
皇室の護衛や皇居の警備などにあたる皇宮護衛官を育成する皇宮警察学校の卒業式が28日、皇居(東京都千代田区)にある武道場「済寧館」で開かれた。大卒者を対象にした短期課程を終えた36人が卒業し、代表者が平畠靖士学校長から卒業証書を受け取った。
卒業生は4月からの半年間、法学や武道のほか、詩吟や茶道なども学んだ。卒業生は皇居や赤坂御用地にある各護衛署に配属され、皇宮護衛官として新たなスタートを切った。
今年、創立140年を迎えた皇宮警察の直江利克本部長は「脈々と受け継がれる伝統を継承し、時代の潮流や情勢の変化に応じた変革もできるよう一層の自己研さんを重ねていただきたい」と訓示。総代の関口堅太さん(22)は「国民からの期待と信頼に応えるべく全力を尽くす覚悟です」と答辞を述べた。【柿崎誠】
