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この表現力、クラスを超えたパフォーマンス。次世代プリンター「TrueVIS SGシリーズ」誕生。



TrueVIS SG-540(左)、SG-300(右)


サイン・グラフィックスの製作


車両ラッピングの製作


ステッカー・ラベルの製作

業務用インクジェットプリンターを製造・販売するローランド ディー.ジー.株式会社は、「TrueVIS(トゥルービズ)」ブランドの新製品として、最大用紙幅54インチ(1,371mm)に対応するプリント&カット機(*1)の「SG-540」と、同30インチ(762mm)に対応する「SG-300」を、世界同時発表しますのでお知らせいたします。



URL: http://www.rolanddg.co.jp/product/color/print/sg/index.html





SG-540/300は、サイン・グラフィックス(*2)に求められる「人の目を惹きつける色」にこだわったプリント&カット機の次世代エントリーモデルです。当社が長年に亘って培ってきたインクジェット技術とカラーマネジメント技術の粋を結集した最新型プリントヘッド「Roland DG FlexFire(ローランドディージー・フレックスファイア)」と、同ヘッドに最適化した低溶剤インク「TrueVIS INK」を採用し、鮮やかさと光沢感でこれまでのエントリーモデルの常識を覆す圧倒的な印刷表現を可能にしました。ワンクラス上の印刷品質と、プリント&カット機能がもたらす幅広いアプリケーション、さらにはリーズナブルなコスト・オブ・オーナーシップ(初期投資額とランニングコストの合計)は、事業の多角化と高収益化を達成したいと考えるお客様のみならず、サイン・グラフィックス製作事業への新規参入をご検討されるお客様にも最適な価値を提供します。



発表にあたりデジタルプリンティング事業開発本部長の前田 祐子は、「先進国のサイン・グラフィックス市場では、業務用インクジェットプリンターの普及に伴う競争の激化や、クライアントからの低価格・短納期ニーズの高まりといった市場環境の変化を受け、競合他社との差別化や収益性に課題を抱える事業主が散見されます。一方、新興国では、経済発展にあわせた市場の拡大を見込み、新たにサイン・グラフィックス製作事業を始めようとする方が増加傾向にありますが、初期投資額やランニングコスト、メンテナンスや教育などのサポートサービスの有無を懸念する声があり、参入をためらう事例が見受けられます」とし、「当社は、市場の発展を牽引するトップブランドとして、これらの課題に最適なソリューションを提案すべくTrueVIS SGシリーズを開発しました」と述べています。



SG-540/300には、2016年3月に発売した上位モデルのTrueVIS VGシリーズに採用されているRoland DG FlexFireを2基搭載。先進のヘッドコントロール・テクノロジーで3サイズのインク滴を正確に着弾させ、高精細な表現はもちろん、ムラのない均一なベタ表現を可能にしています。Roland DG FlexFireが誇る卓越したインク連射性能とワイドサイズのヘッドは、従来モデル比で約1.6倍の印刷スピード(*3)を達成。お客様のビジネスの生産性向上に貢献します。500ccパウチ式インクカートリッジで提供される「TrueVIS INK」は、当社従来インク(*4)比で1cc当たりの単価を約2割抑え、ランニングコストの低減に寄与します。



SG-540/300は、お客様のアプリケーションの幅を広げる多用途性や、初心者でも簡単に扱える操作性や利便性を追求した点も大きな特長です。印刷と同時にイラストや文字などの輪郭を切り抜くことができるプリント&カット機能は、看板やポスター、車両ラッピングなどの大判出力だけでなく、ステッカー・ラベルやアパレル装飾の製作に強みを発揮します。最新のカッティング機構を採用し、高精度なカッティングで複雑な形状はもちろん、最大カット圧500gfのスペックで厚手のシートもスムーズにカットし、アプリケーションの幅を広げます。出力用ソフトウェアは、PostScript(R)ファイルに加え、PDF形式のファイルも直接処理できる新エンジンを搭載した「Roland VersaWorks Dual(ローランド・バーサワークス・デュアル)」を標準装備。簡単操作で高品質な出力をサポートする従来ソフトウェアの利点はそのままに、透明効果を含む出力データも忠実に再現します。さらにSG-540/300にはアプリケーションソフトウェア「Roland DG Mobile Panel(ローランドディージー・モバイル・パネル)」を搭載。プリンターとBluetooth(R)接続したスマートフォン、タブレット端末上で、プリンターの操作や各種設定を行うことができます。



前田は、「TrueVIS VGシリーズは、EDPアワード(*5)のBest wide format print & cut solution(大型プリント&カット機分野の最優秀賞)を受賞するなど、先進国のサイン・グラフィックス市場を中心に、業務用インクジェットプリンターの業界標準を新たな次元へと進化させています」と述べ、「SGシリーズは、VGシリーズに続く新シリーズであり、サイン・グラフィックス市場のエントリーモデルの在り方を一新することを狙いとするものです。『TrueVIS』ブランドが誇る画質を、幅広いお客様に導入しやすい価格でお届けできることを大変嬉しく思います。SGシリーズの優れた特長と、世界中で展開される当社の充実したカスタマーサービス・サポート体制を組み合わせ、お客様のビジネスの発展を包括的に支援してまいります。新興国市場では、先進国のサイン市場で培ってきた知見とノウハウを活かしながら、ローカルパートナーと協働で、各国・地域のニーズにあわせた最適なソリューションを提案してまいります」と今後の展開に向けて抱負を語っています。



*1 インクジェットプリンターの機能とカッティングマシンの機能を1台に統合したマシン。印刷と同時に写真や図柄などの輪郭を切り抜くことができ、ステッカー・ラベルの製作や、デザイン性の高いサイン・グラフィックスの製作で強みを発揮します。

*2 屋内外に掲示される広告看板やポスター、表示物など。

*3 塩ビ出力時の標準印刷モードにおける、SP-540iとの比較。

*4 低溶剤インクECO-SOL MAX 2との比較。

*5 EDP(European Digital Press Association)は、ヨーロッパにおける印刷業界誌団体。同組織の審査員は毎年、デジタル印刷に関わる製品を評価し、高い付加価値を誇る製品や技術を表彰しています。





■TrueVIS SG-540/300の特長

1. 高画質を追求した次世代プリントテクノロジー

上位モデルにも採用される最新型プリントヘッド「Roland DG FlexFire」を2基搭載。精密なヘッドコントロールにより、高精細な表現や、ムラのない均一なベタ表現に優れ、近距離で見られることの多いステッカーやラベル、ポスターなどの製作から、ベタ表現が多用される大判のサイン・グラフィックスの製作まで、幅広いアプリケーションで最適な印刷表現を実現します。



2. 鮮やかな印刷表現を実現する「TrueVIS INK」

Roland DG FlexFireに最適化した低溶剤インク「TrueVIS INK」は、広色域・高発色で、サイン・グラフィックスに求められる鮮やかで光沢のある印刷表現を実現します。当社従来インク*に比べ1cc当たりの単価を約2割抑えてランニングコストの低減に貢献します。

* 低溶剤インクECO-SOL MAX 2との比較。



3. 美しい仕上がりを実現する最新のカッティング技術

当社最新のカッティングマシンに搭載される機構を採用し、より高精度なカッティングを実現しました。複雑なデザインはもちろん、最大カット圧500gfを達成したことで、厚手の素材もスムーズにカットし、アプリケーションの幅を広げます。



4. 出力業務を革新するスマートテクノロジー

プリンターの操作性を一新するアプリケーションソフトウェア「Roland DG Mobile Panel」を搭載。従来の本体パネルによる操作に加え、スマートフォンやタブレット端末とプリンターをBluetooth(R)接続することで、プリンターの操作や各種設定をワイヤレスで行うことができます。



5. 進化した出力用ソフトウェア「Roland VersaWorks Dual」

PostScript(R)ファイルに加え、新たにPDF形式のファイルも直接処理する新エンジンを搭載。ドロップシャドウなどの透明効果を含む出力データも忠実に再現します。簡単操作で定評のある従来ソフトウェアのインターフェイスを継承し、初めてお使いの方でも直感的な操作が可能です。





■主な仕様

製品名       :SG-540、SG-300

印刷/カッティング幅:SG-540 最大1,346mm

           SG-300 最大736mm

印刷ドット解像度  :最大900dpi

対応インク/色   :低溶剤インク「TrueVIS INK」 500ccインクパウチ/

           シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)

外形寸法/重量   :SG-540

           2,685(幅)×745(奥行)×1,310(高さ)mm/178kg

           SG-300

           2,070(幅)×745(奥行)×1,310(高さ)mm/147kg

インターフェイス  :イーサネット(100BASE-TX/1000BASE-T 自動切替)

標準価格(本体)*   :SG-540 1,700,000円(税抜)

           SG-300 1,550,000円(税抜)

           * スタンド、RIP&Printマネジメントソフトウェアを

            含む合計価格、運送・設置費別

標準価格(インク)  :12,000円(税抜)/各色500cc

販売目標台数    :発売後1年間で2,000台(国内・海外の合計台数)

発売日       :2016年9月1日(木)





■ローランド ディー.ジー.株式会社について

ローランド ディー.ジー.株式会社は、XYZ軸の制御技術を元に、業務用インクジェットプリンターやカッティングマシンを中心とするカラー事業と、3次元切削加工機や彫刻機を中心とする3D事業を展開しています。カラー事業の分野では、1台のプリンターで、印刷と同時にイラストや文字などの輪郭を切り抜くことができる「Print&Cut」技術の先駆者であり、広告看板を製作するサイン業界などでインクジェットプリンター「SOLJET」「TrueVIS」「VersaCAMM」シリーズや、カッティングマシン「CAMM-1」「STIKA」シリーズを展開し、世界トップブランドとして市場をリードしています。近年では、幅広い用途での印刷に対応するUV-LEDプリンター「VersaUV」シリーズや、布地への印刷に特化した専用プリンター「Texart」シリーズをラインナップに加え、デジタル印刷の可能性を広げています。一方3D事業の分野では、「デスクトップ・ファブリケーション(机上工場)」コンセプトの下、人々のイメージをカタチにするデジタルものづくりツールとして、3次元切削加工機「MDX」シリーズや、デジタル彫刻機「EGX」シリーズ、3Dプリンターと切削加工機の組み合わせでプロフェッショナルのものづくりを支援する「monoFab」シリーズなどを展開しています。2010年には、歯科技工用ミリングマシンでヘルスケア業界に参入し、「Easy Shape」ブランドの下、精巧な加工技術とデジタルソリューションで、業界のワークフローを変革しています。



※ 本プレスリリースに記載の社名、製品名は各社の登録商標または商標です。





■会社概要

商号  : ローランド ディー.ジー.株式会社

設立  : 1981年5月1日

本社  : 〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-6-4

代表者 : 取締役会長 冨岡 昌弘

      取締役社長 藤岡 秀則

資本金 : 3,668,700,000円

      東京証券取引所市場第一部上場

URL   : http://www.rolanddg.co.jp/

事業内容: コンピュータ周辺機器の製造および販売





■お客様のお問い合わせ先

ローランド ディー.ジー.株式会社 コールセンター

〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-6-4

TEL : 0120-808-232

Mail: rdg-info@rolanddg.co.jp
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