低圧モニタリングパッケージ
通信機能が内蔵された計測機器に変更することでルータが不要になってコンパクト化し、さらに200Vまでの電力供給に対応可能となりました。幅広い設置条件に応えるとともに、遠隔監視の導入コストを削減することで、年間販売台数10,000台を目指します。
製品ページ: http://www.lapsys.co.jp/products/teiatsu_pkg/lp
【背景】
改正FIT法が2017年4月に施行され、太陽光発電設備における点検・保守が義務となり、発電電力量や設備状態を詳細に把握できる遠隔監視システムの需要が増えてきています。電源供給が200Vにしか対応していない発電所の場合、従来の100V電源供給の遠隔監視システムを導入するには新たに電力契約や配線工事が必要でした。そこで、200Vまで対応できる遠隔監視システムの開発に取り組み、手間やコストをかけることなく導入できるようになりました。
【製品概要】
製品名 : L・eye(エル アイ)“低圧モニタリングパッケージ”
サービス内容 : 太陽光発電遠隔監視システム
パッケージ内容: 計測機器「Solar Link ZERO」
電源ユニット
ASPサービス利用料
通信回線費用
収納ボックス
アンテナ
計測内容 : 直流電力量
交流電力量
直流電圧/交流電圧
PCS故障情報
PCSの状態(発電停止)
URL : http://www.lapsys.co.jp/products/teiatsu_pkg/lp
【製品特長】
(1) 高機能
計測機器がPCS(パワーコンディショナ)と直接通信することで、PCS毎の発電量や稼働状況をリアルタイムで把握することができます。
(2) 低価格
長年培ってきた高圧分野での技術を生かし、低圧向け遠隔監視システムの開発コストを抑えました。また、当社オリジナルの通信機能付計測機器を用いることで低価格を実現しました。
(3) 出力制御に標準対応
改正FIT法で協力が義務付けられている出力制御に標準対応しています。出力制御への対応が求められた場合に、機器の入れ替えをすることなく、対応可能です。
(4) 幅広いPCSに対応
国内外30社以上のさまざまなPCSに対応しているため、PCSに合わせて遠隔監視システムを選定する手間を省くことができ、汎用的に利用することが可能です。
(5) コンパクトな収納ボックス
従来は計測機器と通信機器それぞれ必要でしたが、これを通信機能が内蔵された計測端末に変更しました。通信機能と計測機能を一体化することで収納ボックスがコンパクトになり、さまざまな設置場所に対応できるようになりました。
【今後の予定】
遠隔監視システムの設置率が低いとされる既存の太陽光発電低圧発電所ですが、改正FIT法の施行に伴って、遠隔監視システムの後付けの需要も高まっていくと予想されます。当社では、既存・新設問わず幅広い発電設備に対して低コストで導入可能な遠隔監視システムを提供し、販売拡大を目指していきます。
■株式会社ラプラス・システムについて
創業26年。太陽光発電をはじめとする自然エネルギーの計測、表示、監視、シミュレーションにいち早く取り組み、業界のパイオニアとして自然エネルギーの普及促進を支えています。
所在地 : 〒612-8083 京都市伏見区京町1-245
代表者 : 代表取締役社長 堀井 雅行
会社設立: 1990年6月
資本金 : 1億7,400万円
従業員数: 205名 ※2016年12月現在
事業内容: 科学技術系ソフトウェア、主に太陽光発電計測・表示システム
URL : http://www.lapsys.co.jp