
クラーク記念国際高野球部の佐々木啓司監督(70)は2日、深川市の同校で勇退の記者会見を行った。春・夏の甲子園で通算10勝を挙げた佐々木監督は49年の指導者生活を振り返り、「素晴らしい野球生活を送らせてもらった。人からの思いを大切にしてきたのがこれまで続けられてきた原動力の一つ」と語った。
佐々木監督は1978年に母校・駒大岩見沢(2014年3月閉校)の監督に就任。監督や部長として春夏計12回の甲子園に出場した。初出場した83年センバツで8強入りし、93年センバツでは4強入り。持ち前の強打からつけられた「ヒグマ打線」の愛称を全国にとどろかせた。
クラーク記念国際では、14年からチームを指揮し、創部3年目の16年夏を皮切りに、春夏ともに2回ずつ甲子園に出場。23年夏にはクラークの甲子園初勝利を挙げ、甲子園で昭和、平成、令和の「3元号勝利」を達成した。
監督時代の思い出について、佐々木監督は「駒大岩見沢はやんちゃな子が多かったが、クラークで勝つための勉強をさせてくれたのが駒大岩見沢。岩見沢での経験がクラークで生きた」と述べた。
今後、佐々木監督は名誉監督となり、後任監督には現部長で次男の達也氏(42)が就任し、チームを指揮する。【三沢邦彦】
