世界遺産年報2018
世界遺産年報2018 中面1
世界遺産年報2018 中面2
世界遺産年報2018 中面3
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/159829/LL_img_159829_1.jpg
世界遺産年報2018
■第42回世界遺産委員会開催中
2018年6月24日(日)から7月4日(水)まで、第42回世界遺産委員会がバーレーンのマナマにて開催されています。今回の世界遺産委員会では、日本政府が推薦した文化遺産候補の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を含め、各国から推薦された世界遺産候補物件29件の登録について審議される予定です。
原則年1回開催される世界遺産委員会では、新しく世界遺産に登録される遺産の審議だけでなく、既に登録されている世界遺産の状況に関するモニタリング報告、危機遺産への登録の可否など、多くのことが審議されます。
■「世界遺産年報2018」について
日本ユネスコ協会連盟が1995年から毎年発行してきた「世界遺産年報」。世界遺産条約の主旨を伝えることを目的とし、年次の国内外の最新情報を提供する唯一の出版物並びに資料として、図書館や教育機関などにて広く活用されています。多くの専門家の監修を受けて制作を行っていることから、信頼性の高い冊子として位置づけられています。
最新号「世界遺産年報2018」では、2017年に開催された第41回世界遺産委員会で世界遺産に登録された「宗像・沖ノ島と関連遺産群」や世界遺産条約採択から45年目を迎え、これまでの主な出来事を年表にまとめて掲載しています。また同年新たに登録された21件の世界遺産も紹介しています。
また、世界遺産年報には、毎年更新される「世界遺産リスト&マップ」を掲載しています。こちらは、UNESCO World Heritage Centre(ユネスコ世界遺産センター)がホームページ上に掲載している英文世界遺産の名称を、世界遺産に関わる日本イコモス国内委員会(※1)やIUCN日本委員会(※2)の専門家の監修を得て、日本ユネスコ協会連盟が可能な限り忠実に日本語に翻訳しているもので、国内において高く評価されています。
※1:ICOMOS(International Council on Monuments and Sites: 国際記念物遺跡会議)。人類の遺跡や建造物の保存を目的として、1965年に設立された国際的な非政府組織。文化遺産の調査、評価を行い、世界遺産委員会に協力し、国際的ネットワークの拠点にもなっている。日本国内のICOMOS会員が組織する機関として「日本イコモス国内委員会」がある。
※2:IUCN(International Union for Conservation of Nature)国際自然保護連合)。1948年にUNESCOやフランス政府、スイス自然保護連盟などの呼びかけで各国政府、国際団体、民間自然保護団体が参加して発足した自然環境保全に関する国際的組織。自然遺産の調査、評価を行い、世界遺産委員会に協力している。1980年、日本国内にIUCNに加盟する団体の連絡協議のための「IUCN日本委員会」が設立された。
■書籍概要
タイトル:講談社MOOK 世界遺産年報2018
発行日 :2018年1月31日
発行所 :株式会社 講談社
編者 :公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
監修者 :公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
世界遺産年報2018アドバイザリーグループ
(座長:西村 幸夫、岡田 保良、矢野 和之、吉田 正人、米田 久美子)
価格 :1,000円(税別)
電子版 800円(税別)
仕様 :A4、48ページ
☆特集1:「神宿る島」、宗像・沖ノ島と関連遺産群
☆特集2:世界遺産のこれから
☆特集3:年表で見る世界遺産
☆2017年度 新規登録物件
☆第41回世界遺産委員会ニュース
☆世界遺産全件リスト&マップ など
詳しくはこちら
http://www.unesco.or.jp/isan/news/2018/10651801155702.html
購入を希望される方へ
本年報並びにバックナンバーは、全国の書店や講談社ホームページ( http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784065095997 )などにてご購入いただけます。