをきっかけに、この度の締結に至ったものです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/161840/LL_img_161840_1.jpg
香川大学の筧善行学長(左)と村上雅人学長(右)
そしてこの事業を「うまげなかがわ感じてみまい!うどん県住みます学生プロジェクト」と名付け、学生間の地域間交流を通じて、香川県について学び、地域について共に考えます。
プロジェクト第一弾として、主に本学デザイン工学部の学生が、9月3日(月)~9月7日(金)の期間に香川県に赴き、下記の活動を実施します。
○瀬戸内・香川を知るe-Learning科目の受講
○香川県の自治体や地域コミュニティとの連携による『地域インターンシップ』への参加
○香川大学生による地域貢献プロジェクトの参加
(景観や伝統文化の保全活動、県産品のPR活動やデザインによる価値創造など)
○瀬戸内国際芸術祭2019に向けたアートプロジェクトへのスポット参加
香川大学は本学が実施するグローバルPBLへの参加や、東京オリンピックへの関わりを持つなど、各大学の強みや地域性を活かした取り組みを共有し、人材交流を通して学び合うことで、双方にとって意義のある活動としていく方針です。
今回の協定締結により、村上学長は「この実体験を伴った取り組みにより、学生には地域課題を解決する考え方を身につけてもらいたい」と今後の抱負を語りました。香川大学の筧善行学長は「芝浦工業大学との相互交流により、新たな知見を得て、学生にとっての大きな刺激になれば」とこの事業への期待を話しました。
■背景とプロジェクト概要
芝浦工業大学では、創立100周年に向けたアクションプラン「Centennial SIT Action」の中で、「知と地の創造拠点」、世界的な研究を進める「知の拠点」と、地域との連携を大切にする「地の拠点」を推進しています。
香川大学創造工学部及び芝浦工業大学デザイン工学部は、「デザイン思考」「創造的なデザイン能力」の育成という点で共通する部分が多くあります。香川大学が課題とする「国際的な視野」の涵養を芝浦工業大学の「グローバルPBL」で補い、また芝浦工業大学が課題とする「自治体との連携」や「日本における地域課題の解決を目指した取り組み」については、香川大学の「インターンシップ科目」「瀬戸内地域活性化プロジェクト」や「産学協創工学」で補完する形で、双方の強みを活かした相乗効果を生み出します。また香川大学が実績を有するe-Learningや、「瀬戸内国際芸術祭」「東京オリンピック」などそれぞれの地域に特有のイベントも活用します。
■「地方と東京圏の大学生対流促進事業」とは
「まち・ひと・しごと創生総合戦略(2017 改訂版)」にて、「地方大学と東京圏の大学の単位互換等により学生が地方圏と東京圏を相互に対流・交流する取り組みを促進する」こととされたことを受け、内閣府において「地方と東京圏の大学生対流促進事業」を実施し、事業に取り組む大学を補助金により支援するもの。