The Brand-New Concert 2017
総監督:渡辺俊幸
服部克久
千住明
このたび、当財団では作編曲家で音楽プロデューサーの渡辺俊幸を音楽総監督に最新のデジタルサウンドと生の壮大なオーケストラとの共演による真新しいコンサート「The Brand-New Concert 2017」を3月29日(水)に東京・渋谷Bunkamura オーチャードホールにて開催いたします。
<The Brand-New Concert 2017 特設ページ>
http://www.kakehashi-foundation.jp/activity/concert/
【開催背景・内容】
デジタルテクノロジーの潮流は今や私たちの身の回りに浸透し、日々の生活様式にも大きな影響を与えてきたのは周知のことです。音楽の世界においても、例えばサンプリングの精度の向上や高度な表現能力により、電子楽器とは思えないようなリアルな音楽表現が可能になったり、あるいはPC(コンピュータ)と高機能な音楽制作用ソフトウェアを用いてオーケストラサウンドを実現したりと、今では様々な音楽シーンでデジタル技術は欠かせない存在となっています。
しかしながら、このような音楽がテレビのBGMとして演奏されていたり、オーディオで聴いたりすることは有っても、コンサートなどで実際に観たり聴いたりする機会はたいへん少ないのが実情です。
そこで、国内有数の作曲家や音楽家を招き、最新のデジタル楽器とオーケストラによる演奏。そしてトークと映像を交えて、その曲に隠されたさまざまなデジタルテクノロジーによるサウンドアートを発見するコンサートを開催いたします。
開幕のPart1はデジタルとアコースティックとのサウンドを融合して新しい芸術領域を切り開いた、いわば先駆者としての冨田勲の代表作品を演奏する「TOMITA TUNES」に解説を加え、冨田作品の素晴らしさを総監督の渡辺俊幸が語っていきます。
曲目は、アニメの名作「ジャングル大帝」や「源氏物語幻想交響絵巻」、そしてシンセサイザーによる名作「惑星」から“火星”を予定しています。
Part2では「The Legend Works」として現代の音楽シーンを走る、服部克久、千住明、渡辺俊幸、川井憲次による指揮と演奏に、それぞれの楽曲の中での電子楽器の持つ役割を、映像を交えながら解説していくというユニークなコンサートです。
曲目は、服部克久の名曲「自由の大地 変奏曲」をはじめ、人気アニメ「宇宙兄弟(渡辺俊幸 作)」、大河ドラマのテーマ音楽「花燃ゆ(川井憲次 作)、押井守監督による映画“アヴァロン”から「Log in(川井憲次 作)」など、それぞれの作曲家が自らの指揮や演奏で名作を紹介していきます。
オーケストラは、ディズニー・オン・クラシックの全国ツアーなど幅広いジャンルの演奏で人気の“THE ORCHESTRA JAPAN”、そしてキーボーディストであり、多くのライブやアルバムを手掛けてきた篠田元一がデジタルパートをプロデュース。パーカッショニストの梯郁夫をはじめ国内のトップミュージシャンによるオーケストラとの共演も見ものです。
また、作曲家として数多くの名作を世に生み出し、このコンサートでは総監督を務める渡辺俊幸が司会を担当、NHKの「ららら クラシック」の軽妙なトークで人気の加羽沢美濃のアシスタントもコンサートに花を添えます。
テレビドラマ、アニメやゲームなど、日頃親しんでいる曲の中に、最新のデジタルテクノロジーの成果が込められていることを新たに発見できる貴重なコンサートです。
【開催概要】
タイトル:The Brand-New Concert 2017
~電子楽器とオーケストラの融合で、大きくふくらむ音楽の世界~
開催場所:Bunkamura オーチャードホール(渋谷)
開催日 :2017年3月29日(水) 18時開場・19時開演予定
出演 :総監督 渡辺俊幸
(作編曲家、音楽プロデューサー、洗足学園音楽大学教授)
音楽プロデューサー 篠田元一(作編曲家、キーボーディスト)
司会進行 加羽沢美濃
指揮・演奏 服部克久(作編曲家)、千住明(作曲家)、
川井憲次(作曲家)、渡辺俊幸(作曲家)
オーケストラ THE ORCHESTRA JAPAN
シンセサイザー 篠田元一、岩城直也、扇谷研人、大迫杏子
ドラム 渡嘉敷祐一
パーカッション 梯郁夫
篳篥/笙 西原祐二、他 (順不同)
演目 :◇Part1“TOMITA TUNES”
冨田勲が遺した、アコースティックと
デジタルを融合した先駆者としての数々の名作に触れる。
“ジャングル大帝”“惑星”“源氏物語幻想交響絵巻”など
◇Part2“The Legend Works”
ドラマや映画音楽、アニメやゲームの分野で電子楽器が
大きな役割を果たす楽曲演奏に、日本を代表する作曲家のトークと
映像を交え、ポピュラー音楽における電子楽器の役割を解説。
「自由の大地 変奏曲」(服部克久)「宇宙兄弟」(渡辺俊幸)
「花燃ゆ」(川井憲次)他
入場料 :S 5,800円、A 4,500円、B 3,300円
1月28日よりBunkamuraチケットセンター他でチケット先行販売
2月3日よりチケットぴあ他にて一般販売
主催 :公益財団法人かけはし芸術文化振興財団
協力 :一般社団法人日本作編曲家協会(JCAA)、
一般社団法人音楽電子事業協会(AMEI)、
株式会社A-1 Pictures、株式会社KADOKAWA、
株式会社手塚プロダクション、讀賣テレビ放送株式会社、
楽器メーカー各社、首都圏音楽大学/専門学校 他
企画 :トート株式会社
<The Brand-New Concert 2017 特設ページ>
http://www.kakehashi-foundation.jp/activity/concert/
【チケット】
1月28日より、MY Bunkamura オンラインチケットにて先行販売
2月3日より、一般販売
Bunkamuraチケットセンター 03-3477-9999
チケットぴあ 0570-02-9999
【公益財団法人かけはし芸術文化振興財団 概要】
設立日 : 1994年9月19日
行政庁 : 内閣府
基本財産 : 35億9千万円(2016年度3月末現在)
所在地 : 〒103-0028 東京都中央区八重洲1-5-4 共同ビル八重洲口405
TEL : 03-6265-1821
FAX : 03-6265-1822
設立の目的: 電子技術を応用した芸術文化の振興と普及を図るために、
芸術文化に関する事業を行い、我が国の芸術文化の発展に
寄与することを目的としています。
URL : http://www.kakehashi-foundation.jp/