
イエメン内戦を巡り、親イラン武装組織フーシ派は8日、サウジアラビアの首都リヤドのキング・ハリド国際空港を弾道ミサイルで攻撃したと表明した。ロイター通信は関係者の話として、空港に駐機していたサウジの航空会社「サウディア」の旅客機が炎上したと報じた。
フーシ派の攻撃との関係は不明だが、飛翔体やその破片が直撃した可能性がある。機内に乗客はいなかったとみられる。負傷者の有無は明らかになっていない。旅客機の炎上を受け、8日夜にリヤド行きの国際線数十便が欠航になった。ルフトハンザ航空(ドイツ)やエアインディア(インド)など複数の航空会社がリヤド行きの便を運休すると発表しており、影響が広がっている。
内戦激化に伴い、フーシ派は暫定政権の後ろ盾であるサウジの空港への攻撃を強めている。6~7日にはリヤドと南西部アブハの両空港への攻撃で3人が死亡した。
一方、サウジ当局は8日、迎撃したミサイルの破片がリヤドの幼稚園や医療施設を直撃したと発表した。【カイロ古川幸奈】
