表紙画像
疑惑のビッグフット撮影映像
ネッシー写真の全体像
書籍URL: http://www.kagakudojin.co.jp/book/b222136.html
本書は発売以来、「読売新聞」(7月10日)、「東京新聞」(6月26日)、「日刊ゲンダイ」(7月5日)、「ムー」(8月号)などの新聞・雑誌で紹介され、高い評価を受けています。
■書籍の内容 ~未確認動物に関する書籍の決定版~
世界の代表的な未確認動物UMA(Unidentified Mysterious Animal)である「ビッグフット」「イエティ」「ネッシー」「シーサーペント」「モケーレ・ムベンベ」に焦点を当て、実在するのかしないのかをめぐる真偽論争を徹底検証します。さらに、「なぜUMAを信じたくなるのか」という人間心理や、「否定されてもいつまでも生き続ける」論証のカラクリについて、科学の視点から明らかにしていきます。これまで数々のUMAに関する本が出版されてきましたが、バイブルともいえる決定版です。
■なぜUMAはいつまでも話題になるのか
UMAは、嘘ではないかと思いながら、ついつい見てしまう方も多く、テレビなどで何度も取り上げられ続けています。しかし、UMAの証拠とされるいくつかの事象は、インチキであったことがわかっています。本書の中でもさまざまな事例が暴かれています。一方で、多くの人の心をとらえ続けることにも何か理由があるはずです。本書では、心理学や民俗学などの知見から、UMAの存在価値や魅力についても解き明かしていきます。これから夏に向けて、幽霊や心霊現象などがクローズアップされることが多くなりますが、本当にそれらはいるのか、どうして人はそれらに惹かれるのかに思いを巡らしてみる絶好のシーズンです。
■UMAを否定する人にも愛する人にもおすすめの一冊!
本書は2人の著者の共著です。そのうちロクストンは、子供のころは熱狂的にUMAを信じていましたが、後に懐疑論の立場に転じたライター・編集者です。そのため、非科学的な説を批判しながらも、UMAのもつロマンに共感を示します。一方のプロセロは、古生物学の専門家として、未確認動物学は疑似科学であり、科学にとって害をもたらすものと厳しく断じます。立場が少し違う2人が、お互いを認め合いながら生み出した本です。UMAを否定する方だけでなく、UMAに興味のある方、UMAを愛する方も楽しめ、読み応えのある本です。
■主要目次
序(マイケル・シャーマー)
1.未確認動物学――本物の科学か疑似科学か
2.ビッグフット――あるいは伝説のサスクワッチ
3.イエティ――「雪男」
4.ネッシー――ネス湖の怪獣
5.シーサーペントの進化――海馬からキャドボロサウルスへ
6.モケーレ・ムベンベ――コンゴの恐竜
7.人はなぜモンスターを信じるのか――未確認動物学の複雑さ
■書籍情報
書名 : 未確認動物UMAを科学する
~モンスターはなぜ目撃され続けるのか~
(原著名:Abominable Science!: Origins of the Yeti, Nessie, and Other Famous Cryptids)
著者 : ダニエル・ロクストン、ドナルド・R・プロセロ
訳者 : 松浦 俊輔(翻訳家)
体裁 : 四六判・上製・564頁
発行日 : 2016年5月20日
本体価格: 3,800円(税別)
ISBN : 978-4-7598-1821-5
URL : http://www.kagakudojin.co.jp/book/b222136.html
■発行元
会社名 : 株式会社化学同人
所在地 : 〒600-8074 京都市下京区仏光寺通柳馬場西入ル東前町408番地
代表者 : 代表取締役社長 曽根 良介
事業内容: 出版業
設立 : 1954年9月
URL : http://www.kagakudojin.co.jp/