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妹が将棋、姉が囲碁 西山朋佳女流4冠の「女性初の棋士」を囲碁二段の静佳が祝福「積年の…」


【写真】将棋界で女性初の棋士として来年4月から活動することを明らかにした西山朋佳女流4冠

将棋界で女性初の「棋士」が誕生する。西山朋佳白玲(清麗・女流名人・女流王将=31)が26日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で記者会見し、「棋士編入」の権利を行使することを明らかにした。来年4月1日付でフリークラス四段として、公式戦に出場する。その一方で、タイトル防衛も含めた女流棋戦にも参加する。

西山の姉、西山静佳さん(34)は囲碁の関西棋院所属の二段。静佳さんは自身のXを通じ、妹を祝福。「心より、おめでとう。リアルタイムで見ていた時は感動しました。積年の思いがやっと叶って、本当に良かった」とつづった。

兄弟、姉妹、双子での将棋、囲碁のプロ棋士、女流棋士の例はあるが、兄弟姉妹で将棋と囲碁が違うケースは非常に稀。

将棋は「棋士」と「女流棋士」が分けられ、囲碁は制度が異なる。初段以上であれば男女問わず「プロ棋士」となる囲碁界で奮闘する姉の姿が、西山女流4冠の背中を後押ししたのは間違いない。

戦前からの歴史もある。囲碁では、杉内寿子九段(引退=99)が、1942年にプロ棋士になっていた。すでに戦前から女流棋士が存在しており、同じ土俵で戦っていた。終戦からわずか7年後の1952年には、初の女流タイトル戦となる「女流選手権」(のちの女流本因坊戦)も創設されている。

女流限定採用試験だけではなく、男女関係なく受験できる採用試験で87年の宮﨑志摩子五段(引退)、96年桑原陽子六段、99年加藤啓子六段、04年謝依旻七段と、合格者を出している。

タイトル戦でも2020年の広島アルミ杯・若鯉戦で藤沢里菜原女流本因坊が女流棋士として初めて優勝。上野愛咲美現女流名人戦はこのタイトル戦で連覇すると、23年には新人王戦も制した。今年の新人王戦3番勝負も柳原咲輝二段が後藤一二段に先勝し、27日の第2局に勝てば上野以来の新人王となる。将棋界ほどのレベル差はない。

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