
米国のパデュー駐中国大使は27日、米FOXニュースのインタビューで、米政権が圧力を強めている国際刑事裁判所(ICC)に関して、中国側と協議していると明らかにした。詳細は明かさなかったが、「彼らも脅威を認識しており、我々とそれについて話し合っている」と語った。
ICCは2002年に設立された常設の国際刑事法廷で、オランダ・ハーグに本部がある。中国は米国やロシアと同様に非加盟だが、ICCは加盟国で発生した犯罪の管轄権を持つ。
ICCを巡っては、米政権は「米国の主権に対する脅威」だと主張。ルビオ米国務長官は「すべての手段を用いて解体する」と述べており、圧力を強化してきた。8月には赤根智子所長らを制裁対象に指定している。【ワシントン松井聡】
