
ウクライナ情勢を巡り、ロシアのプーチン大統領は8日、米国のトランプ大統領と電話協議した。露側の発表によると、ウィットコフ米特使とトランプ氏の娘婿クシュナー氏による最近のロシアとウクライナへの訪問の結果について、両首脳は肯定的に評価した。
ウシャコフ露大統領補佐官(外交担当)の説明では、プーチン氏は、ウクライナでの「特別軍事作戦」の現状や露側の目標達成の見通しなどを伝えた。トランプ氏は紛争の早期終結を望む意思を示し、実現すれば米露関係の新たな展望が開かれると述べたという。
また、欧州諸国で広がるロシア脅威論について、プーチン氏は「我々は欧州を攻撃する意図は全くない」と強調した。電話協議は約1時間続いた。ウシャコフ氏は、今後もこうした協議が継続されると述べた。
ウィットコフ氏らの訪問に合わせて、露・ウクライナ双方は相手の首都への攻撃を一時的に控えていた。だが、この約束が終わった8日未明、露軍はキーウへのミサイルと無人航空機(ドローン)による激しい空爆を再開し、ウクライナの地元当局によると5人が死亡した。ロイター通信が伝えた。
ロイターによると、露軍は今年の夏以降、ジェット推進式ドローンを大量に使うようになった。プロペラ式ドローンより迎撃が難しく、破壊力も大きいため、ウクライナ側の被害が拡大している模様だ。
