
衆院議院運営委員会の国会改革に関する小委員会は8日、今国会での初会合を開いた。自民党は9月の党役員人事で国会改革に意欲を持つ村井英樹氏が国対委員長に就任。国会のデジタル化などと併せて、国会審議のあり方も主要な論点となりそうだ。
初会合で坂本哲志小委員長(自民)は「国会の機能強化のためにも、不断の見直しを重ねることが我々に与えられた責務だ。与野党の垣根を越えて建設的な議論をお願いしたい」と述べた。小委は自民、衆院会派「中道」、日本維新の会、国民民主党の4党派で構成する。次回以降、各党派が議論すべきテーマを提示する。
国会改革を巡っては、2024年まで自民衆院議員だった小倉将信元こども政策担当相が所長を務めるシンクタンクが今年9月、首相の国会での委員会出席を原則不要とすることなどを柱とした提言を発表。野党側は反発を強めている。
自民の鷲尾英一郎氏は記者団に、首相の国会出席など国会審議のあり方も論点に含まれうるとの考えを示した。一方、中道の輿水恵一氏(公明党)は「首相、閣僚等の発言機会を少なくすることに断固反対という立場は変わっていない」と強調した。【大野航太郎、林由紀子、富美月】
