4K対応360°VR動画配信ソリューション
■市場の拡大が予想される360°動画とPALTEKが提供するソリューション
International Data Corporation(米国マサチューセッツ州)が公表したレポートによると、世界のVR/AR関連の売上高は2021年までに毎年倍増することが見込まれ、2017年の114億ドルから2021年には2,150億ドルと、年平均成長率113.2%で増加していくと試算されています(※1)。また、通常の動画よりも没入感の高い視聴体験を提供できる360°動画については、2015年3月にYoutubeがいち早く360°VR動画に対応すると、9月にはFacebookも対応を開始しました。撮影用の360°カメラも普及し、今後は360°動画の活用が増加することが予想されます。
今回、PALTEKが提供する4K対応360°VR動画配信ソリューションは、Haivision社の4K対応H.264/AVCエンコーダ装置「KB-4K」と4K 360°カメラにより構成されます。4K 360°カメラで撮影した動画をエンコーダ装置で圧縮し、IPネットワーク網経由でYoutubeライブストリーミングへアップロードすることができます。アップロードされた4K 360°動画は、市販されているVRゴーグルなどを用いてライブで視聴することが可能です。今後、Facebookライブやその他のストリーミングサービスへの対応も予定しています。
■2017年国際放送機器展(InterBEE 2017)に展示
PALTEKは2017年11月15日(水)から11月17日(金)まで、幕張メッセで開催される2017年国際放送機器展(InterBEE 2017)にグループ会社である株式会社エクスプローラと共に出展し、ライブ放送に必須な高画質と低遅延を実現したパナソニック株式会社の4K 360°カメラからの映像を、Haivision社のエンコーダ装置を通じて、YoutubeやFacebookなどにVR動画配信を可能とするシステムを展示します。4K対応360°VR動画配信ソリューションにより、ライブやオンデマンドでの360°VR動画の視聴体験を通じて、日常では味わえない臨場感を実現する新しいコンテンツ配信システムを提案します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/142737/LL_img_142737_1.png
4K対応360°VR動画配信ソリューション
■参照情報
※1 Worldwide Spending on Augmented and Virtual Reality Expected to Double or More Every Year Through 2021, According to IDC
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS42959717
■Haivision社について
Haivision社は2004年に設立されたプライベートカンパニーで、コミュニケーション、コラボレーションおよび教育の分野で世界をリードする組織に、メディア管理およびビデオストリーミングソリューションを提供し支援しています。Haivision社はストリーミングメディア誌で映像分野で最も影響力のある企業の一つとして、そしてDeloitteのテクノロジーFast 500で最も成長が著しい企業の一つとしても評価されています。Haivision社はモントリオールに本社を置き、シカゴ、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、アジア、南米各地に支社を置いています。
Haivision社に関する詳細は、ウェブサイト http://www.haivision.com/ をご覧ください。
■株式会社PALTEKについて
PALTEKは、1982年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対してザイリンクスのFPGAやASSP、アナログ半導体などの半導体製品の販売のほか、ハードウェアやソフトウェアなどの設計受託サービスも提供し、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討から試作開発、量産までサポートしています。また、通信機器の設計開発など通信分野において数多くの実績を有しており、その強みを活かしIoT市場向けのソリューションを強化しています。PALTEKは、「多様な存在との共生」という企業理念に基づき、お客様にとって最適なソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。
PALTEKに関する詳細は、ウェブサイト http://www.paltek.co.jp/ をご覧ください。