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2018年スキンケアトレンドの大本命は“肌感度”!有名美容家が指南する、“肌感度”アップのための美・習慣と新テクノロジーとは?



【調査結果】“自分感度”が高いほど、“肌感度”も高くなる


深澤 亜希


パッケージ


スイートオレンジ

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/146575/LL_img_146575_1.png

【調査結果】“自分感度”が高いほど、“肌感度”も高くなる



環境の変化や不安定な社会情勢を背景に、現代女性たちは不確かな未来に不安を感じ始めています。スキンケアに求める意識も徐々に変化してきており、悩みに対する対処療法的なものから、未然に防ぐ予防的なもの「プリベンション意識」が高まっているといわれています。



そんな中、SHISEIDOが20~59歳の女性に行った調査によると、「お手入れしているのに、なぜだか分からないけれど急激にスキンケアが効かなくなった」などの感覚の変化を感じるのが、30代前後、エイジングケアの必要性を感じる時期であることも分かりました。





年々スキンケア製品の機能が進化しているにも関わらず、スキンケア効果を感じにくくなると感じる女性たち。この要因として「肌がスキンケアに対し正しく効果を感じる力、反応する力(=“肌感度”)が衰えている」ということが考えられます。





●“肌感度”は、正しい努力とアイテム選びで向上できる

しかし、年齢によって低下するといわれるスキンケアの効果の感じやすさ、すなわち“肌感度”は、日々のスキンケアのテクニックと、正しい“肌感度”向上のメカニズムを理解することで向上できる可能性が大きいといえます。

“肌感度”を上げる習慣とメカニズムに関して、美肌づくりの専門家 深澤 亜希氏が解説します。



◆監修者◆

深澤 亜希(美容家/ビューティースキンスペシャリスト)

https://www.atpress.ne.jp/releases/146575/img_146575_2.jpg

1977年生まれ。幼少期をタイで過ごし、高校はアメリカへ留学。現在は、書籍の執筆、女性誌やWEB、TV、広告やトークイベントへの出演、化粧品会社や、商品開発のアドバイザー、またアジアでも書籍を出版、イベント出演、など幅広く活躍。著書には、10週連続Amazon美容・スキンケア部門1位、台湾でも翻訳出版された「白ツヤたまご肌のつくりかた シミのできない魔法の美白ルール40」(三空出版)や、「7日間で恋もキレイも手に入る! 魔法の美人プログラム」(大和書房)など。一般社団法人 日本コスメティック協会認定 スキンケアマイスター/一般社団法人 日本コスメティック協会認定 コスメマイスター





●「自分への感度」の高い人が、“肌感度”も高い

美しくなりたいと思っても、著名人の美容テクニックや使用アイテムを真似したり、そのときの流行や口コミの評価が高い商品を単純に取り入れるだけでは、美しくなることは難しいのです。それよりも、自分自身と向き合って、気付くことこそが美しさを作ります。美容のプロの多くは、美容テクニックやそのときの使用アイテムによって、自分自身の肌にどのような結果が出るかの相関関係を日々把握するようにしています。自分の肌に合うものは何か、どうしたら肌状態がよくなるのか、毎日じっくり自分の肌と向き合っているのです。

このように、自分に対して何かを施し、結果を確認しながら改善や修正をしていくことをこまめにできる人、すなわち“自分への感度”が高い人は、自分の肌の傾向や、その肌に合うものを選べるようになります。年齢とともに気付きにくくなる肌の変化に気付きやすく、その差をすぐに補おうと努力できるため、年を重ねても美しい方が多いはずです。





【調査結果】“自分感度”が高いほど、“肌感度”も高くなる

25歳~40歳の女性150人を対象に行った調査によると、「自分と向き合う時間がある女性」は「自分と向き合う時間がない女性」と比べ「3年前よりもスキンケア化粧品の効果を感じやすくなる」という傾向があり、「自分感度」が高い人ほどスキンケア効果を感じやすくなる=“肌感度”が高くなることがわかりました。





●深澤亜希が勧める“肌感度”を上げるための美・習慣とは?

自分の“肌感度”と、毎日向き合うことで“肌感度”向上を目指す、レコーディングスキンケア。

チェックポイントは「と・う・き・は・だ」



“肌感度”を高めるために今日からできることとして、日々の肌状態を記録する「レコーディングスキンケア」をおすすめします。日々の肌のコンディションと、良くなったにしろ悪くなったにしろ、その原因として考えられること(新しいアイテムを使用した、食べ過ぎた、生理が来た、など)を一緒に書き添えてください。手帳でもスマホでも構いません。肌をチェックするポイントは「陶器肌」と覚えてください。(と:透明感/う:潤い/き:均一な肌色/は:ハリ/だ:弾力感)です。

毎日自分の肌と向き合い、この5つの状態が「(昨日より)上がっている」のか「(昨日より)下がっている」のか、感じる時間・考える時間をつくることは、“肌感度”を高めるのに非常に有効です。一か月続けることで、肌状態をコントロールすることができると思います。





【2018年大注目のスキンケアトレンド“肌感度”に有効な新しいテクノロジー】

2018年は“肌感度”を意識した新商品が各ブランドから続々と登場する兆しがあります。

そこで“肌感度”を高めるためにおさえておきたいテクノロジーをご紹介。



ポイント(1) 肌に「スキンケア成分を浸透せよ」と指令を出す、“情報感知”トレーニング。

~肌に“情報感知”をトレーニングするような、“不規則に形を変える”成分。~

スキンケアアイテムの中に、肌に優しいマッサージ作用を施すようなパウダー成分を配合することで、肌にダメージを与えるような強いマッサージでなく、優しく馴染ませるだけでほどよい刺激を与えられます。特にグミのような弾力性を持っているパウダーは、力を加えると柔軟に形を変えることで、不規則かつデリケートな刺激で “肌感度”のトレーニングになり、肌の「情報を感知する力」そのものを向上させるということが期待できます。



ポイント(2) 肌全体に“情報伝達”をするためのエネルギーを産生するミトコンドリアに注目

~ミトコンドリアの保護を意識した、強い生命力を持つ“明日葉”~

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感覚神経が感知した情報を伝達し、感じるためには大量のエネルギーが必要とされます。

このエネルギーを産生するのがミトコンドリア。ミトコンドリアは、ダメージを受けるとエネルギーを産生することができなくなり、かつ多くの活性酸素を産生してしまうことも知られています。それを防ぐために注目したい植物が、強い生命力を持つ明日葉です。

明日葉は、ビタミンB2を多く含み、ダメージ下の状況からミトコンドリアを保護し、エネルギーを産生。肌の細胞エネルギー効率を上げ、肌再生を助けることに繋がると考えられます。皮膚や粘膜が強化され、乾燥肌や肌荒れなどのトラブルの予防、改善効果が期待できます。活性酸素が過剰に発生するのを抑制するとも言われています。



ポイント(3) 効果を実感するポイントは「なめらかさ」と「浸透感」の両方を実感できる“テクスチャー”。

~「なめらかさ」と「浸透感」の掛け合わせが使用感のよさ、ひいては効果の実感へ。~

資生堂が2017年6月に実施した世界各地での「お客さま意識調査」の結果、女性が効果を実感するポイントとして、なめらかさと浸透感の双方がもとも重要であるということが分かりました。



ポイント(4) 感覚を目覚めさせる“香り”

~自分が心地よく感じる、いつも積極的に使いたくなるような香りを選ぶ~

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自分を見つめながらじっくりとスキンケアを行う上で、香りはとても重要。注目はスイートオレンジの香り。ストレスを持つ女性の女性ホルモンは、正常な場合と比較して揺らぎ幅(濃度変動)が小さくなる場合があります。スイートオレンジの香りには、女性ホルモンの揺らぎ幅を整え、ストレスによる女性ホルモンのアンバランス状態を調整してくれる効果が期待できると言われています。



ポイント(5) 触覚に訴えかける“パッケージ”

~「触れる喜び」という新しいトレンド~

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従来のスキンケア概念にあまり見られなかった、“触覚”へのフォーカスも2018年らしいトレンド。

日々手にとったときに、パッケージに触った感触から新鮮さや心地よさを得ることで、心をリラックスさせ、自分の肌と対峙するスキンケアタイムへとすーっと入り込むことができると思います。





●“肌感度”がトレンドとなる背景

◆女性の消費行動に詳しいマーケターからのコメント◆

牛窪 恵(世代・トレンド評論家/マーケティングライター)

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1968年東京生まれ。日大芸術学部 映画学科(脚本)卒業後、大手出版社に入社。国内外で広告、マーケティング、行動経済(心理)学を学び、2001年4月、マーケティングを中心に行う有限会社インフィニティ設立。同代表取締役。財務省財政制度等審議会専門委員。現在、『日本経済新聞』『婦人公論』ほかに連載中。著書に『【年の差婚】の正体(扶桑社新書)』、『恋愛しない若者たち(ディスカヴァー21)』などトレンド、マーケティング関連の著書多数。「おひとりさま(マーケット)」(05年)、「草食系(男子)」(09年)は、新語・流行語大賞に最終ノミネート。テレビ朝日『ワイド!スクランブル』、フジテレビ『ホンマでっか!?TV』を始め、テレビのコメンテーター出演多数。

近著に『「おひとりウーマン」消費! 巨大市場を支配する40・50代パワー(毎日新聞出版)』。



ここ数年の間に、移動や仕事の合間などの“すきま時間”に、トレーニングやカラオケなど“おひとりさま”を楽しめる店やサービスが増えました。しかし一方で、現代はスマホの普及により、LINEでコミュニケーションをとりInstagramに画像を投稿し、ニュースやショッピングなど何でもスマホで出来るようになったことで、すきま時間の多くはスマホを通した何らかのコミュニケーションに使われるようになりました。常にスマホをチェックし、誰かと繋がることに安心感を求め、他者からどう見られているかを気にしてしまう空気が社会全体に広がり、逆に「SNS絶ち」や「SNS疲れ」を求める動きも出始めました。

時間が無くなったのは単純に忙しくなったからという理由だけではなく、すきま時間のほとんどをスマホ閲覧にあててしまいがちなことも大きな要因です。



しかしこの反動で、感性を研ぎ澄ますために意図的に時間を確保すること、五感を刺激しながら自分と向き合うことへのニーズも広がっています。暗闇ボクシングや暗闇ご飯など、常日頃酷使している視界を塞ぐことによって、ほかの五感を研ぎ澄ます効果があります。温活系ヨガやマグマスパ、プチ湯治など、五感を刺激し感性を研ぎ澄ますことに効果的なスポットがトレンドになりましたが、この流れが、より日常的な、スキンケアアイテムのようなツールにも波及し、“肌感度”向上への注目度が上がることが予想されます。

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