「ルンバ(Roomba)の購入を考えているけど、種類が多すぎてどれが良いのかわからないし、性能の違いも多すぎて何を基準にして選べばいいかわからない!」と思う方も多いはず。そこでこの記事では、ルンバのメリット、デメリットとその対策を紹介した上で自分にあった最適なルンバの選ぶ為の比較ポイントを4つ解説していきます。
ルンバ(Roomba)のメリット、デメリット
■ルンバの3つのメリット
1.床掃除をルンバに任せることにより、掃除に使っていた時間を自由に使える
ルンバ購入を考える理由としては、これが最も大きいのではないでしょうか。毎日行わなければならない掃除を、このルンバに任せることにより、その掃除に隔てていた時間を自由に使えることは非常に大きなメリットです。
仮に1日30分間掃除機をかけていたとして、これをすべてルンバに任せることにより、年間にして7.5日分の時間を生み出すことができるのです。また自動充電や機種によってはごみ捨ても自動で行う性能の高さが人気の1つでしょう。
2.ルンバを使用するにあたり床に不必要なものを置かなくなるため、部屋が綺麗になる
当たり前のことですが、床に物が多く散乱しているとルンバを上手く利用することは出来ません。なのでルンバを購入すると、床に置いてあった不必要なものを整理するクセがつくようになり、必然的に部屋が綺麗になることが期待できます。
3.アプリやアレクサと連携!外出中でもルンバを動かせる
自宅にアレクサがある人は、清掃の開始や停止、ロボットの方向指示、次の清掃のスケジュールなどをハンズフリーで行うことが可能になります。またアプリを使用することにより、外出先であってもルンバを起動させて掃除を行うことも出来ます。帰宅した際に、自宅が既に綺麗になっていたら非常に気持ちがいいですよね。
■ルンバの3つのデメリットとその対策
1.隅が掃除できない
ルンバの形状を見ればわかると思いますが、円形であるため、90度の隅などにはフィットしづらく、上手く掃除できない部分があるようです。このデメリットに対してはシリーズ最高品質のルンバ9+だけ独自のD型形状となっているので、隅の掃除にも対応しています。
2.掃除音がうるさい
口コミなどを見ると、「掃除音がうるさい」とのコメントがあります。実際にどのくらいの音がでるかというと、普通の掃除機よりは小さい音なので、掃除機をかける以上、ある程度の音がでることを考えれば仕方がないことでしょう。
3.配線や物に引っ掛かり、停止する場合がある
ルンバは床に配線などがあると、それにひっかかったり、狭い場所に入って出られなくなったりすることもあるようです。対策としては、普段から床にコード類を置かないようにするか、ルンバを仕様する時には、片付けるようにしましょう。またルンバの付属品には、バーチャルウォールというものがあり、これをルンバが通って欲しくないところに置くことにより、ルンバがその場所を避けて掃除してくれるようになります。
まとめるとデメリットはあるものの、対策をすることにより、快適にルンバを使用することは可能でしょう。
全種類ルンバ(価格、性能)比較表
最適なルンバを選ぶ為のおすすめ比較ポイント4つ!
ルンバは価格や性能にそれぞれ違いがあるため、自分の住む部屋にあったものを購入する必要があります。そこで、ユーザーの各部屋を想定し、最低限考慮したい項目に絞って解説していきます。
①1人暮らしや部屋が少ない人は、ルンバe5がおすすめ!
ルンバe5は、1人暮らしは、1〜2部屋のシンプルな間取りの部屋の人におすすめです。もちろん、ルンバi3以上の性能のものでも、問題ないのですが、オーバースペックな性能となってしまう可能性があるので、部屋の間取りが少ない人は、671やe5でも充分部屋を綺麗にしてくれます。
また性能に比例して価格が高価なものになるので、5万円程で買えるルンバe5は間取りが1〜2部屋の人に取って非常にコスパの良い買い物と言えるでしょう。
②ラグやカーペットが多い場合は、吸引力があるi3以上がおすすめ!
フローリングしかない場合は、
・ルンバ671
・ルンバe5
でも充分なのですが、ゴミやほこりがはいりやすいラグやカーペットが多い場合やペットを飼っている場合は吸引力がより高いi3以上のシリーズの方がおすすめです。
またルンバs9+ではパワーブーストという機能がついており、ラグやカーペットを認知して、吸引力を自動で最大化する機能がついています。
▼吸引力が高いルンバ(低価格順)
・ルンバi3(10倍)
・ルンバi3+(10倍)
・ルンバi7(10倍)
・ルンバi7+(10倍)
・ルンバs9+(40倍、パワーブースト付き)
③複数の部屋を掃除したい人は、間取り学習機能付きのi3以上の選ぼう!
ルンバ選びを失敗しない為の最重要ポイントがこの間取り学習機能の有無でしょう。掃除したい部屋が複数あるのに、間取り学習システムがないルンバを選んでしまうと、すべての部屋に掃除がいきとどかないということに。ルンバ比較表を見るとわかるとおり、間取り学習機能がついているのはi3以上のシリーズです。
もちろん各部屋の掃除ごとにルンバを手動で移動すればこの問題は解決しますが、自動掃除が目的なので、そこも自動化したいところでしょう。
▼間取り学習機能付きのルンバ(低価格順)
【3~4部屋の場合】
・ルンバi3
・ルンバi3+
【5部屋以上の場合】
・ルンバi7
・ルンバi7+
・ルンバs9+
④ゴミ捨ても自動化したい人は、+がついているものを選ぼう
ルンバには、自動ゴミ捨て機能がついているものとそうでないものがあります。3の比較表見てもらえば一目瞭然ですが、数字の後に「+」がついているものが自動ゴミ捨て機能がついているものにあたります。
公式サイトでは、自動ゴミ捨て機能がついているものは、1か月に1回だけダストボックスのゴミを捨てればよいと書いてあり、それ以外は使用の都度ゴミ捨てが必要と書いてあります。
しかし、個人的には毎日ルンバを起動させているのであれば、それほど床上は汚くないとおもいますので、使う度にダストボックスを掃除する必要はないと思います。感覚ですが、5~6回に1回程度でも充分でしょう。またいくら自動ゴミ捨てと言っても、ダストボックスの手入れは定期的に必要になってくることから、自動ゴミ捨て機能はないと困るというわけではありませんが、つけたい人だけつければよいでしょう。
まとめ
以上、ルンバを購入する際、最低限考慮したい項目を紹介してきました。しかし実際に使用してみないとわからない部分があったり、想像していたものと違ったりする部分もあるかもしれません。ルンバの購入は決してい安いものではないので、後悔したくはないでしょう。そのような慎重な人には、まずルンバをレンタルするという選択肢もあります。是非、記事を参考にして最適なルンバを選んでみてください。