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香川照之、“性加害”報道を生謝罪もさらなる物議「香川さんじゃなかったら即逮捕」「擁護してるやつ大丈夫?」


8月26日、一部週刊誌で“性加害疑惑”を報じられた俳優・香川照之(56)が、金曜司会を担当する朝のニュース番組『THE TIME,』(TBS系)に生出演し、今回の問題について生謝罪。SNS上では、「被害者と和解しているのに、公開処刑みたいにするのはいかがなものか」「しっかり反省してこれからも頑張ってほしい」と応援する声があがる一方で、「訴えた女性が悪いみたいな香川擁護が多くて気持ち悪い」「女性蔑視も甚だしい……。香川さんじゃなかったら即逮捕だよ」とさらなる物議を醸している。

番組冒頭、黒のスーツにネクタイという姿で頭を下げた香川は「おはようございます。冒頭にお時間をちょうだいいたします。このたびは一部週刊誌報道におきまして私事でお騒がせをいたしましてみなさん、ご迷惑、ご心配、ご心痛をおかけし誠に申し訳ございません」と、神妙な面持ちで謝罪。

続けて「私自身自らの行動をしっかりと深く反省し、自戒の念をきっちりと持って、改めて日々を務めていきたいと思っております。また、与えられていただける仕事に対しましてはしっかりと、真摯にまじめに一生懸命、全力でこれまで通り挑んで行きたいと思っています。そして何より、こうして一日をまた与えていただいていること、このことへの感謝を忘れずに過ごして参りたいと思います。重ねてこの度、お騒がせしていますこと、大変に申し訳ございません」と繰り返し頭を下げ、約1分にわたる謝罪を行った。

報道によると、香川は2019年7月に、東京・銀座のクラブを訪れた際、ホステスの下着をはぎ取って胸をさわったり、キスをしたりするなどの行為に及び、被害を受けた女性はPTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥ったとされている。女性がクラブのママに対して起こした損害賠償請求訴訟はすでに取り下げられているというが、一連の騒動に関してネット上での反応はさまざまだ。

一部では“セクハラ”という言葉に置き換えられて報道されていたがSNS上では「セクハラじゃないよ…犯罪だよ」「セクハラのレベル超えてる。性加害の擁護してるやつ大丈夫?」と批判の声も少なくない。しかし一方で、「やったことは悪いけど、和解してるならしっかり反省してまた頑張ってほしい」「本人同士で解決してるなら掘り返す必要があったのか疑問」と、香川を擁護する声も多く集まっている。

「また、『女性側がお金欲しさに週刊誌にリークしたとしか思えない』『3年前の話を今さらほじくり返されても』『ママがホステスのおさわりOKにしてたんでしょ』『こんなことは水商売では日常茶飯事』『そのリスクも覚悟して高い給料をもらってお店で働いているんじゃないの?』と、被害女性に対する誹謗中傷ともとれるコメントも多く見受けられます。これに対し、『被害者が悪いっていう意見だけは絶対共感できない』『日本はまだまだ性加害者に激甘な国なのだと痛感します』『いやおかしくない?客側のマナーが悪すぎるのが問題なのに、働いてる側が被害を我慢しなきゃいけないのどう考えてもおかしいでしょ』と反論があがるなど、あらたな物議を醸しています」(週刊誌記者)

番組内での謝罪後、香川はいつも通りにメインMCとして進行。今のところ番組を降板するという話はなさそうだが、ドラマやCM、『トヨタイムズ』の編集長など、さまざまな方面に影響が出そうなこの問題。今回の謝罪をもって幕引きとなるのだろうか。

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