空き家調査プロジェクトイメージ
プロジェクト参加メンバー
■空き家調査プロジェクトin鯖江市
「建築分野もストックの時代」と言われるなか、空き家の活用・再生が重要な課題のひとつとなっています。
福井県鯖江市では、空き家の有効利用および移住・定住・Relocationの促進を図ることを目的とした、総合的な空き家対策を進めています。2016年度には、空き家利用の妨げとなっている要因を把握するためのアンケート調査を実施。その結果を基に、空き家のより詳細な実態把握やデータベース化を目的とした調査を、日本建築設計学会へ業務委託しました。
本調査の結果を活用し、市の補助の下にITインフラの整備およびリノベーションを行ない、民間ベースでのマーケティング・管理によって空き家をオフィスや短期滞在住宅、例えば夏休み期間中といった短期的につかえる事務所などへ利用・活用することが構想されています。
建築家との家づくりをサポートするASJでは、地方創生により「日本をもっと元気にする」という想いと、「Relocation」という新しい企業文化の取組みのもと、このプロジェクトを応援しています。
(1) 調査・業務の内容
26軒の空き家を対象に下記の項目を実施。
・建物概要(築年数、構造、階数など)の把握
・間取り図・配置図の作成
・設備や家財道具の状況確認
・写真撮影
・空き家のマッピングおよびデータベースの作成
・空き家の利活用プランの作成
・改修費(耐震補強工事費含む)の試算
(2) 調査時期と期間
8月上旬で3~4日程度
(3) 調査参加者および研究室
・林 陽一郎(日本建築設計学会 鯖江市空き家調査特別委員会)
・神戸大学(遠藤研究室)
・近畿大学(松岡研究室)
・大阪工業大学(朽木研究室)
・大阪工業大学大学院(前田研究室)
・福井工業大学(五十嵐研究室)
※各チーム3~5名の学生により調査を実施
■企業情報
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社
代表 : 代表取締役社長 丸山 雄平
本社 : 東京都港区高輪3-23-14
TEL : 03-3448-1231
公式サイト: http://www.asj-net.com/
沿革 : 2002年 創設
2011年 5月 関西拠点としての建築家情報空間「ASJ UMEDA CELL(梅田セル)」オープン
2013年12月 東証マザーズ上場
2014年 4月 首都圏初の建築家情報空間「ASJ YOKOHAMA CELL(横浜セル)」オープン
2016年 4月 東京初の建築家情報空間「ASJ TOKYO CELL(東京セル)」オープン
2016年 5月 丸の内アカデミー開講
ASJは、建築家を身近な存在にするべく、全国各地で建築家による展示会や講演会などのイベントを開催。様々な用途の新築・改築を考えている方々に『ASJアカデミー会員』となっていただき、建築家との家づくりに関する情報と機会を提供。施工まで実現する事業を展開しています。
WEB会員登録はこちら: http://service.asj-net.com/
※2016年8月9日(火)現在 登録建築家2,765人 加盟建設会社195カ所
【本件に関するお問い合わせ先】
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社
事業開発本部 栗山
Tel : 06-6363-5701(受付時間 平日9:00~17:30)
E-Mail: info@asj-net.com