橋下徹、公明党・山口代表の「首相発言を改憲への意欲とは受け止めない」を疑問視「わざとボケているのだろうか」

前大阪市長の橋下徹氏（49）が自身のツイッターで、公明党の山口那津男代表（66）が安倍首相の改憲意欲に対し不快感を示したことについて苦言を呈した。

事の発端となったのは、安倍首相が3日、防衛省で開かれた自衛隊高級幹部会同で「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える」と改憲の意思を示したこと。これに対し山口代表は同日に記者団の取材に応え「首相の発言を改憲への意欲とは受け止めない」とした上で、「（首相は）インタビューで『政府が憲法改正案を発議する立場にはない』と明確に述べている」と安倍首相にくぎを刺していた。

この報道を受け、橋本氏は自身のツイッターを更新し、「山口さんは法律家なのにわざと、とボケているのだろうか」と山口代表の「政府が憲法改正案を発議する立場にはない」という言葉について疑問を提示。さらに、「安倍さんは首相であり自民党総裁。議院内閣制の下では総理総裁が一体化。形式的には政府は改憲案を出せないが、安倍さんは自民党総裁として改憲案を出せる」と指摘していた。

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山口さんは法律家なのにわざと、とボケているのだろうか。安倍さんは首相であり自民党総裁。議院内閣制の下では総理総裁が一体化。形式的には政府は改憲案を出せないが、安倍さんは自民党総裁として改憲案を出せる。

— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2018年9月3日

橋本氏のこうしたツイッターには、ネットユーザーは「公明党が改憲反対なら連立を解消すれば良いと思います」「自衛隊が胸を張って職務を遂行できる法整備は必要だと思います。反対する党は連立を解消してほしい」「そういう発言をすることで国民に『改憲はできない』と印象付けたいのでしょう。卑怯ですね」などさまざまな意見が集まっていた。