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榮太樓總本鋪、「お伊勢さん菓子博2017」にて「梅ぼ志飴」が名誉総裁賞を受賞!



有平糖 榮太樓 梅ぼ志飴


有平糖 榮太樓 果汁飴


Ameya Eitaro Sweet Lip

株式会社榮太樓總本鋪(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長:細田 眞、以下「榮太樓總本鋪」)は、「お伊勢さん菓子博2017(4月21日(金)~5月14日(日)、三重県伊勢市)」にて、3種類の商品を審査会に出品し、次の賞をいただきました。

●名誉総裁賞(大会名誉総裁・三笠宮彬子妃殿下):「有平糖 榮太樓 梅ぼ志飴」

●農林水産大臣賞:「有平糖 榮太樓 果汁飴」

●観光庁長官賞:「Ameya Eitaro Sweet Lip」





【「お伊勢さん菓子博2017」とは】

お菓子の博覧会は、お菓子の祭典としてほぼ4年に1度、全国の各地を回って開催されています。その地域のお菓子屋さんがつくっている菓子工業組合が主催しているものですが、地方自治体もバックアップする大きなイベントとなっています。お菓子の博覧会の始まりは古く、明治44年の第1回帝国菓子飴大品評会にさかのぼります。会場では、全国よりお菓子が集められ展示・即売され、また菓匠により作られた工芸菓子が披露されます。優秀な作品には皇族による名誉総裁賞、内閣総理大臣賞、農林水産大臣賞などが授与されますが、全国菓子大博覧会での受賞は菓子業界の中でも最高の栄誉とされ、第27回全国菓子大博覧会が三重県伊勢市で2017年4月21日(金)から5月14日(日)まで開催されました。

(出所:「お伊勢さん菓子博」公式ホームページ http://www.kashihaku-mie.jp/outline/ より抜粋)





【「有平糖 榮太樓 梅ぼ志飴」とは】

日本に古来からある米や芋などを材料とした「和飴」とは異なり、砂糖を材料とする飴です。南蛮渡来の細工菓子アルフェニン(和名、有平糖)の製法で作られており、歯に付かずカリカリと軽やかに噛み砕けるキレのよさに加え、砂糖の熱分解により生じるカラメルを主体とした複雑な風味が特徴です。また、いくつ舐めても口の中が荒れないのは砂糖純度の高い証拠。化粧品の乏しい明治、大正の頃、上方の芸妓、舞妓たちが、この「梅ぼ志飴」を唇に塗ってから口紅をつけると唇が荒れず紅に照りが出るからと東京土産に請うたと伝わっています。「梅ぼ志」の名前の由来は、「形、大きさ、色」などその見た目が梅干に似ていたからです。色が赤くて、鋏の切り口を指でつまんだために表面にシワが寄った形をしていて、それを見た江戸っ子が洒落で「梅干」に似ているとして名付けたのです。甘い飴だからこそわざと「梅ぼ志」と称したところに、江戸っ子の洒落と機知がうかがえます。





【「有平糖 榮太樓 果汁飴」とは】

香料と着色料で味、色をつけるのが世界中で当たり前のフルーツキャンディを、当社の飴作りの伝統である無香料無着色で作りたい。そんな想いで、榮太樓果汁飴は作られました。福岡県産あまおう、広島県産大長レモン、熊本県産温州みかん、宮古島産沖縄マンゴー、青森県産王林りんご、いずれも飴に適する果実原料の種類、産地の選定から始めました。最も果実の香りや特徴が強まる旬の時期を狙い摘果、生果実の美味しさを維持する特殊加工を施し、パウダー状に加工したものをふんだんに飴に混ぜていきます。果物の皮や種にも美味しさや栄養があるため丸ごと使いたい、そんな考えから安心安全の国産果実を使用しています。果実の本当の美味しさを楽しめる、有平糖榮太樓果汁飴はフルーツキャンディの最高峰を目指しております。





【「Ameya Eitaro Sweet Lip(あめやえいたろう スイートリップ)」とは】

「Ameya Eitaro Sweet Lip」は、榮太樓總本鋪のブランドの一つである「Ameya Eitaro(あめやえいたろう)」の商品です。江戸末期の頃、上方の旦那が馴染みの芸妓から「梅ぼ志飴を紅の下地として唇に塗るとツヤが出てよい」と、東京土産としてねだられたという逸話が当社に伝わっております。当社が160年伝承し続ける榮太樓飴を、固まる前の蜜状のまま仕上げ、化粧品に使用するリップグロスチューブに入れることで、江戸の逸話をヒントに現代の姿でよみがえらせました。発売以来、そのファッション性と美味しさから高い評価を受け、当ブランドの代表商品に育ちました。逸話通りに唇にぬって楽しんでいただいても結構ですし、ソースがわりにアイスクリーム、ヨーグルト、パン、紅茶、コーヒーなどにかけてお召し上がりいただいても結構です。季節・店舗限定品なども含め、常時10種類程度のフレーバー・カラーを展開しております。





【「榮太樓總本鋪」とは】

文政元年(1818年)、飯能の菓子屋細田徳兵衛が孫二人を連れて江戸に出府、「井筒屋」の屋号を掲げ九段坂で菓子製造販売を始めました。やがて、徳兵衛の曾孫に当たる細田安兵衛三世(幼名、栄太郎)が安政四年(1857年)に日本橋のたもと西河岸町に店を構えます。その後、屋号を自己の幼名にちなんで「榮太樓」とあらため、甘納豆の元祖「甘名納糖」や有平糖「梅ぼ志飴」などを創製しました。





【「Ameya Eitaro(あめやえいたろう)」とは】

「あめに恋して、あめに夢見て」、Ameya Eitaroは2007年に、榮太樓總本鋪のサブブランドとして登場し、今年10周年を迎えました。現在、新宿伊勢丹店、銀座三越店、ウェブショップで展開しております。榮太樓總本鋪が長年掛けて培ってきた飴に関する技術とノウハウのすべてを注ぎ、飴の美しさ、美味しさや、今の東京の姿をデザインに反映させて表現したいと、次々に新商品を生み出してきました。これからも、私たちが大切にしている飴作りの技術と美学を、新しい東京の味として世界に向け発信してまいります。
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