和田 伸也さん(左)、この日の伴走者は蓑和 廣太朗さん(右)
平田 久雄さん(左)、陳 傳男さん(右)
中野 陽子さん
■ランナーズ賞とは
ランナーズ賞は、長年に渡り市民ランナーとして模範的生活を送り、健康であることの喜びやランニングの素晴らしさを多くの人々に伝え、また仲間を作り、さらに地域の社会体育を考えていく、そのような地道で有意義な活動をされている「人」「団体」について、その功績を讃えることを目的としています。1988年から始まり、2016年で29回目を迎えます。ランナーズ賞事務局による一次審査と、選考委員会により受賞者を決定します。
詳細: https://runnet.jp/award/index.html
和田 伸也さん(左)、この日の伴走者は蓑和 廣太朗さん(右)
https://www.atpress.ne.jp/releases/116685/img_116685_1.png
平田 久雄さん(左)、陳 傳男さん(右)
https://www.atpress.ne.jp/releases/116685/img_116685_2.png
中野 陽子さん
https://www.atpress.ne.jp/releases/116685/img_116685_3.png
■第29回「ランナーズ賞」受賞者紹介
▽和田 伸也さん(わだ・しんや、39歳、大阪府寝屋川市)
網膜色素変性症により、関西大学3年生の時に視力を失う。29歳の時に視覚障がい者と健常者が一緒に入る「賀茂川パートナーズ」を知り、走り始める。2007年福知山マラソンで完走、その後日本代表として数々の世界大会に出場。ロンドンパラリンピックでは全盲クラス5,000メートルで銅メダル、リオパラリンピックでも3種目に入賞。800メートルからマラソンまで5種目の日本記録を保持。通勤電車の中などで市民ランナーの伴走者達とメールで連絡を取り、スケジュールを調整しながら月間500kmを走りこんでいる。
▽平田 久雄さん(ひらた・ひさお、66歳、沖縄県)&陳 傳男さん(ちん・でんなん、62歳、台湾共和国)
二人は2004年に沖縄マラソンで出会い「マラソンで交流しよう!」と意気投合。第20回NAHAマラソン(2004年開催)に、陳さんの手配で台湾から150名が参加。一方、翌年の台湾マラソンには沖縄から150名が参加。2016年高雄MIZUNO国際マラソン大会(台湾、2016年開催)も周囲を巻き込んで実現。二人は、13年間のマラソン友好の輪を今後も広げ、日本と台湾の文化、芸能、経済交流まで発展させたいと夢を持っている。平田さんは、沖縄県ランナーズクラブ連合会(ORCA)副会長。傳さんは、沖縄・台湾交流振興会台湾代表。
▽中野 陽子さん(なかの・ようこ、80歳、東京都大田区)
現セイコーホールディングス株式会社勤務を経て20代後半に洋裁のパタンナーへ転身。55歳から洋品店を経営。71歳よりマラソンを始め、80歳でのフルマラソン記録は4時間16分(東京マラソン2016)で、世界記録(マスターズ陸上80~84歳の部)の4時間12分40秒に迫る。走る時に愛用しているオレンジ色の短パンは、ランニングクラブのTシャツを得意の洋裁で仕立て直したもの。80歳を超えても、フルマラソンの他、400m、800m、1,500m、3,000mの種目でそれぞれ日本記録、世界記録に挑戦し続けている。
【アールビーズスポーツ財団について】
ランニングの普及・発展のための事業を数多く実施してきた「ランナーズグループ」によって2010年に設立された財団法人。市民ランニング界に貢献する人や団体、大会に贈られる「ランナーズ賞」の運営など、社会貢献事業や公共性の高い事業を行っている。現在はランニングのみならず、自転車なども含めて市民参加型のスポーツイベントを支援。ランニング関連データの収集、ランナーズマイスター養成講座の運営、ボランティア育成・派遣などにも取り組んでいる。
・名称 : 一般財団法人アールビーズスポーツ財団
・代表者 : 代表理事 下条 由紀子
・事務局 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-4-12 DT外苑
・設立 : 2010年
・事業内容: 「ランナーズ賞」運営、市民参加型スポーツイベント支援、
ボランティア育成等
・URL : http://www.r-bies.or.jp/